【What is ○○部?】慶應の名をグリーンに刻め!/File.6 ゴルフ部(前編)

ゴルフ

慶大の体育会を深掘りしていく新企画、「What is ○○部?」。第6回となる今回はゴルフ部!紳士のスポーツであるゴルフ。そんな高貴なスポーツを誇り高き慶應義塾で取り組んでいるゴルフ部は一体どんな部活なのか。今回ケイスポでは日吉にあるゴルフ部の部室および練習場での練習風景を取材し、彼らの経歴や練習の雰囲気、来年度の目標などについて伺った。

 

【年間スケジュール】

9月に代が変わり、代が変わってから最初のイベントは11月に行われる三田祭合宿。2月の中頃から終わりぐらいまで、タイで2週間合宿を行い、調子を整えるという。3月からシーズンに入って、5月に春のリーグ戦、6月に早慶戦が行われる。

タイまでゴルフのために合宿に行くというのはほかではなかなか味わえない経験だ

 【ゴルフ部員の構成】

内部出身者と外部出身者が半分半分ぐらいだというゴルフ部。経験者の割合としては、大体3分の1ぐらいが完全に未経験者であり、3分の1ぐらいが若干のゴルフ経験者、残りの3分の1が小さい頃からやってきた経験者という内訳らしい。

初心者の部員も多いゴルフ部

 【ゴルフ部の普段の練習】

火曜日と木曜日は新宿に行って、ゴルフに特化したマシーンのトレーニングを行い、水曜日と土曜日は日吉で体力作りや体幹トレーニングを行う。またそのほかに平日で空いてる日があれば、日吉から1時間ほどのゴルフ場で午後ハーフのラウンドをさせていただけるそうで、授業終わった後にみんなでそこに向かう日もあるそうだ。

パターの練習も欠かせない

【ゴルフ部の雰囲気】

なんとなくお高いイメージのあるゴルフ部だが、決してそんなことはなく、明るく活発な部活であり、この日も朝の7時から元気よくトレーニングに励んでいた。メリハリがしっかりあるのもゴルフ部の魅力らしく、練習中はしっかりと指導し合える関係でありながら、オフの日にはみんなでゴルフに行くこともあるらしい。個人競技である以上個別での練習も多いが、なるべくみんなで一緒にトレーニングなどを行うよう心掛けているという。

ゴルフ部はメリハリのある部活だ

 【ゴルフ部の魅力】

生涯できるスポーツ、社会人になってもできるスポーツを大学のうちにこれだけ打ち込めるというのがまず第一の魅力だろう。また、横浜カントリークラブと、程ヶ谷カントリークラブの二つをキャリーの仕事をする代わりに平日に使わせてもらっているというところも魅力だ。

後編では主将・副将へのインタビューをお届けする

【来年度の目標】

春のリーグ戦が5月に、秋のリーグ戦が8月末、そして6月には早慶戦があり、2部で優勝しAブロック1部に上がること、そして早慶戦での勝利を大きな目標としている。

 

【選手インタビュー】

◇横井太郎(薬2・麻布)

2年生の横井

Q:普段の練習や試合から気を付けていること

横井:ゴルフは結果が悪かったら全部自分の責任なので、自分のペースをなるべく崩さないように意識して試合に挑んでいます。練習では試合に向けて流れを作っていくようにしています。

 Q:ゴルフ部に入るか迷っている未来の後輩にメッセージをお願いします。

横井:ゴルフは結構上達するのが難しいと言われてはいますが、うちの部活はかなり環境が良いので、1年生で初心者で入って、2年生からレギュラーとして試合で活躍してる人とかも全然います。やる気さえあればいくらでも伸びるんじゃないかなっていう風に思ってて。とにかくゴルフへのやる気があるというか、上手くなりたいという強い気持ちを持っている人に入ってきてもらいたいです。

 

◇阿部英彦(総1・甲南)

1年生の阿部

Q:普段の練習や試合から気を付けていること

阿部::練習はなるべく自分が苦手なコースをイメージしながらやっています。試合で意識してることはただ単にずっとピン狙っていても良いスコアにならないので、1打ごとに色々と考えるようにしています。

 Q:ゴルフ部の雰囲気について教えてください。

阿部: 見ての通り明るくて、元気で活発で。ちゃんとやるときはちゃんとやって、メリハリがあるところが良いと思います。

 

後編では主将・副将の2人にインタビューを行いました!

そちらもぜひご覧ください!

 

(取材:塩田隆貴、河合亜采子、吹山航生、岩切太志)

 

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