【バレーボール】流れを奪い返せず無念のストレート負けを喫する/秋季関東大学男子1部バレーボールリーグ戦 第2戦vs筑波大

先週の第1戦では順天堂大にストレート負けを喫して黒星発進となった慶大。第2戦では春季リーグでフルセットの末に惜敗した筑波大を相手に、リーグ戦初勝利を狙う。
第1セットは相手の豪快なスパイクを前にブロックで守り切れず点差が開くとその差を埋められないまま敗戦。反撃したい第2セットも序盤からダブルスコアをつけられたが、サーブや緩急をつけたスパイクなど多彩な攻撃で得点につなげる。ただ続けて点を奪うことは難しく相手に主導権を握らせたまま18ー25でこのセットを終える。最終セットこそ小さいビハインドで試合を進めるも、仕掛けた攻撃が結果的に失点につながりセットカウント0ー3でコートを後にした。

 

2023年9月16日(土)

秋季関東大学男子1部バレーボールリーグ戦

第2戦 慶大×筑波大

@キッコーマンアリーナ

 

得点

慶大

セット

筑波大

17

25

18

25

18

25

 

出場選手(サーブ順)

ポジション

背番号

名前(学部学年・出身校)

OH

島田航希(経4・慶應)

OH

山口快人(経1・慶應)

OP

松本喜輝(環4・九州産業)

S

15

久保田健介(商2・慶應湘南藤沢)

OP

渡邊大昭(商3・慶應)

MB

芳賀祐介(環3・札幌北)

L

12内田克弥(環3・松江工業高専)

途中出場

 

 

OH

11

入来晃徳(環2・佐世保南)

 

ブロックが付くも止めきれない

緊張の第1セット、山口快人(経1・慶應)がブロックを冷静に見極めたサイドアウトで先制に成功するもそこからは相手が4連続得点。その後は強烈なスパイクに慶大のブロックが食らいつくもボールを止めきれず失点。あっという間に9ー3と点差をつけられ、ここでタイムアウトを挟む。ここからなんとか点をつみ重ねていきたいが相手の勢いは止まらず、ついに7ー14とダブルスコアをつけられる。主将・島田航希(経4・慶應)はこうした点差を前にして「相手との実力の差というのを感じ」たと振り返る。終盤は松本喜輝(環4・九州産業)がサイドからスパイクを決めるなどして1点を取り合う展開となったが、引き離された点差を埋めることはできず17ー25で第1セットを落とした。

 

セット前半、島田はサイドアウトで点を奪い攻守で活躍

運命の第2セット、このセットを取れば相手主導の試合展開を変えることができる。第1セット同様に山口のスパイクで先制したが、直後には相手がバックトスから強烈なスパイクを決めて慶大を勢いに乗らせない。島田がフライングレシーブでボールをつなぐなど好プレーが見られるも4ー8とこのセットでもダブルスコアをつけられ、タイムアウトを要求。立て直したい慶大は芳賀祐介(環3・札幌北)、渡邊大昭(商3・慶應)がサーブで相手を崩し、さらには松本がネット際でボールを押し込み点を奪う。山口もネット際からの軟打でサイドアウトを取りチームに点をもたらす。様々な攻撃を仕掛けて4、5点差に抑えていたものの相手の豪快なスパイク、慶大のサーブミスで大きく点差が開く。終盤は松本のテンポの早い攻撃や渡邊の緩急つけた攻撃で点を奪う場面もあったが連取は難しく、それまでの試合展開を崩せず18ー25で終えた。

 

相手に食らいつくも終盤で引き離された

つづく第3セット、山口が1枚ブロックでスパイクを封じ込めるもその後は慶大スパイクのアウトも目立ち相手に5連続得点を許して2ー6とする。ただ渡邊が空いているスペースを狙った巧みなスパイクで点につなげるとその後はシーソーゲームに。サイドの山口への久保田健介(商2・慶應湘南藤沢)の巧みなトスワークも得点につながり7ー10としてこれまでのセットよりも小さいビハインドで試合を進める。しかしここから点差を埋めることができなかった。焦りもあるのか仕掛けた攻撃での失点が見られ、中盤には9ー15と6点差に広まってしまう。窮地に立たされつつも渡邊がサービスエースを決めるなどしたが、ブロックを寄せ付けない相手のスパイクが慶大コートに突き刺さり、18ー25とこのセットも大差をつけられストレートでの敗戦となった。

 

サイドアウトを取ることがなかなかできず、第1・2セットに関してはサーブミスでの失点も5~6点あり慶大らしいバレーを展開できなかった今試合。明日に行われる日体大戦では主導権を握り秋季リーグ戦初勝利をつかめるか。

(記事:五関優太、写真:ウジョンハ)

 

以下、選手コメント

星谷健太朗監督

――今日の試合を振り返っていかがですか

他大学さんはインフルエンザで試合ができないっていうような状況もありながら、うちも万全な状態ではないかもしれないですけれども試合ができたことに感謝したいなと思います。

――慶應のサーブ面はどうでしたか

まあ、サーブはよくなかったと思いますね。

――普段の力が出せていなかったということですか

まあ普段を何に置くかっていうところはあるんですけれども、もっとサーブを高いクオリティで発揮しなきゃいけないですし、そのための準備はしてきている中でそれを発揮できてなかったと思います。ただ状況としてそのパフォーマンスを発揮しづらい状況、つまりサイドアウトをうまく積み重ねられてない状況が多くの時間であったので、そこは力量の差として仕方のない部分でもあったのかなとは思います。

――何か相手のペースに巻き込まれてるといった感じはしましたか

そうですね、基本的には相手のペースになっていたと思います。なぜならばそれはこちらがサイドアウトを切れていないので、相手としては点数を優位に運べる状況だったので、終止向こうのペースだったかなと思います。

――先週から修正できていた部分はどこですか

それはコンビネーションのところですね。パスがまとまっている時のコンビネーションが、準備していたセッターじゃないですけれども新しいセッターになってもそこがだいぶ改善されていたなと思います。それともう1つはブロックについてです。新しいセッターになったことで色々と各自がそこをカバーするようなブロックをしてしまう部分はたくさんあったんですけども、そこについてはそうじゃなくて自分の役割を果たせるようなブロックをしていこうというので準備してきて、そこも先週よりは、まだまだ改善は必要ですが改善できてたポイントかなと思います。

――明日に向けて

想像していたような良い状況にはなっていないですけれども、その中でも我々ができることが何かということを考え尽くして準備をしてきています。それで先週と比較して今週も修正できていた部分もたくさんあるので、また明日は今日の反省点・良かった点は継続するというところをしっかりと愚直になってやって、さらに我々の力が100%出し切れるような準備をしたいなと思います。

 

島田航希主将

――今日の試合を振り返っていかがですか

序盤ちょっと相手に押されてしまってそのまま点数が詰まらないっていうところが多かったなというので、自分たちの良いところもあったんですけど総じて相手との実力の差というのを感じました。

――白星発進、春季リーグではフルセットまで持ち込んだ相手ということもありどうしても勝ちたい試合だったと思いますが、今日はどのような気持ちで臨みましたか

春リーグフルセットで負けて、練習試合もその後やってそれもフルセットで負けてしまったんですけど、次は勝てるイメージもあって絶対勝ちたいと思って臨みました。

――序盤からどこか相手のペースで進んでいたという感じはありますか

1セット目とか特に序盤につき離されてしまって相手も結構ムード良くバレーボールをしてきたので、そのまま最後のセットまでという感じでした。

――明日に向けて

(日体大は)筑波とはちょっとタイプが違うのですがやりにくい相手ではないと思うので勝機はあるかなと思って、けど自分たちが100%出さないと絶対に勝てないので明日はいつも以上に実力を発揮できるようにチームを形にもっていければと思います。

 

久保田健介選手

――今日の試合を振り返っていかがですか

自分は終盤はサイドアウトのパスがだいぶ安定してきたんで、持ち味っていうか得意なのがサイドアウトということで、それを最終盤修正できたのがよかったかなていうのと、やっぱライト側のパスがちょっと少なかったのともう少し強気にライトが使えたらよかったかなというのが振り返りですね。

――トス以外のディグなどの面はどうでしたか

ディグはパイプ攻撃に対して少し下がりきれなかったりとか、で取り損ねたのが序盤あったんですけど、終盤に1つタッチできたりとか、少しずつ位置取りとかも修正できたっていうのが、実感としてはあります。

――セッターとしてどういうゲームの組み立てを考えていましたか

先週の順天堂大学戦で島田さんと山口に対してのトスがちょっと少なかったので、相手ブロックが渡邊さんや(松本)喜輝さんに集まってきたなという時に強気にファーサイドの島田さんとか山口に対してトスをあげるっていうのを先週からの修正点として考えてやっていました。

――明日に向けて

明日は今日の課題だったライト側とクイックをもう少し強気に使ってくっていうのを意識してやっていこうと思います。

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