【早慶戦前 9部門横断対談③】この選手に注目! バレー×競泳×ソッカー

バレー企画

6月17日のスケート部ホッケー部門の早慶戦にはじまり、7月7日の早慶クラシコまで華の早慶戦が毎週行われる。早慶戦を控えた5部活9部門の選手たちに今の思いをインタビュー!かつてない規模での横断対談をお届けする。

第3弾は注目選手対談。バレーボール部男子の松本喜輝選手(環4・九州産業)、水泳部競泳部門の奥山丈太郎選手(法4・慶應志木)、ソッカー部男子の塩貝亮太選手(商4・暁星)の3人に対談していただいた。

 

♢早慶戦日程♢

6月17日(土) 第68回早慶アイスホッケー春季早慶定期戦 @KOSÉ新横浜スケートセンター

6月24日(土) 第81回早慶バスケットボール定期戦 @代々木第二体育館

7月1日(土) 第87回早慶バレーボール定期戦 @慶大日吉記念館

7月2日(日) 第95回早慶対抗水上競技大会 @東京アクアティクスセンター

7月7日(金) 2023早慶クラシコpresented byアミノバイタル®第74回早慶サッカー定期戦・第22回早慶女子サッカー定期戦 @味の素フィールド西が丘

 

 

自己紹介

――みなさんこれまでに面識はありますか

塩貝:いや、僕はないです。

奥山:ないですね。

松本:そうですね、自分もないですね。

 

――では、自己紹介をお願いいたします

松本:体育会バレーボール部の松本喜輝といいます。環境情報学部の4年生で、ポジションはOP(オポジット)っていうところとMB(ミドルブロッカー)というところ2つを兼任するという形になっています。

全員:お願いします。

塩貝:体育会ソッカー部の塩貝亮太と申します。今4年で、副将をやらせてもらっています。ポジションは、サイドの右と左両方やっているという感じです。今日はよろしくお願いします。

全員:お願いします。

奥山:体育会水泳部競泳部門の主将で、法律学部法律学科4年の奥山丈太郎と申します。専門種目は50m自由形という1番短いスプリント種目をやっています。あと内部の(慶應)志木高出身です。よろしくお願いします。

全員:お願いします。

 

――他の2部活はどんな印象ですか?

奥山:印象?

塩貝:ないわ、全然わかんない(笑)

 

――活動場所も、それぞれ全然違いますもんね

塩貝:バレー部ってどこで練習しているんですか?

松本:自分たちは日吉の記念館です。

塩貝:水泳部は? 

奥山:僕たちは協生館です。陸上競技場の横の。

塩貝:あ、あのプール。

奥山:そうそう。

塩貝:そうなんですね。

 

――交流がないからあまり印象はないですかね

塩貝:すいません(笑)はい。

 

――いえいえ、ありがとうございます。

 

競技について

――では、せっかくなのでそれぞれの競技の魅力を教えてください

松本:バレーボールの魅力は、やはりチーム競技であるっていうところが大きないかなと思いまして、バレーボールの特性上ボールを地面に落としてはいけないのと、前に触った人がもう一度連続では触れないということで、結構チーム同士のコミュニケーションを取らないといけないということで、日頃から密なコミュニケーションを取っているので、そういうチームワークはバレーボールの強みなのかなと思います。

塩貝:サッカーの魅力は、90分と試合時間が結構長く、そんなに点数が動かないところは、つまらない人から見たらつまらないかもしれないけど、僕は結構そこが面白いと思っています。バレーとか野球みたいに1点取って1回投げて終わるのではなく、点が入るまではプレーが切れないんですけど、20分前のプレーで流れが変わってそこから得点が生まれるとか、そういう90分の中ですごいストーリーがあります。だから1点で勝っているとか、その僅差の勝負ができるっていうのは、すごいサッカーの魅力なんじゃないかなと思います。

奥山:競泳団体の魅力としては、10人いれば10人分の泳ぎ方があって何が1番最適な泳ぎなのかわからないところだと思っています。あの泳ぎ方で1番を取った人がいるから自分がその泳ぎ方を真似してみようと思っても、意外とハマらなかったり、自分に合った最も良い泳ぎっていうのを追求するところかなと思います。あと水泳部としての魅力としては、個人競技をあえてチームでやるっていうところで、今塩貝くんが言っていたようなチーム戦とか、早慶戦はチーム戦で僕らもやるので、数レース前の誰かのレースが後々のチームメイトの誰かのレースに影響したりすることが個人競技だけどあることが、魅力だと思います。

 

――ご自身の武器について

松本:自分はOPっていうポジションを専門にしていて、簡単にいうと得点を取るっていうポジションなので、サーブだったりスパイクだったりの攻撃力が自分の魅力かなと思います。

塩貝:僕の1番の武器はスピードと体の強さかなと思います。その2つを生かした、サイドでのドリブル突破を注目していただけたらうれしいです。

奥山:僕は50mスプリント種目なので、スプリント力とフィジカル。ウエイトトレーニングとかやっているんですけど、部の中でも1番上げられる方なので、フィジカル面、筋力というところが強みかなと思います。

 

――やりがいを感じる瞬間や好きな瞬間は

松本:やっぱり、こうやってスポーツをしている以上、勝つ瞬間っていうのはもちろんうれしいですが、チームが一つになっているなという瞬間が試合で多くあって、やっぱりバレーボールはさっき言ったようにラリーをつないでいくスポーツなので、1本目の人だけが上手くても意味がないし、2本目の人だけが上手くても意味ないし、3本目の人だけでも意味ないです。そういった中で全員の動きがかみ合った瞬間というのが、自分の中でバレーボールをする楽しみなのかなと思います。

塩貝:やっぱり、チームが勝ったりしたらもちろんうれしいですし、自分自身は結構、例えば自分がドリブル突破したり点を入れたりして、自分の努力が相手よりも勝った瞬間というか、「俺こんだけ努力して良かった」と感じられる時は、すごいやりがいを感じられるし、その瞬間のために日々きつい練習をこなしているという感じです。

奥山:個人としては、ベスト記録更新や主要大会の標準記録を突破した時がやっぱりうれしいかなと思います。チームとしては、誰かの泳ぎ、誰かの応援とかが自分の力になっているなと感じた時や、逆に自分のアドバイスや応援、「自分のレースがあいつのレースにつながった」と思った時もまたうれしいかなと思います。

 

――ターニングポイントになった出来事は

松本:自分たちバレーボール部は、自分が1年、2年の頃は2部リーグに所属していて、2年生の秋リーグで1部リーグに上がって、3年生の春から1部リーグで戦っています(2022年秋は2部リーグ)。バレーボールの関東1部リーグは本当にもう大学最高峰レベルで、特に全国大会行ったらベスト4全員関東の1部リーグが入ってくるくらいレベルが高いところです。そういったところで(3年の)春リーグでプレーをして、自分自身、最多得点賞を受賞することができたことが、自分自身の自信につながったとともに、そういった強豪相手に自分がどのようにしたら点を取れるかを研究したことが、ターニングポイントかなと思います。

塩貝:昨年の夏の合宿で、ポジションがもともと中央のFWのタイプだったんですけど、そこからサイドに移って、そこが結構ターニングポイントだと思っています。コンバートしてもらえたコーチ陣や監督にはすごく感謝していますし、自分の強さ、強みっていうのを最大限生かせるようになりました。ここまでそんなに松本さんほどすごい記録とかは全然打ち立ててないんですけど(笑)。

松本:あ、全然(笑)

塩貝:そこそこの活躍はできるようになったのかなとは思います。

強みを最大限生かす

奥山:ターニングポイントは大学2年の早慶戦かなと思っています。大学2年の夏の早慶戦まで高校2年から、ベスト記録を1回も出せずにくすぶっていた時期が2年半くらいありましたが、いろいろ試行錯誤をして、細かいことを言うとキリがないですが、いろいろ試したものが早慶戦のところでハマりました。自己記録が2年半ぶりに出せて、部内の歴代記録にもなりましたが、それによって何が自分にとって良いのか、取捨選択の仕方や、結果につなげるまでの一貫した何かをつかめたかなと思っています。それ以降は毎年今のところ記録を伸ばし続けられているので、そこがターニングポイントかなと思います。

 

――ここまでどんな3年半でしたか

松本:中でも大変だったことといえば、全員共通だと思うんですけど、コロナウイルスの影響で試合や練習ができない時期が続いていました。自分が2年生の時の秋リーグで結局1部リーグに上がれたんですけど、もともとチームが始まった当初から1部リーグを目標にしていて春頑張ろうという形で始まりました。しかし、そこで春リーグの中止を言い渡されて、そうした目標が急に無くなってしまって、自分のモチベーションの低下につながってしまったというのが1番自分の中では苦しいタイミングだったかなと思います。

塩貝:僕たちソッカー部は2年連続で降格して、苦しい時間が多いです。結構練習も頑張ったし、夏合宿とか相当きつい練習こなしたと思うんですけど、「ここまで努力して結果出ないかー」というのは結構辛かったし、今年は一応昇格目指して頑張っているんですけど、なかなか上手くいかないシーズン続いているので、チーム全体で苦しんでもがいています。

奥山:個人競技をチームでやっているがゆえの、常にいろんな感情がチーム内に混在しているところが、苦しいというか難しいところだったと未だに思っています。どうしても個人競技なので自分の結果が良いなと思っていても、一方で結果が良くない部員が部内に同じ時期にいることや、その逆もまたしかりです。チームはいい感じだけど自分だけ全然伸びない、それこそ大学2年までの僕とかは、チームはいい感じだけど僕だけ結果を出せてないみたいな状況がありました。今は最上級生になってそういった中で全員をまとめていかないといけないので、一人一人のケアだったり競技的側面に対するアドバイスだったりとかが難しいなと思っています。

 

――これまで他の競技の経験はありますか

奥山:僕は野球をやっていました。小学生くらいまで。

塩貝:僕は、ちっちゃい頃ですけど、モータースポーツやっていました。運転みたいな。

松本:自分は本当に小学生の頃からずっとバレーボールばっかりですね。

 

――みなさんお互いの競技は経験されたことがないとのことですが、他の部活のお話を聞いてみていかがでしたか

奥山:僕が多分大きく違うので、個人競技で、2人ともチーム競技ってところで、やっぱりうらやましいなと、話を聞いていて面白そうだなって感じます。早慶戦でチームでやっていけるっていうのは、根底にうらやましいなというのがありますね。僕らは個人でやる感じなので、水泳部には水球部門がありますが、そっちは(バレーやサッカーに)似たような感じです。ただ競泳だとどうしても、僕は個人的に早稲田の誰々を意識してレースしますけど、それが部員の人数分あって、バラバラなんですよ。それはそれで楽しいですけど、チーム競技もやってみたいなというのは思いました。

塩貝:競泳の早慶戦って、例えば奥山さん50mの自由形じゃないですか。奥山さんと早稲田の50m自由形の人、2人で「よーいどん」で終わりなんですか?

奥山:いや、何人かいて、1位、2位、3位くらいまでで点数がつくんですよ。

塩貝:あーなるほどなるほど。

奥山:それでその総得点で、一応、慶應と早稲田の点数を争うんですけど、ちょっと違うじゃないですか。

塩貝:そうですね。

奥山:ゲーム自体は個人で、種目も個人でみたいな感じです。

塩貝:なるほど、ありがとうございます。

 

――松本さんはいかがですか

松本:今聞いた印象というか、単純にスポーツの印象なんですけど、バレーボールって1点1点入るごとにプレーが区切られちゃうので、それに比べてサッカーだったり競泳って、プレーが終わるまでずーっと動き続けないといけないっていうので、結構運動量が多くてしんどそうだなというのは単純に思いましたね。

 

――お二人(塩貝さん、奥山さん)は、そのために何かトレーニングなどはされていますか

塩貝:僕以外が頑張ってくれてる時は、「あ、じゃあちょっと俺、逆サイドで休んどきます」みたいな工夫はちょっとだけしています。

奥山:僕とかはレース自体22秒か23秒とかで終わっちゃうような競技ですが、日頃の練習自体は朝2時間、夜3時間とかいう感じで、確実に練習量と試合の時間が見合ってないなって思いながらやっています。その見合ってないなと感覚を抱くような練習量をやっているので、試合につながるのだと思っています。

練習の成果を試合につなげる

 

早慶戦について

――所属部活以外の早慶戦をご覧になったことはありますか

奥山:野球部とか行きました。

塩貝:僕はないです。サッカーしか観に行ったことないです。

松本:そうですね。自分もないですね。いつか野球の早慶戦行きたいなって思っていたんですけど、なんだかんだ日程が合わなくてって感じですね。

 

――お互いの部活も含めて、今年は行かれる予定ありますか

塩貝:今のところないですね(笑)。

奥山:僕、バレー部に誘われましたよ。あの主務の子に。

松本:あ、本当ですか!今田くん(敏貴=商4・慶應)ですか?

 

――今田さん!

奥山:あ、そう今田くん!僕7月2日なんだけど、7月1日早慶戦あるから来てよって言われて、ちょっと今行くか迷っています。

全員:(笑)

塩貝:前日はちょっとな。(笑)

奥山:そう、前日なんだよね。(笑)

松本:たしかにそうだね。(笑)

 

――私も今田さんがぜひって言ってくれました(笑)。

全員:(笑)

奥山:あ、ほんとですか!

松本:なんか、あいつ誰にでも声掛けていると思います(笑)。

 

――ぜひ、行けたら行きましょう(笑)。

奥山:そうですね!

 

――みなさんにとって早慶戦とは

松本:正直な話なんですけど、やっぱり自分は外部から入ってきてので、最初1、2年は無観客での早慶戦ということで、まあ早慶戦ってこんなもんかってくらいで思っていました。3年の時にようやく有観客で試合することができて、本当に体育館いっぱいにお客さんも来ていただいて、OB・OGの方もコートの中に声が届くくらいまで応援していただいて、慶應の伝統と言いますか、OB・OGから現役まで、それから付属校など縦のつながりがすごい強い文化があると思いました。そういった点ではすごくつながりの強い、慶應が大切にしている大会なのかなっていうのは3年生になってようやく感じることができました。

塩貝:僕もすごい特別な試合だと思っていて、僕自信そんなサッカーエリートじゃなくて、高校までもそんなに有名な選手じゃなかったので、早慶戦で1万人弱くらいのお客さんが入ってくれて、そんなに多くの人たちが僕のプレーに注目してくれるっていうのはすごくうれしいことです。やっぱりそこで活躍することが自分がサッカーをこれまでやってきた意味だなっていうのは思っているので、昨年出させてもらって全然何もできなかったので、ちょっと今年こそはゴールかアシストで「あの塩貝ってすげえな」って言わせたいなと思います。

 

――楽しみに観に行かせていただきますね!

塩貝:ありがとうございます!

奥山:大袈裟かもしれないですけど、一言で言うと結構使命感を持って挑まなければならない試合かなと思っていて、ここまでそもそも水泳を続けさせてくれたのも早慶戦の存在はあるだろうし、あとは自分が早慶戦で頑張りたい、頑張りたくないというレベル感のものではなくて、これまで築き上げてくれた先人の方々の思いを背負って挑まなければならないです。例え自分が早慶戦に興味がなかったとしてもやらなきゃいけないような試合だと思っているので、競泳に限っていうと早稲田とのレベル差はかなりデカいんですけど、それでも勝ちを目指して挑むような大会だと思っています。

 

――これまで、実際に肌で感じた早慶戦はいかがでしたか

松本:やっぱり自分たちっていうのは結構、リーグ戦はチアや吹奏楽は来ないので、そういった点ではとても応援が力になるというか、リーグ戦ではできていなかったプレーが自然とできるような気持ちになります。そういった点で慶應っていう大学で一つになって早稲田に挑むことができるのを感じることができて、とても力になって、自分の中でも楽しい経験だったなと思います。

塩貝:2年前の早慶戦、8年ぶりか9年ぶりくらいに勝ったんですね(※正しくは10年ぶり勝利)。その時に、今プロで活躍されている橋本健人選手(R4卒・横浜FC所属)が後半のアディショナルタイムに決勝点をあげて、新入生とかに聞いても、そのゴールに夢を感じて慶應に入ったんだとかいう人も多いです。そういう意味では、やっぱり早慶戦たかが1試合だけど、人の人生をも変えられる力があるんだなというのはすごく感じていました。

奥山:理屈では考えられない力を出せる試合かなというふうに感じていて、大学2年の時に2年半ぶりに自己ベスト出せた時も、直近の試合では絶対に考えられないような記録が出せたりだとか、昨年も僕ちょっといろいろトラブルがあって早慶戦前日まで1週間くらい泳げないで合流したのですが、その流れで普通の試合出てたらおそらくそれ相応の記録で、まあこっからまた練習頑張っていこうみたいな感じだったと思うんですけども、「早慶戦だからやらなきゃ」と思って僕自身も頑張りましたし、応援の力で、いざ泳いでみたらなんでこんな記録出たんだろうみたいな記録が出せる試合だなというのは、毎年感じています。

 

――個人的な目標を教えてください

松本:チームとして勝ちたいという思いは大前提にあって、その中で個人的に昨年は最後フルセットまでいってギリギリで負けてしまったので、自分も昨年から一応エースとして出させていただいたので、中盤、自分にボールが集まってきた中でそういった点で決めきれなかったです。そういった中盤の大事なところや自分が活躍して点を取れるような選手になって、チームを勝利に導くことができたらなと思います。

エースとして勝利に導く

塩貝:目標としては絶対1点取りたいなと思っていて、昨年早慶戦で先制された時に、自分の目の前で、すごいベンチの人たちとかがグラウンドに入ってきて大喜びされて、すごいイライラしたので、今年は僕が点を取って早稲田のベンチの前にみんなを呼んで大喜びしてやろうかなと思います。

奥山:50m自由形で、さっき言った僕が自分が得点を取ることと、あとは22秒台を出したいなって。部活の歴代1位の記録が23秒09という記録なので、まずはそれを突破して22秒台を出したいというのと、昨年はそれなりに良い記録を出せたといえども早稲田に1、2、3位を独占されたんですね。そこが僕も悔しかったので、今年はそこに自分が入って得点を取りたいなと思っています。

 

――各部の早慶戦の魅力はどこにあると思いますか

松本:やっぱり室内競技ということもあって、応援の声だったりとかが体育館にめちゃめちゃ響くので壮大に聞こえたり、応援されているんだなという気持ちが伝わってくるので、そういった応援っていうところは他の外の部活とかに比べて体育館競技の魅力かなと思いますね。

塩貝:ちょっとこれ、僕サッカー以外観たことないんでわからないんですけど、それこそバレー部とか水泳部とか野球部は、それぞれ歌を作って、応援歌みたいな感じで歌ったりしているんですか?

松本:いや、ないですね、自分たちは。

奥山:ないですね。

塩貝:サッカーっていう競技は、それこそプロとかも歌を作ってみんなで歌うとかも結構あるんですけど、今年は一般の方もおそらく声出し応援ができるらしいので、みんなで歌って楽しく応援できるっていうのは、サッカー部早慶戦の魅力かなと思います。

奥山:結局は個人競技なので、一人一人デカいスクリーンに映し出してもらって入場できるんですけど、そういった意味で見る側は自分の応援したい人がしっかりとフォーカスされた状態で出てくるので、魅力なのかなとは思います。

(※応援につきましては各部HP等をご確認ください)

 

――応援してくださる方へのメッセージ

奥山:メッセージか。(笑)

塩貝:難しいな、ありきたりでも良いですか?(笑)

 

――全然大丈夫です!

塩貝:僕たちはサッカー推薦ないんですけど、やっぱり早稲田は、サッカー推薦で高校時代に日本代表に入っていたりとか、「すげー」と言われているようないわゆる「サッカーエリート」を集めた集団なのに対して、僕たちは本当に雑草集団というか、高校時代なんの日の目も浴びなかったような奴らが集まっています。その交わらなかったようなサッカー人生を歩んできた選手たちが同じピッチに立って戦うところ、そこで僕たちはそういったサッカーエリート、今まで注目され続けてきたような奴らに泥臭く努力して勝つというところにすごいロマンを感じているし、そこで僕たちが勝って「努力は裏切らないんだ」というところを見せることで、見にきてくれた人たちに勇気や、頑張れば「絶対に報われるんだよ」というところをすごく伝えたいなと思っています。ぜひ来ていただけたらうれしいです。

松本:今言っていたように、自分たちバレーボール部も本当に早稲田は高校時代に日本一のような選手が集まって、大学でも本当に日本一になるような集団で、そういったチームに一人一人の技量ではかなわないかもしれないですけど、チーム一丸となってチーム力でしっかり勝ちに行くので、ぜひ応援していただけたら嬉しいなと思います。

奥山:お二方のように、競泳も早稲田側は世界水泳代表者とか、高校時代インターハイで優勝してきたような人しか入部できませんが、僕らは初心者からいるような部活なので、レベル差は歴然です。早慶戦はある種、憧れを捨てて対等に戦える試合だと思っているので、そういった形で僕らが、「慶應側が一矢報いる姿」っていうのを観てほしいなと思いますし、応援に来てくれた人の力が本当に力になるので、その点ぜひ応援に来てくれたらうれしいなと思います。

 

 (取材:長掛 真依)

 

番外編

――せっかくなので、お互いに聞いてみたいことなどあればぜひおっしゃってください

塩貝:松本さんって身長いくつくらいあるんですか?

全員:(笑)

松本:んーあ、でも自分はそんなに大きくないです。自分は186なんで。

塩貝:あ、でか(笑)

奥山:でかいな(笑)

全員:(笑)

松本:いや、でもバレーだと本当に190とかが当たり前くらいの世界なので。

奥山:あーなるほど

 

――サッカーや競泳では身長がどう関わりますか

塩貝:そりゃ高いにこしたことはないですよ。(笑) 

 

――そうですよね。(笑)

全員:(笑)

塩貝:競泳はわからないですけど、高いに越したことはないです。

奥山:競泳はバランスが大事。体がデカいならそれ相応のテクニックが必要なので。

塩貝:へえー!

奥山:結局、デカすぎてコントロールできないくらいだったら、小さい方が良いって言ったらあれだけど、ウエイトトレーニングとかも別にしないで綺麗な泳ぎとかを身につけた方が全然速かったりってとこもあるので。デカいやつは試合会場で強そうだなと思わせることはできるけど、いざ泳いでみたらそんなことないってのはざらにあるので(笑)。

全員:(笑)

塩貝:あと、サッカーだと区切られてないんですよ、レーンとかネットとかで。例えばですけど、僕とかはやり返すタイプなので、削られたら思いっきりやり返しに行くんですけど、そういうバチバチ感というか、フィジカル的なコンタクトはないにしても、そういうバチバチ感とかってバレーと競泳だとどんな感じであるんですか?駆け引きとか。

奥山:競泳はそういうのないかな。招集所があるんだけど、レースで50m自由形何組目の人って呼ばれて、その組の人が顔を見て、そこで強いていうなら言い合いというよりは「今日俺調子悪いわ」みたいな、「ダメだわ」ってことを言う人がいるかいないかくらいかな。

全員:(笑)

奥山:それも別に普通ってわけじゃなくて。知り合いとかだと、「俺今日調子悪いからダメかも」とかって言ってめっちゃ速いみたいな(笑)。

全員:(笑)

塩貝:すっごい駆け引き。(笑)

塩貝:あと、水泳でちょっと聞きたいんですけど、それこそ水泳とか陸上って、マジで体のコンディション命じゃないですか。サッカーとかって、正直ちょっと今日体重いなとか思ってもボールテクニックで誤魔化せたり、僕はできないですけど、ぶっちゃけできる選手とかはいると思うんですけど。水泳って誤魔化しが効かないじゃないですか。体の調子が良くなかったら。

奥山:そうですね。

塩貝:って意味では、すごい前日の過ごし方とかこだわっているのかな、日頃の食事とかこだわっているのかなって思うんですけど、「ここまでやってんですよ俺」みたいなことってなんかあります?うまく参考にしたいので。何時間寝ているとか。

奥山:そうだな、食事のグラム。タンパク質、炭水化物のグラムとかを記録して、1日どれくらい取っているなっていうの見たり、逆に脂質はこれくらいとりすぎてるなとかっていうのをやったりだとか、あとは誤魔化しが効かないところはあるけど、当日調子が悪いなって思ったりしたら、その日に応じたドライとか朝の食事とかで、うまく修正してレースまでに間に合わせるみたいなところはあるかなっていう感じですね。

 

――松本さんは、何か気にかけていることなどありますか

松本:自分はそんなないですし、個人なんですけど、あまり寝なかったりだとか携帯触りすぎたりとかすると、目が見えづらくなっちゃったりするので、結構寝る時にアイマスクをして寝たりだとか、試合まではあまり携帯を触らなかったりだとか、どっちかっていうと自分は体もそうなんですけど目とかに気を遣ってやっていますね。

 

――塩貝さんは何かされていますか

塩貝:俺は、あまりしてない。好きな選手とかいるので、イメージトレーニングで動画見るとかくらいしかしてないです。

奥山:いや、それは大事ですそれは。まじで。

 

――試合前にこれをやるっていうルーティンはありますか

奥山:ルーティン、なんだろうルーティン。

塩貝:俺、毎朝試合の日は神社で神頼みしています。

奥山:あー。

全員:(笑)

塩貝:神社に行ってトイレ掃除して徳を積んでいます。当日練習しても上手くならないんで、徳だけ積んでおこうかなみたいな(笑)。

松本:自分は全くないですね。そもそもルーティンみたいに縛られたことが嫌なので、本当にその日の気分である程度これはしないでおこうみたいな、しないって決めるっていうよりかは、しないでおいたほうが良いかなーくらいで止めておいて、本当にルーティンみたいな感じで、こうしないとああしないとっていうよりかは、自由にその時にリラックスできる方法を取ったりだとかしてますね。

奥山:僕、すっごい細かい話ですけど、スタート台があったらまず左側に立って、人よりも先に片足だけスタート台に乗せとくんですよ、で、水泳ってピッピッピッピッピーって鳴ったら乗るんですけど、それが鳴る前にまず片足乗せておいて鳴ったら待って、50m先を見てあそこまで泳ぐんだなって思ってからかがんでいます。もっと細かいんですけど大抵の人は最初から中に手をかけて「take your mark」を待つんですけど、僕はかけずにかがんだだけで「take your mark」って言われたらつかんでスタートするっていうのがルーティンですね。

 

――どんな意図でそのルーティンをされていますか

奥山:足を乗せておく点に関しては、人より先に行く気持ちを作る、先に自分は足をかけてレースに挑んでいるんだっていうような姿勢をやるのと、単純にさっきの手を「take your mark」が鳴ってからかけるっていうのは、僕ちょっと足が張っちゃうんで、ギリギリまで足がキツくならない体勢から一瞬だけ足に張りをつくってパンってスタートするって感じですね。

 

――ありがとうございます。ちなみに、塩貝さんの弟さん(塩貝健人選手=慶大ソッカー部1年)もトイレ掃除をするっておっしゃっていたのですが、それは引き継がれたんですか

塩貝:どっちが先に始めたんだろう。わからないですけど、僕らはそれこそ今一緒に試合とかしている時は、同じところを2回掃除しても意味ないんで、1階と2階でそれぞれやったりはしています(笑)。

 

――以上になります。皆さんお忙しい中、お時間割いていただいてありがとうございました。いろいろなお話をお聞きできて、楽しい時間を過ごさせていただきました。

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