慶應スポーツ新聞会

【ラグビー】早慶戦直前特集①女子マネージャー対談

左:平井マネージャー 右:岡本マネージャー

日々練習に励む選手たちの裏で、汗水垂らして働く人たちの存在を忘れてはいけない。その中でも今回は平井マネージャー(文4)、岡本マネージャー(政4)のお二人に個人的な話からチームの話まで幅広く話をうかがった。早慶戦という舞台にかける思い。彼女らも同じ夢を追いかけている。

――マネージャーの主な仕事内容は

岡本 大きく分けると、経理担当と食事担当があります。それに加えてラグビー協会の仕事が主な内容です。

――具体的にはどういった仕事か

岡本 私は経理担当ですけど、例えば予算を立ててどういうところでお金を使うのか決めていてそれで月毎にまとめています。

平井 私は食事担当で、去年に帝京とか体の大きい相手に負けたというのもあって、とりあえず春シーズンで体を大きくしようというのが決まって選手には無理をさせてしまったんですけど胃を大きくするための食事トレーニング、ご飯プロジェクトというのを春シーズンにやって一人一人の栄養管理、体重管理に気をつかっています。

――結構忙しい仕事ですか

岡本 ビッグゲーム前になると他にもグッズの準備だとかそういうのが増えるので、バタバタしますね。大学選手権前の間だと試合の間が短いのでなかなか忙しいです。

――それをやり遂げられる理由とは

岡本 忙しいといっても選手が経験してることに比べれば小さいものなので、みんなが勝ってくれるのなら。

平井 8人いるので下級生の人と協力してみんなでやっています。8人いれば何でもできます。

――マネージャーの役割分担はされています

岡本 1年生の子にはフルーツを切ってもらったり、基本的に協会と経理の仕事に8人を半分に分けています。

――楽しい仕事は何ですか

岡本 個人的に私が一番好きなのは、夏合宿のときだけグラウンドに出て水出しをすることです。直に見られるような気がするので。

平井 一番緊張する仕事ではあるんですけど、試合のときの受付などは実際にファンの方々や多くの方々とお話しする機会があるので結構楽しいと思います。

――やりがいを感じられるのはどんなときか

岡本 選手たちにありがとうと言われたときです。年に一回くらいしか言われませんけど(笑)

――マネージャーをやっていくのに必要なものは

岡本 ラグビー部が好きで勝って欲しいていう気持ちがあればだれでもなんでも出来ると思います。どうしてもプレーは出来ないということを覚悟した上で最後まで勝ちを信じてやっていける気持ちがあれば。

――我慢強さは必要か

平井 好きな子が集まっているから無理してやっていることはないです。

岡本 時間的な制約はやっぱりあるんですけど、それ以上のものが経験できるので。

――どうしてラグビー部のマネージャーを志望したか

平井 きっかけは、2007年度の大学選手権決勝、早稲田対慶應をみたことでした。そのとき慶應が負ける瞬間を見てしまって、そのときから慶應のマネージャーになってこのチームを勝たせてあげたいということを考えてましたね。

岡本 私は出身が関西なので、どうせ東京に出させてもらえるんだったら大学で体育会関係の何かをしたいなと思っていたところに、当時4年生の花崎主将が入部説明会で熱く話してくれて、私はそれにすごく感動したんです。ここで4年間過ごせたらいい大学生活送れるんじゃないかって。

――マネージャーを始めたころはルールは全然知らなかったのか

岡本 ほとんど知らなかったです。一年生の時に記録を付ける仕事をするのである程度わかるようになりますね。

――野球などではなくラグビーを見るにあたって抵抗はあったか

岡本 いえ、私は兄がラグビーをしていて小学校のときよく見ていたのでやっぱり熱いなあというのがイメージでした。

平井 弟がやっていたので高校のときずっと興味があって、大学選手権行ったのが初めてのラグビーの試合でした。やっぱり頭で考えなくても感じられる熱さがありましたね。

――一番辛かったことは

平井 私たちあんまりそういうのを感じない人なのであまりないですね。

岡本 なんでもやりますよ。臭いものとかわりと好きなんで(笑)

――仕事に慣れ始めたのはいつごろか

岡本 やっぱり二年生から三年生になると全然違うなあと思います。下級生と上級生といった見る目が変わってきましたね。慣れ出したかどうかはわからないんですけど

――選手たちとコミュニケーションをとる機会は多いのか

岡本 普通に練習から帰ってマネージャーの部屋にいるときはわりと話します。ラグビーと全然関係ないことばかり話しています。しょうもないことばかり話していますね。

――試合前の選手に気遣っていること

平井 そういう空気感は大事にしていて、道具とかグッズの一つ一つにほこりを残さないよう掃除したりして、できるだけ敏感な選手を気持ちよくグラウンドに送り出せるようにといった細心の注意ははらっています。

――負けた試合の後とかにもそういったことはするのか

岡本 でも選手たちはわりと切り替えが早いですね。負けたときはすごいどんよりしているんですけど、次の日にはまた次に向けて切り替わっていて。そういう良い雰囲気はみんなが自然と流してくれているなあと思います。

――マネージャーとしてどのようなバックアップをしていきたいか

岡本 練習一日一日にしてもとにかく毎日みんながベストなコンディションでマネージャーの部屋から出ていってもらって練習して疲れてまた帰ってきてみんなが楽しんでっていう安心できる場所を提供したいと思っています。

――選手たちを見ても早慶戦が特別だというイメージは受けるか

平井 やっぱりみんな小さい頃から憧れの舞台であったりとか先輩たちを見てきた舞台だと思うので、口に出しては言わないですけどひとりひとり思うところがあるんだろうなあと思います。

――マネージャーとして最後の早慶戦はどうかんじているか

岡本 今年は優勝争いとかじゃなくてせめて4位5位争いなんですけどそれでも勝ちたい、それだけですね。応援してくださっている慶應のファンの方々だったりとか育ててくださったご両親の方々とかにも最後笑顔で帰ってもらいたいと思います。

――大きな試合の前は緊張するか

岡本 すごくしますね。この前の明治戦とか普段めちゃくちゃいっぱいご飯食べるんですけど、本当に緊張してご飯食べられなくなったんですよ。胃もキュルキュルするし。だから早慶戦はとても緊張すると思います。

平井 そういう試合の時は一日大変になる覚悟をして、朝からイメージトレーニングしたりしてます。

――マネージャーは自分にむいていると思うか

岡本 周りからはどう思われているかわからないですけど、私はマネージャーをやっていてよかったと思っています。これまでやってきてなんの後悔もないです。

平井 私は向いてないと思います。でも本当に周りの人に支えられてやってこれたので大好きだし、これなしでは大学生活なかったなと思います。こんなにも同じ夢に向かっていける人たちと出会えたのは本当に大きかったです。

――お忙しい中、ありがとうございました!

By Dai Miyamoto

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