【バレーボール】ストレート勝ちで今季2勝目!学芸大戦

今季初のストレート勝ち!

今季初のストレート勝ち!

 

先週には待望の初勝利を収めた慶大。しかしここまで1勝3敗と苦戦を強いられている。第5戦目の相手は今季健闘が目立つ東京学芸大。堅い守備から流れを作り、見事ストレートで勝利した。

 

4月26日(土)春季関東大学男子1部バレーボールリーグ第5戦 慶大×学芸大@慶應義塾大学日吉記念館

 

得点

 

 

慶大

セット

学芸大

25

1

20

26

2

24

25

3

17

 

第1セット序盤、相手サーブに押され後手に回る展開であったが、主将・柳田(環4)を中心に攻撃を組み立てていき徐々に試合のテンポをつかんでいく。その後も柳田、野口(環4)にサービスエースが飛び出し優位に試合を進め、最後は柳田のパイプがコートに刺さり25-20でこのセットを取り幸先よく先制する。

 

流れを呼び込んだ佐藤

流れを呼び込んだ佐藤

 

 

第2セットは稲田(環4)のクイック、ブロックが連続して決まるなど4連続得点をとる理想的な立ち上がりを見せる。しかし次第に相手のサイド攻撃が盛り返していき、交互に得点を取り合う緊迫した試合展開となっていく。終盤の23-23の場面。柳田のパイプでセットポイントを取るが相手もクイックで食い下がり、デュースへ。ここで佐藤(環3)が相手のバックアタックをブロックし、流れを呼び込むビックプレーを見せる。最後は相手スパイクがアウトとなり26-24で接戦をものにした。

 

 

 

 

第3セットもいい流れをキープする。3-1の場面、丸谷が味方のブロックにかかったボールを好レシーブし、自ら得点すると会場はこの日最高潮の盛り上がりを見せる。このプレーを含め9連続得点を奪う怒涛の攻めで勢いは完全に慶大へ。その後も相手を寄せ付けず25-17で制し、ストレートで学芸大を下した。

 

好プレーを見せる丸谷

好プレーを見せる丸谷

 

 

この試合を振り返って「すごく満足」(宗雲監督)と言うように、この試合をストレートで勝ち切れたことは、自らのバレーに自信を与える結果であった。試合を通じて「安心してみていられた」(宗雲監督)、「球を落とさないで点に繋げられたことが一番大きな要因」(柳田)とのように安定したレセプションやつなぎが盤石の試合運びを支えていた。次戦も落とせない戦いとなるが、心強いホームの大声援を背に勝利へ邁進していく。

 

 

 

 

記事 岩井邦夫)

 

監督・選手コメント

宗雲監督

(今シーズン初のストレート勝ちでしたが、今日の試合を振り返って)合宿でやってきた内容がそのまま出たというか、こういうバレーを目指していたので、すごく満足しています。(3セット目は1点取られてから9連続得点となりましたが)佐藤凜太郎のサーブがすごく良かったので確か2セット目もあったと思いますけども、野口のサーブもあったし、久々に作戦通りに当たったというか、サーブを打った選手を褒めたいと思います。(試合を通してレセプションで大きく崩れることがほとんど見られなかったが)なかったですね。安心して見ていられました。相手のスパイクサーブが入らなかったというのにも助けられた部分はあるでしょう。それとやっぱり野瀬が頑張っているのと、佐藤凜太郎が最後まで我慢して、あまり打ちに行かないで、サーブレシーブをすごく返してくれていたので、それはいい要因だったと思います。(今シーズンから変わったミカサの公式球について何か対策はあるか)対策というか、本人たちがサーブレシーブをとことん練習していて、特に野瀬が練習しているので、私が昨日遊びでサーブレシーブをしましたけど、とんでもない変化をするので、選手はいままでよりも何度も何度も本数を重ねていると思います。(明日の駒澤戦に向けて)今日せっかく勝ったので、いい雰囲気を明日しっかり出してもらいたいのと、やっぱりホームだとお客さんも応援も多いし、それが力になるので、明日もとにかくいい試合をしてもらいたいと思います。

 

柳田将洋 主将

(今日の試合を振り返って)自分達のバレーをしたいとかももちろん思ったりしたんですけど、僕自身4年生ということで負けられないので4年生最後の年だぞっていう気持ちを全面に出して頑張りました。(ストレート勝ちでしたが勝因は)最終的に球を落とさないで点に繋げられたことが一番大きな要因だと思っていて、いくらはじいても最終的にコートの真ん中にもってきて打てる状況になる球が多かったなと思います。それを継続して点に繋げることが出来れば、もっと良いバレーが出来るのかなって思います。(学芸大の印象は)むこうの印象はとにかくブロックがかたくてそれで点を取ってくるチームだという印象が強かったので、そこをどうにか自分達のコンビで崩すことと、あとはサーブでむこうの攻撃を封じることが目的だったので、今日はそれが出来たのでそこも勝てた要因だと思ってます。(ホームでの試合でしたが)やっぱりそれも負けられないひとつの大きな要因で、そこはすごく自分達の大きなモチベーションにもなったし、それのお陰で勝てたっていうのもあります。(ご自身のプレーを振り返って)悪くはないとは思うんですけど良いかと言われたらそうでもなくて、やっぱり自分のプレーでもっと良いプレーが出来るところがたくさんあったなって思うので、そこを修正してもっともっと点に繋げられればなと思っています。(明日の駒澤戦にむけて)今日のことは一回忘れて、明日駒澤大学を相手に自分達のバレーが出来るようにしっかりと頑張ります。

 

丸谷将大

(今日の試合を振り返って)向こうのデータで相手の選手がどこに攻めるとかもともと調べていたので、それにうまくこちらが対応できてサーブもうまく狙ったところに決まったので、自分たちの思うような展開に持っていけたのが大きかったかなと思います。(学芸大の印象は)1番がキャッチをよくやってくるのと5番の選手が高いので、そこを気をつけようと考えてました。(今日のご自身のプレーは)そんなにいいかと言われると良くはなかったと思うんですけど、やはり大事な場面で決められないところがあるんで、大事なところで任される選手にならなきゃいけないのかなと思います。(明日の駒澤戦に向けて)どの試合も負けれないと思うので、しっかり対策も立てているのでそれにうまくはめれるようにできればいいと思います。

 

稲田聡典

(今日の試合を振り返って)先週まではあまり雰囲気が良くなくて、それで負けてしまったところもあったので、今日はうまく勝てたので、その点は良かったと思います。(勝因は)先週の試合が終わってから、柳田を中心に練習から雰囲気を良くしようと意識していて、それに引っ張られてみんなもチーム全員で雰囲気を作れるような練習をできていたので、その影響が今日に生きたのだと思います。(自身のプレーについて)まだまだ足りない部分も感じていますが、徐々に調子は上がってきていると思います。(ホームでの試合だったが、声援は)試合中になると試合に完全に集中してしまうのですが、観客の方々も近くて、応援してくださる方がとても大勢来てくださっているのは感じたので、その点はとても心強かったです。(次戦の駒大戦に向けて)明日もストレートでしっかり勝てれば良いと思うので、それを目標に雰囲気を大事にしながらやっていきたいと思います。

 

出場選手

サイド

柳田将洋(環4・東洋高)

セッター

野口剛志郎(環4・東福岡高)

センター

上田悠貴(総3・生野高)

サイド

佐藤凜太郎(環3・東北高)

サイド

丸谷将大(環4・東筑高)

センター

稲田聡典(環4・日向学院高)

リベロ

野瀬将平(環3・東福岡高)

途中出場

吉田純(環3・東亜学園高)

 

池田裕哉(環2・北嵯峨高)

 

上野素希(文2・甲陽学院高)

 

第6戦は4月27日、日吉記念館にて第一試合、相手は駒澤大学との戦いになります。当日はTwitterでの速報に加え、ケイスポのWeb上に記事を公開いたしますのでご期待ください!

コメント

タイトルとURLをコピーしました