【ソッカー(男子)】最終節、2失点敗戦で残留かけたプレーオフへ 第22節VS日体大

ソッカー男子

1部昇格を目指した今季。しかし最終節まで2部残留が決まらない苦しいシーズンとなった。勝って残留を決めたい最終節は日体大戦。試合は前半から押し込まれる展開となる。先制を許したが後半、波状攻撃で何度も相手ゴールを脅かす。しかしあと一歩ゴールを割れず。85分に追加点を許し敗れた。他会場で勝利した青学大にかわされ、「2部参入プレーオフ」圏内の9位に転落。2部残留をかけプレーオフに進むこととなった。

2022/11/12(土)11:00キックオフ @日体大健志台キャンパスサッカー場

 

【スコア】

慶應義塾大学0―2日本体育大学

 

◇慶大出場選手

GK 21 根津拓斗(政2・慶應)

DF 2 山口紘生(商2・國學院久我山)

DF 5 牧野晋作(経4・東京武蔵野シティFC U-18)

DF 3 川野太壱(政4・横浜FCユース)→40 大下峻太(商1・東京ヴェルディユース)

DF 7 山本献(商3・國學院久我山)

MF 10 齊藤滉(商4・FC町田ゼルビアユース)→14 田村祐二朗(環4・藤枝東)

MF 20 内藤豪(商4・駒大高)→38 菱川天風(総3・桐蔭学園)

MF 15 角田惠風(商1・横浜F・マリノスユース)

MF 29 茅野優希(政2・慶應)

FW 37 柳瀬文矢(法1・駒大高)→27熊澤維吹(文3・國學院久我山)

FW 30 立石宗悟(法1・桐蔭学園)→18 廣田尚(環4・暁星)

 

試合開始前の時点で2部残留圏内の8位に位置する慶大。勝てば2部残留、引き分け、負けの場合他会場の結果により「2部参入プレーオフ」圏内へ転落する大一番。有観客の日体大健志台会場には多くの観客、応援部員が詰めかけた。

応援する選手たち

何としても勝利したい一戦。序盤は五分五分の展開となる。FWの柳瀬文矢(法1・駒大高)が相手DFの裏へ抜け出すプレーを度々見せたが決定機とはならない。

攻め込む柳瀬

18分、日体大に一瞬の隙を突かれる。攻め込まれクロスを上げられると、見事なヘディングシュートが慶大ゴールに吸い込まれ先制を許した。

紅葉の季節

残留へ、まずは追いつきたい慶大。右サイドを中心に相手ゴールへ迫る。齊藤滉(商4・FC町田ゼルビアユース)が持ち味のスピードを生かしたドリブルで突破を試みるがゴールにはつながらず。25分には山本献(商3・國學院久我山)からのクロスに立石が反応したが、枠はとらえきれない。前半終了間際には再び日体大に攻め込まれたがここは山口紘生(商2・國學院久我山)の集中した守備もあり追加点は許さなかった。

クロスを上げる山本

競り合う山口

後半は慶大が開始から主導権を握る。1分にフリーキックのチャンスを得ると、山本のボールを牧野晋作(経4・東京武蔵野シティFC U-18)がヘディングで折り返すが、相手DFに阻まれる。3分にはボールを持った茅野優希(政2・慶應)がペナルティエリア内でフリーに。しかしここはシュートを打つことができない。

茅野がフリーもシュート打てず

その後も内藤豪(商4・駒大高)や途中出場の熊澤維吹(文3・國學院久我山)がミドルシュートを狙う。しかし枠をとらえきれず。もどかしい時間が続く。

悔しがる内藤

この日最大のチャンスは26分、ピッチに入ったばかりの主将・田村祐二朗(環4・藤枝東)のフリーキック。一度はDFにはじかれたがこぼれ球を角田惠風(商1・横浜F・マリノスユース)がミドルシュート。ゴール右隅を狙った見事なシュートは枠を捉えていたが相手GKがスーパーセーブ。ここもゴールは決まらない。

途中出場の田村主将

押し込む慶大。同点の機運が高まったが、またも一瞬の隙を突かれた。85分、前がかりになったところを突かれ一気に攻め込まれ、日体大が得点。結局0-2で試合を終えた。

相手DFの高い壁に阻まれた

他会場では青学大が勝利。この結果慶大は9位に転落し、2部、3部の一部チームで争う「2部参入プレーオフ」へ回ることに。リーグ戦は終わったが、2部残留をかけた戦いは続くこととなった。

(取材:愛宕 百華、松田 英人)

 

関東学生サッカーリーグ戦2部順位表はこちら→https://www.jufa-kanto.jp/league_data.php?keyno=6&ctg=2

次戦:12月3日15:00キックオフ「2部参入プレーオフ」対戦相手未定

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