6月30日~7月4日 侍ジャパン大学日本代表直前合宿 @バッティングパレス相石スタジアムひらつか(最終日:明治神宮野球場)
7月8日~13日に開催される「第45回日米大学野球選手権大会」に向け、侍ジャパン大学代表の直前合宿が神奈川県平塚市のバッティングパレス相石スタジアムひらつかおよび明治神宮野球場で行われた。大学日本代表監督として慶大・堀井哲也監督が指揮を執り、勝野淳主務(経4・慶應)もチームに帯同。最終日に明治神宮野球場で行われた囲み会見では、堀井監督が直前合宿の総括ならびに今大会への意気込みについて語った。
◆大学日本代表
背番号 | 守備位置 | 氏名 | 大学 | 高校 | 学年 | 投打 |
---|---|---|---|---|---|---|
11 | 投手 | 伊藤樹 | 早稲田大学 | 仙台育英 | 4 | 右右 |
14 | 山城京平 | 亜細亜大学 | 興南 | 4 | 左左 | |
15 | 斎藤汰直 | 亜細亜大学 | 武庫荘総合 | 4 | 右右 | |
16 | 中西聖輝 | 青山学院大学 | 智辯和歌山 | 4 | 右右 | |
18 | 島田舜也 | 東洋大学 | 木更津総合 | 4 | 右右 | |
19 | 櫻井頼之介 | 東北福祉大学 | 聖カタリナ学園 | 4 | 右右 | |
21 | 毛利海大 | 明治大学 | 福岡大大濠 | 4 | 左左 | |
12 | 佐藤幻瑛 | 仙台大学 | 柏木農業 | 3 | 右右 | |
17 | 鈴木泰成 | 青山学院大学 | 東海大菅生 | 3 | 右右 | |
22 | 有馬伽久 | 立命館大学 | 愛工大名電 | 3 | 左左 | |
2 | 捕手 | 小島大河 | 明治大学 | 東海大相模 | 4 | 右左 |
20 | 渡部海 | 青山学院大学 | 智辯和歌山 | 3 | 右右 | |
27 | 前嶋藍 | 亜細亜大学 | 横浜隼人 | 3 | 右右 | |
1 | 内野手 | 繫永晟 | 中央大学 | 大阪桐蔭 | 4 | 右右 |
3 | 立石正広 | 創価大学 | 高川学園 | 4 | 右右 | |
4 | 勝田成 | 近畿大学 | 関大北陽 | 4 | 右左 | |
5 | 小田康一郎 | 青山学院大学 | 中京 | 4 | 右左 | |
6 | 谷端将伍 | 日本大学 | 星稜 | 4 | 右右 | |
9 | 大塚瑠晏 | 東海大学 | 東海大相模 | 4 | 右左 | |
10 | 松下歩叶 | 法政大学 | 桐蔭学園 | 4 | 右右 | |
26 | 緒方漣 | 國學院大学 | 横浜 | 2 | 右右 | |
7 | 外野手 | 山形球道 | 立教大学 | 興南 | 4 | 右左 |
23 | 杉山諒 | 愛知学院大学 | 愛産大三河 | 4 | 左左 | |
24 | 平川蓮 | 仙台大学 | 札幌国際情報 | 4 | 右両 | |
25 | 秋山俊 | 中京大学 | 仙台育英 | 4 | 右左 | |
8 | 榊原七斗 | 明治大学 | 報徳学園 | 3 | 右左 |

創価大・立石正広(左)や早稲田大・伊藤樹(右)らと手を重ねる大学日本代表・堀井哲也監督
――直前合宿5日間終えた総括
先発ピッチャーやリリーフをどのような組み合わせで、また野手で言えばポジション、打順というところで「チームの骨格」を決めたかったんですけれども、大体形といいますか、イメージが湧いてきたのであと(本戦まで)3日間で最終的な詰めをしたいという風に思っています。その結果各々の役割が出てくると思うので、冒頭で選手にも「各々の役割を心がけてやってください」と伝えました。あとはコンディショニング。これは思ったより暑い日が続いたり、オープン戦3試合(7月2日・三菱重工East戦、7月3日・横浜DeNAベイスターズ二軍戦、7月4日・東京ヤクルトスワローズ二軍戦)とも結構気合の入った試合だったので、しっかりコンディショニングも整えなければならないとなと感じています。
――投打ともに仕上がりは
ピッチャーは3試合でまずまずの結果を残してくれたので、あとはどういう風に起用していくかというところだと思います。打撃の方も大体ポジション、打順も固まってきたので。ただ短期決戦ですから、好調不調の波があるかもしれないので、そこは毎日毎日観察しながら3日間で最終的には決定して、初戦を迎えたいと思います。
――「骨格」という点で打線では、会見に同席したリードオフマンの松下歩叶主将(法政大)、4番・立石正広(創価大)を3試合連続で打順を固定
2人ともチームで主力のバッターなんですけれども、基本的には各々のチームでの役割でというか、そのような気持ちでやってもらえればいいと思います。たまたま松下が1番で、立石が4番で来ていますが、出塁それから走者を送ってチャンスを広げる、還す。この3つしかないので、それぞれの場面でやってもらえればと思います。
――オープン戦3試合で投げた先発ピッチャー(伊藤樹(早稲田大)、中西聖輝(青山学院大)、有馬伽久(立命館大))が本戦でも先発を
そうですね、おそらく。ただ3人か4人でまわすのかというところもあるので、それは投げている先発ピッチャーの球数やあるいは相手打線とのいろんな組み合わせで考えていきたいと思います。一応4枚で考えているんですけど、3枚か4枚になるのかは、大会が始まってからという風に考えています。
――投げる順番も今後を含めて
そうです。それは明日以降ですね。
――最後に改めて今大会への意気込みを
2大会連続で優勝、今回「3連覇」というところで非常に皆さんの期待が大きいと思うので。ましてや日本開催ですから、もちろんそこ(優勝)を狙って、そこに向けて頑張るんですけれども、とにかく学生にとってはいい経験になるかと思いますので、全力を出せるような環境作りを最後までしたいと思います。
6年ぶりの日本開催となった第45回日米大学野球選手権大会は7月8日から北海道、新潟、東京で計5試合を戦う。7月8、9日:ES CON FIELD HOKKAIDO(北海道)、7月11、12日:HARD OFF ECOスタジアム新潟(新潟)、7月13日:明治神宮野球場(東京)。
(取材:工藤佑太、林佑真)