2024年10月19日(土)
秋季関東大学男子2部バレーボールリーグ戦
第11戦 慶大×東京学芸大
得点 | ||
慶大 | セット | 東京学芸大 |
23 | 1 | 25 |
22 | 2 | 25 |
21 | 3 | 25 |
出場選手 | ||
ポジション | 背番号 | 名前(学部学年・出身校) |
OH | 12 | 内田克弥(環4・松江高専) |
MB | 8 | 芳賀祐介(環4・札幌北) |
S | 6 | 山口快人(経2・慶應) |
OH | 11 | 入来晃徳(環3・佐世保南) |
MB | 22 | 稲井正太郎(法1・慶應) |
OH | 1 | 渡邊大昭(商4・慶應) |
L | 4 | 今田匠海(政1・慶應) |
途中出場 |
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MB | 9 | 松山鼓太郎(商2・慶應) |
S | 15 | 久保田健介(商3・慶應湘南藤沢) |
第1セットは相手の強固な守りに苦しまされた。序盤から相手の好ディグとブロックでスパイクを拾われる場面が多く、良い流れを作り出せない。そんな中でも芳賀祐介(環4・札幌北)が速攻を決めて3―5とし、さらに渡邊大昭(商4・慶應)が相手ブロックを活かしたスパイクで4―6とするなど4年生の活躍で2点のビハインドにおさめる。それに応えた入来晃徳(環3・佐世保南)が難しいボールを鋭利なスパイクで決め、さらなる連続得点で7ー6とする。その後も稲井正太郎(法1・慶應)のスパイクが決まるなど果敢な攻撃をしかける慶大だったが、芳賀のスパイクがブロックに阻まれ9ー13と引き離されたタイミングでタイムアウトを挟む。セット後半も相手の守りは揺るがないが、2枚ブロックをものともしない入来のスパイクから連続得点をあげ18―16として相手はすかさずタイムアウト。直後に内田克弥(環4・松江高専)がブロックに成功、さらに相手の反則もあり18―18と追いつく。終盤も21―22と迫り、さらに22―24の場面では内田が片手ディグで紡いだボールを入来がブロックアウトをとるなどしたが、最後は入来のスパイクがブロックされて23―25で惜しくも第1セットを落とした。
第2セットは内田のしなやかなスパイクで先制すると、軟打も織り交ぜた多彩な攻撃を仕掛けていく。同点の展開が続くなか稲井のブロックアウトで4―3、さらに渡邊がブロック1枚で阻止し追加点を挙げてリードを作り出す。さらに芳賀の速攻が決まり11―8とするなどリードを維持する。16―15と迫られた場面では内田が冷静にブロックアウトをとり、さらに渡邊は3枚ブロックをものにしない強烈なスパイクを見せるなど優位な立場で試合は進んだ。このまま走りたい慶大だが、渡邊のスパイクがブロックにはまり同点に迫られ、両者軟打を含めた正確なコントロールのプレーで応戦し、相手が一歩上回り22―20で慶大のタイムアウトを挟む。その後も追い上げ叶わず23―25で第2セットを落とした。
負けられない第3セット、序盤は両者拮抗した試合展開となるも、内田のサービスエースを皮切りにして入来がスパイクを決めて5―3と一歩リードに成功する。渡邊もブロックアウトなどで得点につなげるが、その後7―9と逆転を許しタイムアウトを要求する。入来のスパイクが決まった矢先に芳賀が速攻を決めるなど強気のプレーが続き、さらに松山鼓太郎(商2・慶應)の好サーブで追加点をあげ14―14と再び同点に迫る。ここから相手のサービスエースで2点差をつけられるも、慶大は得意とするブロックで応戦する。相手が先に20点台に到達し、内田のスパイクで19点目を挙げるも22―19と離され、2回目のタイムアウト後も点差を縮められず21―25で惜敗した。
(記事:五関優太、撮影:長掛真依)
▼以下、コメント
星谷健太朗監督
――今日の試合を振り返っていかがですか
長きにわたってではありましたが、大きな怪我がなく、いい状態で最終試合を迎えることができて無事終えることができ、感謝の気持ちでいっぱいです。が、我々のパフォーマンスとしては悔いが残るシーンが多かったのでそこは自分たちの弱さ、そして残念(な点)でしたし受け止めて、まだ今年のチームで戦える場面もありますので、そこに向けてさらに成長していけたらと思います。
――相手の守りも固い中、 選手にも色々工夫が見られたかなという印象を受けましたが、監督から見て良かった点とまだ伸びしろがある点はどのような点ですか
こっちのブロックディフェンスが良かったので、その後のボールの処理が改善できれば、もっと高みを目指せるんじゃないか思います。
――選手に期待することは
自分達のできるベストを積み上げ続けインカレで集大成、そしてやりきったと言えるように、それぞれが努力しまた協力し合って気持ちを一つに最後までバレーボールを楽しんで、また楽しめるようにいい準備をしていきましょう。
渡邊大昭選手(商4・慶應)
――徐々に調子を上げていた中での敗戦となりましたが、振り返っていかがですか
内田克弥選手(環4・松江高専)
――最後のリーグ戦でしたが、どのような想いで臨まれましたか
稲井正太郎選手(法1・慶應)
――今日の試合を振り返っていかがですか
リーグ一番最後の試合で、もう入替戦とかには関係しないんですけど、最後4年生最後の試合ということで、誰よりも気合入れてプレーにしようしようかなと思って取り組みました。
――第2セット、松山選手と交代した際に田鹿アナや監督からどのような言葉を掛けられましたか
サーブのことですね。サーブをもっとインパクトして相手を崩していけよっていうアドバイスをいただきました。
――今日の試合の中で、ご自身としてはサーブ面はいかがでしたか
サーブ・ブロックとかディフェンス(守備)の部分ではだいぶ自分の全力を出し切れたかなと思うんですけど、 オフェンス(攻撃)面ではもうちょっとやれたことが多いんじゃないかなっていうのはちょっと悔しさが残ります。
秋季リーグの多くの試合に出場されて、チームの期待を背負っていると思いますが、秋季リーグを通して成長したことは
やっぱり結構自分が試合出ることが多くなってプレッシャーがやっぱりかかるわけで、そのプレッシャーにも負けないようなメンタルの強さであったりとか、4年生の心強さというのもより一層実感しました。
――最後に全日本インカレに向けて一言
4年生最後の試合となりますので、1年生の僕は全力でやり切るだけだと思うので、精一杯花を持たせられるように頑張ります。