慶應スポーツ新聞会

【ソッカー男子】開幕特集第五弾・武藤嘉紀

いよいよ明日開幕する関東大学サッカー。慶大の対戦相手は、中大だ。開幕特集最後は、慶大の絶対的エース武藤嘉紀(経3)。昨年、FC東京の強化指定選手にも選ばれたこの男から片時も目を離せなそうにない。

武藤嘉紀(経3)

武藤の果敢なドリブルから幾度となくチャンスが生まれていた

武藤の果敢なドリブルから幾度となくチャンスが生まれていた

「(ドイツ遠征について)自分の良さは世界でも通用すると分かったので、そこをもっともっと伸ばせたらと思いました」

―まずリーグ戦9位だった昨シーズンをチームとして振り返っていかがですか。

「昨シーズンはコンスタントに結果が出なかったというのがあって、その中で後期は残留争いすることになってしまいました。そこで当初の目標がインカレ出場だったんですけど、現状を把握した上で残留を目標に切り替えました。みんなが残留を目標にしっかりやらなきゃいけないことを考えて、プレーしたことが残留に繋がったのかなと思います。」

―武藤選手はリーグ戦7得点だでしたが、個人として振り返っていかがですか。

「昨シーズンは怪我もあって、試合に出られない時期もあったりパフォーマンスが上がらない時期もあったりしたので、最終的に個人の得点とかアシストよりもチームの勝利のために貢献するということが目標になりました。そんな中で最後の方の日体大戦では続いてしまっていた連敗を食い止める決勝ゴールを挙げられたので、チームの為に戦っていれば個人としても結果がついてくると実感できました。」

―昨年は大学サッカーだけでなく、FC東京の特別強化指定選手として練習に参加しましたね。

「やっぱりプロの世界というのは厳しいもので、慶應とは練習から一味違う雰囲気でした。サッカー選手である以上練習でアピールして試合に出ることによって生活ができるので、本当に練習から重々しい雰囲気で、それが味わえたことが自分にとって良い経験になったと思います。日本を代表する選手がFC東京にはたくさんいるので、その中でプレーできたことも本当に良い刺激になりました。」

―話を今年の選抜での試合に移したいと思います。関東選抜として望み、ベストイレブンに選出されたデンソーカップ島原大会について振り返っていかがでしたか。

「自分は全日本の方で出たかったんですけど、体調とかを崩してしまって外されてしまい、この大会で絶対に結果を残して全日本のスタッフにアピールしたいと思っていました。そこでアピールできなければ、全日本の海外遠征に参加できないとわかっていたので結果にこだわってがむしゃらにプレーしました。」

―そうして見事掴みとった全日本代表の座。その後参加した海外遠征はいかがでしたか。

「ドイツは自分より体が大きかったり、背が高い選手だったりとやはりフィジカル面が強かったです。戦っていくなかで、自分のプレーが通用するところと自分がまだまだだと感じたところがありました。ただ、自分としては全然やれるという自信の方が大きかったです。当然、足りないところはこれから伸ばさなきゃいけないですけど、自分の良さは世界でも通用すると分かったので、そこをもっともっと伸ばせたらと思いました。」

―全日本には各大学を代表する選手が集まっています。そんな中で負けたくないライバルや参考にしたい選手はいますか。

「全日本の誰にも負けたくはないですね。ただ、現状MFとして自分がスタメンとして出れていないのは他の選手に監督の評価としては負けていることなので、リーグ戦が始まったらその評価を逆転できるように頑張りたいと思います。凄かった選手は専修の長澤くんですね。海外ではずっと同じ部屋だったんですけど、オンとオフの切り替えがとても上手でした。練習ではしっかり声出してみんなを鼓舞したりと熱いプレイヤーなんですが、オフではみんなと一緒にふざけたり、笑ったりとやっぱりプロでも活躍できるような大学のトッププレイヤーはやるときとやらないときの区切りがしっかりできる選手なんだなと思いました。」

 

シュートを放つ武藤

シュートを放つ武藤

「チームが苦しいときに得点だったりアシストだったり、そういう面で頑張っているところをみんなに見せることでチームを引っ張りたいと思います。」

―慶應の新チームについて練習の雰囲気はいかがでしょう。

「ずっと選抜で抜けていたのでまだあまり練習に出れていないのですが、新1年生が練習試合でたくさん出たりしているみたいなので、実際レギュラーに入ってくるかはまだ分からないですが、良い選手が揃っていると思います。なのでそこを生かせるかどうかがリーグ戦の結果にも繋がってくるのかなと思います。」

―松下新主将についてはいかがですか。

「純土くんは明るい人なので、雰囲気の良いチームになるのではないかと思います。そのなかで閉めるところ、先程言ったオンとオフの切り替えが出来る選手が必要だと思うので、全日本でそういう雰囲気を感じてきた僕と純土くんが慶應に還元できたらと思います。」

―同じ学年の増田選手が副将に就任しましたね。

「彼はなるべくしてなったって感じですね。彼ほどしっかりした人はいないですし、信頼できる選手もいないので。自分個人としてもあいつの為なら頑張れるし、本当に良い奴なので相応しいなと思います。」

―そんな中、武藤選手自身はチームの中でどんな役割を担いたいですか。

「自分は真剣に人を鼓舞したりというキャラではないし、言葉で魅せれるタイプではないので、プレーで引っ張っていきたいと思います。チームが苦しいときに得点だったりアシストだったり、そういう面で頑張っているところをみんなに見せることでチームを引っ張りたいと思います。」

―今シーズンのチーム、個人としての目標を教えてください。

「チームとしては去年も当初掲げてたインカレ出場ということを目標にして、コンスタントに勝ち点を取っていきたいです。良い試合をしても勝てなければ意味がないので、その辺にこだわってインカレ出場を目標に頑張りたいです。個人としては・・・得点王を狙いたいです!ただ、ドイツでも学んだように個人でいくのには限界があるので、うまく仲間を使うことが重要になると思います。なので得点だけではなく、アシストも増やしていければと思います。」

お忙しい中、ありがとうございました! 今季もご活躍を期待しています。

(取材 西野英樹)

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