【野球】中盤に頼みの投手陣が崩壊し、優勝への望み消える 明大③

2022年度 野球

5月17日(火)東京六大学野球春季リーグ戦 明大3回戦 @明治神宮野球場

山本は2戦ぶりの安打を放ち、高打率を保つ

2回戦で屈辱の完封負けを喫し、この試合に敗れると3連覇の夢が絶たれる慶大。初回から流れを作りたい打線だったが、1死一、二塁の好機で得点できない。その裏、慶大先発・増居翔太(総4・彦根東)は明大4番・上田希由翔(国日3・愛産大三河)に適時打を浴び先制を許すと、3回にもバッテリーミスと2本の適時打を浴び、この回で降板する。だが後続の投手たちも明大打線の勢いを止めることができず、終わってみれば16被安打12失点と投手陣が総崩れした。終盤に打線が粘りを見せるも反撃及ばず、3連覇への挑戦権を失った。

 
慶大
明大12

慶大バッテリー:●増居、森下、中村公、浮橋、橋本達-善波、宮崎

明大バッテリー:○蒔田、髙山、村田-蓑尾

 

慶大本塁打:萩尾3号ソロ(4回)

明大本塁打:

 

◆慶大出場選手

打順守備位置名前(学部学年・出身校)
[9]山本晃大(総4・浦和学院)
[6] 朝日晴人(環4・彦根東)
[4]廣瀬隆太(商3・慶應)
[8]萩尾匡也(環4・文徳)
[5]下山悠介(商4・慶應)
[3]古川智也(環4・広島新庄)
[7]栗林泰三(環3・桐蔭学園)
森下祐樹(総3・米子東)
中村公祐(商4・市川)
H7青木大周(政4・慶應志木)
[2]善波力(商3・慶應)
文元洸成(環4・智辯和歌山)
宮崎恭輔(環3・國學院久我山)
[1]増居翔太(総4・彦根東)
斎藤來音(環3・静岡)
浮橋幸太(総2・富岡西)
北村謙介(総4・東筑)
橋本達弥(環3・長田)

一昨日は明大投手陣の前に5安打完封負けを喫し、3位に転落してしまった慶大。優勝争いは慶大、明大、立大の3校に絞られたが、この試合に敗れると優勝の可能性が完全に消滅するだけに、崖っぷちの慶大は何としても勝ち点が欲しいところだ。初回から打線は1回戦で攻略した明大先発・蒔田稔(商3・九州学院)を攻め立てる。この日2番に戻った朝日晴人(環4・彦根東)の中前安打と四球で1死一、二塁とするが、4番・萩尾匡也(環4・文徳)、5番・下山悠介(商4・慶應)が凡退し得点できない。

慶大先発・増居は初回、2死から打率リーグトップの宗山塁(商2・広陵)に出塁を許すと、続く4番・上田に適時二塁打を浴び先制を許す。3回には1死一、三塁から増居の暴投と2番・長南佳洋(文4・八戸学院光星)の適時三塁打、さらに4番・上田の適時打で一挙3点を失い、わずか3回で降板する。

今季3号を放った山本

だが2番手でマウンドに上がった森下祐樹(環3・米子東)は4回に内野安打で失点すると、5回にも1死一、二塁から4番・上田にこの日3本目となる適時二塁打を浴び、マウンドを3番手・中村公祐(商4・市川)に譲った。しかし下山の送球失策やパスボールなど守備にも見放され、さらに失点を重ねた。打線も4回先頭の萩尾が一発を放つも、5回を終えて1ー10と大量リードを許す。

このまま大敗を喫すると思われたが、終盤慶大は意地を見せる。代打・青木大周(政4・慶應志木)、文元洸成(環4・智辯和歌山)の連打と四球で2死満塁とすると、2番・朝日が押し出し四球を選び、続く廣瀬隆太(商3・慶應)のフェンス直撃の適時打で3点を返す。勢いづいた慶大打線は8回にも、1死満塁から内野ゴロの間に得点すると、さらに1番・山本晃大(総4・浦和学院)の適時打で3点差まで詰め寄り、一気に勝負は分からなくなった。

廣瀬の一打で終盤の流れを変えた

ベンチは逆転を信じ、8回裏に5番手で守護神・橋本達弥(環4・長田)を送り込む。しかし先頭の1番・明新大地(政経4・明大中野)に安打を浴びると、2死満塁から6番・蓑尾海斗(文4・日南学園)に2点適時打を許し、点差を広げられる結果となった。9回表、明大は2回戦で7回無失点の村田賢一(商3・春日部共栄)が登板し、慶大は2安打を浴びせるも万事休す。第6週にして慶大は3連覇の夢を絶たれた。

朝日は2安打を放ち、打率4割台をキープした

慶大は今季ここまで粘ってきた投手陣が総崩れし、明大打線に大量得点を許す形となってしまった。打線も中盤までは明大先発・蒔田を打ち崩せず、終始苦しい試合展開となった。優勝は逃したが、慶大にはまだ「早慶戦勝利」という使命が残っている。早大は現在5位に沈んでいるものの、決して楽に勝てる相手ではなく、接戦が予想される。ただこの日の終盤の反撃は、慶大の象徴とも言えるものであり、厳しい試合展開になった時こそ、底力を発揮して勝利に繋げてもらいたい。

(記事:宮崎秀太、写真:佐藤光、畠山里菜子)

◆選手コメント

山本晃大選手(総4・浦和学院)

仲間のサポートや思い、応援してくださる方の期待に応えることが出来ず本当に悔しいです。
チームとして、早稲田に勝つという目標はまだ残っているので早慶戦に向け、良い準備をしていきます。ご声援ありがとうございました。

文元洸成副将(環4・智辯和歌山)

最後まで勝てると信じて戦いましたが、相手の方が1枚上手でした。
春のリーグ戦はまだ終わっていないので、慶早戦で勝利出来るよう明日からまた頑張ります。
引き継ぎ応援宜しくお願いします。

 

◆打撃成績

   
[9]山本空三振遊飛遊ゴロ四球右安②
[6] 朝日中安左安遊ゴロ四球①二ゴロ
[4]廣瀬四球遊飛遊飛左安②遊安
[8]萩尾見三振左本①左安空三振遊併
[5]下山二ゴロ二ゴロ見三振右2右安
[3]古川三安右飛右飛中安二ゴロ
[7]栗林二併二ゴロ
森下
中村公
H7青木左安二飛
[2]善波空三振二ゴロ
文元右2
宮崎四球
[1]増居遊ゴロ
齋藤來遊ゴロ三邪飛
浮橋
北村一ゴロ
橋本達

◆投手成績

 投球回数打者数球数安打三振四死球失点自責
増居3134760044
森下1 1/393240142
中村公1 2/3113331221
浮橋131212000
橋本達171621222

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