【アイスホッケー】 リーグ最終戦は大勝!5位で今季を終える vs日大戦

とうとう迎えた今季最終戦。慶大は目標であったリーグ4位内は惜しくも逃してしまったが、1つでも上の順位で今季を終えるため、この試合に懸ける思いは強かった。第1ピリオドから果敢に攻め、慶大は8得点で勝利を収め、今季を締めくくった。

平成29年度 関東大学アイスホッケーリーグ戦 Division 第14

20171126日(日)1000F.O. @DyDoドリンコアイスアリーナ

慶應義塾大学85日本大学

 

 Period

1

2

3

Score

慶大

4(20)

3(18)

1(6)

8(44)

日大

1(7)

2(13)

2(12)

5(32)

()内はシュート数

第1ピリオドから慶大は流れを掴む。開始早々、十文字開紀(商2・八戸高)と阪本航大(環4・苫小牧東高)がゴールを決め、早くも2得点。試合の主導権を早々に握った。その後キルプレーによる失点をしてしまうも、主将の安藤直哉(政4・慶應義塾高)と滝智弥(政3・慶應義塾高)が決め、4-1で第1ピリオドを終える。慶大の第1ピリオドのシュート数は20本と、序盤から果敢に攻めていく。

 

第2ピリオドも慶大は手を緩めない。1分半にパワープレーとなり、数的有利に。チャンスを活かし、パックを前進させ、史習成リック(総3・駒大苫小牧高)がきっちり決め5点目を挙げる。4分には永田雅宗(総3・日光明峰高)もゴールを決める。その後、日大に2点を返されてしまうが、17分には安藤が日大のパスをカットして駆け上がり、ゴール前いた永田にパスをつなげた。パックはゴールに突き刺さり7点目となった。点差を4に広げ、最終ピリオドに向かう。

 

第3ピリオドは最終節ということもあり、なかなか出場機会に恵まれなかった選手たちが多く氷上で奮闘した。9分に史が8点目を挙げたが、その後は耐える時間が続いてしまう。2度迎えたパワープレーが活かせず、また日大には試合終盤に2点を決められてしまう。試合終了間際にはゴール前までパスをつなげるが、ゴールまでは結びつけず、パックはリンクを往来した。試合はそのまま終了し、慶大の最終節は8得点で幕を閉じた。

 

今季は入れ替え戦回避となっているため、あとは順位決定を待つのみだった。試合後に行われた日体大と法大の試合で日体大が勝利を収め、法大は6位となった。この結果慶大は5位となり、今季の最終順位が決定した。目標であった「4位」にあと一歩及ばない結果となったが、選手たちの成長が輝かしいシーズンだった。しかし、まだインカレ、そして4年生の引退試合となる早慶定期戦が控えている。勢いこのまま、有終の美を飾ってほしい。

 

(記事 椙本彩愛)

 

安藤直哉主将(政4・慶應義塾高)

(今日の試合を振り返って)最初から結構運動量多く出来て、点差ついて、スコア多く出来て、全員試合に出せたっていうのは、すごく収穫の多い試合です。(苦手とする立ち上がりで、4得点をあげることができましたが)日体戦とか法政戦とかすごい立ち上がりが悪くて、その反省点も踏まえて、順位より内容を重視した試合にしようというので、最初の立ち上がりというのは1つの課題だったので、みんな意識していたかなと思います。(逆に得意とする第3ピリオドでは1得点にとどまりました)普段出ていない選手を多く出したりとか、そういった部分もあったので、一概に悪かったかどうかはわからないんですけど、もうちょっと精度を高くすれば、スコア出来る場面もあったので、そういうところは修正していきたいなと思います。(リーグ最終節でしたが、今季を振り返るといかがでしたか)2年連続リーグ戦最下位で、入替戦行かないっていうのが1つの最低目標だったので、そこをクリアできたっていうのは大きかったことですけど、やっぱり目標というのは(リーグ)4位だったので。早稲田戦、東洋戦、あとこの前の日体戦というのはすごい惜しい試合だったんですけど、悔しさが残ります。東洋はインカレ、早稲田は早慶戦で当たる機会があるので、必ずその悔しさを晴らせるようにしたいなと思います。(インカレと早慶戦に向けて意気込みを)インカレは前回ベスト8にいったので、去年を超えるために東洋に勝たないとベスト4に入れないので、まず東洋をターゲットにしてしっかりもう1回コンディション上げて、インカレに挑みたいと思いますし、早慶戦は本当に慶應はもう数十年勝っていないので、とにかく最後いい形で終われるように、インカレが終わってからしっかり良い準備をしたいと思います。

 

 

※不手際により、掲載が大変遅くなってしまったことをお詫び申しあげます。

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