【テニス】勢いに乗る慶大女子、山学にストレート勝利で4戦4勝!/関東大学テニスリーグ女子第4戦 vs山学大

庭球女子

2022年関東大学テニスリーグ 第4戦

9月7日(水) @慶大蝮谷テニスコート

 

〇慶大7―0山学大●

(複2-0、単5-0)

<ダブルス>

永田杏里(総4・南山)・佐藤南帆(環4・日出)

2{6-1、6-1}0

狐塚理子・本田恵琉

 

積極的なプレーで快勝した永田・佐藤ペア

隙も見せないプレーでストレート勝利を飾った。第一セットから永田・佐藤が共に前に上がる積極的なプレースタイルをみせる。相手が放ったスマッシュもとり続け、相手に1ゲームしか渡さない。つづく第二セットでも相手のスマッシュを拾い続ける。ストロークのミスが目立った4ゲーム目は相手にキープを許したものの、2人のサービスエース・スマッシュもあり前のセット同様に6―1として快勝した。

 

大川美佐(環3・法政第二)・堤華蓮(環3・四日市商業)

2{6-1、6-3}0

千原菜歩・長谷川優衣

 

息の合ったプレーを見せた大川・堤ペア

大川・堤の積極的なプレーが功を奏した。第一セット、1ゲーム目こそ相手にキープされたもののその後のゲームは連取、最終7ゲーム目は大川が力強いストロークを相手コートに打ちこんで2人が前に攻め上がりボレーで決める、といった攻勢で相手を圧倒した。第二セット、2・3ゲーム目を連取され1―2となる。ここで流れを取り戻したい4ゲーム目、大川がボレーで攻める積極的なプレーを再びみせてブレーク、つづく5ゲーム目は堤がスマッシュで魅せた。この勢いで順調にゲームを重ね、見事勝利した。

 

<シングルス>

佐藤南帆

2{6-0、6-1}0

千原菜歩

勝利後、笑顔を見せる佐藤

サーブ・ストロークともに抜群の安定感を放った。第一セット、1ゲーム目からフォア・バックがきれいに決まり上々の立ち上がりをみせる。その後もミスを最小限に抑えたプレーで相手のネットミスを誘い、1ゲームも与えることなくこのセットを終える。つづく第二セットも鉄壁のプレーで相手の攻撃を封じこめ、見事勝利した。

 

永田杏里

2{6-2、6-0}0

狐塚理子

シングルスでも安定したプレーを見せた永田

ダブルスに続き、永田はシングルスでも躍動を見せた。序盤からストロークの激しい打ち合いが続く中で、互いのサービスゲームをブレークする展開となる。永田は第一セットで4度のブレークに成功し、6―2で先取する。第二セットでは強烈なストロークに加え、効果的にドロップショット、ロブショットを取り入れることで上下左右に相手を揺さぶり翻弄した。盤石な強さでゲームを獲得していった永田は、相手に1ゲームも与えることなくこのセットをものにし、白星をあげた。

 

堤華蓮

2{6-4、6-2}0

木塚有映

ラリーを制し、ガッツポーズを見せる堤

試合中に修正を重ね、勝利につなげた。第一セット、中盤で両者がキープし合う展開をみせるなど試合は拮抗(きっこう)したが、堤が一歩リードして6―4でこのセットを終える。第二セットもお互いのキープから始まり、つづく3ゲーム目、堤は応援の「大きく振っていこう」という声に応えるように力強いバックストロークをみせる。ライン際どいところに打たれて判定にいら立ちをみせる場面もあったが、セット終盤ではそうしたボールにも食らいつき、ストレートで勝利を飾った。

 

今田穂(環4・啓明学院)

2{6-0、6-1}0

渡辺寧々

終始相手に付け入る隙を見せない試合を展開した今田

1ゲーム目からブレークに成功すると、勢いそのまま相手にゲームを与えることなく、6―0で第一セットをものにした。第二セット2ゲーム目ではこの試合初めてブレークを許したものの、流れを渡さずにその後もゲームを次々と獲得していく。長いラリーが続く場面でも、バックスライスを巧みに織り交ぜ、ミスショットをすることなく展開し、ポイントを重ねていった。常にゲームを優位進めていった今田は、このセットを6―1でものにし、快勝を収めた。

 

西飛奈(環1・白鵬女子)

2{3-6、6-2、6-0}1

中川原凜

勝利後、笑顔の西

第一セットから力強いラリー戦となった。西が粘りのプレーで相手のミスを引き出して1ゲーム目を先取すると、反対に2ゲーム目は相手がミスを引き出す。デュースまでもつれこんだ2ゲーム目を惜しくもブレークされると、つづく3ゲーム目も落とす。なんとしても取りたい4ゲーム目、西のストロークにはより力が入り、その結果キープに成功する。2-2と並び、その後も試合は拮抗(きっこう)したが、中盤で積極的なプレーを織り交ぜてきた相手に押され、西は緩急をつけて対応したが惜しくも第一セットを落とす。第二セット、ここから西が主導権を握り続ける。攻撃的なプレーで冒頭2ゲームを連取し、その後逆に2ゲーム奪われてしまうも、6―2でこのセットを制す。西の勢いは止まらず、第三セットでも1ゲーム目から強烈なサーブ・ストロークを展開し、最終セットは1ゲームも譲らず試合を制した。

 

(取材:五関優太、鈴木宗太郎、堀川洸)

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