【バスケ(女子)】徐々にリズムを掴むも、高精度な相手シュートを抑えきれず…/第40回東京六大学女子バスケットボール対抗戦vs明大

バスケ女子

3部5位で幕を閉じたリーグ戦。惜しくも入れ替え戦出場とはならなかったものの、慶大女子バスケットボール部が着実に力をつけていることを証明した。そして休む間もなく始まった東京六大学女子バスケットボール対抗戦。法大に勝利し、現在1勝2敗の慶大はさらなる勝利を手にすべく明大との1戦に臨んだ。

2022/11/19(土)@立教大学 新座キャンパス

第40回東京六大学女子バスケットボール対抗戦vs明大

 

1Q

2Q

3Q

4Q

合計

慶大

15

12

20

18

65

明大

30

21

27

18

96

◆慶大スターティングメンバー◆

#4 林えみり(理4・慶應女子)

#6 井手友美(理4・慶應NY)

#10 阿部七奈子(商3・三田)

#11 野本美佳子(総3・東京成徳)

#14 石倉史菜(文2・国立)

第1Q、コートを広く使ったパス回しに翻弄され連続得点を許すが、野本の3ポイント、石倉のミドルショットで慶大もすぐさま得点。しかしターンオーバーにより流れを相手に渡してしまう。河村さくら(文1・松陽)や石倉が積極的にドライブを仕掛け得点するも、流れを引き戻すことができず15−30でこのQを終えた。

巻き返しを図る第2Q、速いパス回しからフリーの人をつくり得点の機会を狙うもゴールに嫌われ、序盤は思うように点数が伸びない。苦しい時間が続く中、河村が積極的にドライブで攻め込みバスケットカウントをもぎ取る。さらに野本の3ポイントや阿部がゴール下で得点し食らいつく。ディフェンスでは林や松下が好守を見せるも、明大の正確無比なシュートを止めることができず27−51で試合を折り返した。

第3Q開始直後はお互いに点の取り合いとなる。慶大はリバウンドをつなぎ野本の3ポイントがリングを捉えるとベンチも大盛り上がり。このシュートで勢いに乗ったように思えたが、ギアを上げた明大に再び高確率でシュートを決められてしまう。野本や河村を中心に得点し、このQ終了間際には阿部が3ポイントを沈めるが点差を広げ31点ビハインドで最終Qへ。

最終第4Q、林のゴール下での得点に続き、井手のアシストから野本が3ポイントを決めリズムを掴んだ慶大。ディフェンスでも好守が増え、相手のシュートチャンスを減らすことに成功し失点を防ぐ。パスを回しながらじっくりと攻めミドルショットやゴール下から得点を重ねていく。しかし終盤に連続失点をしてしまった慶大は、結果65−96で敗れた。

 

序盤から相手の高精度なシュートで失点を重ねてしまった慶大。Qを追うごとにリズムを掴んでいったものの最後まで点差を縮めることができなかった。それでも翌日に控えた今シーズン最後の試合に向けて尻上がりに調子を上げていけたことは良かった点である。泣いても笑っても4年生にとっては最後となる明日の一戦。悔いの残らぬように戦いきってほしい。

 

(取材:船田萌恵)

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