【ソッカー男子】早慶サッカー定期戦 インタビュー 望月大知

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大学からプロになりたいです。そのために試合に出続けることが重要になってくると思います

1年生ながら保田とセンターバックのコンビを組む望月

1年生ながら保田とセンターバックのコンビを組む望月

―前期を振り返っての自身の成長と課題は何かありますか。

「最初はプレーに遠慮があったのですが、最近ではそれが少なくなり精神面で成長できたと思います。成長しなくてはならないと思っている点はやはりビルドアップの面で、もっとチームに貢献できるようになりたいです。また、まだ大学サッカーのスピードについていけてなく、2回もPKを献上してしまっているのでそこを改善していきたいです。」

―望月選手がスタメンになってからチームの調子が上向いたと思います。

「自分が出場したというよりは、国士舘大戦でチームとしてここで負けられないというのがありました。その試合のときにタイミングよく監督に起用してもらって、勝ってチームが乗って、それに自分の気持ちの乗っていったという感じなので、自分がなにかしたというよりチームがその試合で変わったのだと思います。」

―慶大の選手主導というスタイルについてはいかがでしょう。

「高校と違ってアップも4年生中心でやったり、チームミーティングも自分たちでやるのですが、(溝渕選手も)自分もそれに驚いていました。事務的な仕事選手主導で主務、副務の方など中心となって自分たちが試合でいいプレーができる環境を整えてくれているので、感謝していますし、大学サッカーのすごさを感じています。」

―1部のチーム相手に失点が多いように思います。

「やっぱり最後の部分で体をはることであったり、1部の選手はフリーにすると決定的なプレーをしてくるので簡単に前を向かせないことであったり、もっと全体的にコンパクトにしていきたいと思います。」

―今シーズンの個人としての目標は何でしたか。

「1年生で試合に出るという目標があったのですが、2月から練習に参加していて、やっぱり大学サッカーと高校サッカーの違いを感じて自分のプレーができずに結構悩んでいました。出場という目標だったのですが、開幕戦もベンチ外で悔しい思いをしていたのですが、徐々に使ってもらえるようになってきて、はじめは試合に出るという目標でしたが、今の目標は出続けるというのが目標です。」

―大学での目標は何ですか。

「高校からプロになるという夢はかなわなかったので、大学からプロになりたいです。そのために試合に出続けることが重要になってくると思います。」

―憧れのサッカー選手は誰ですか。

「ファビオ・カンナバーロです。体格も自分とあんまり変わらないんですけど、ワールドカップ優勝のキャプテンであったり、バロンドール獲得したりとディフェンダーとして素晴らしい選手だと思うからです。」

―望月選手の1番の長所は何ですか。

「カバーリングと最後のところで体を張れるところだと思っています。そういう面でチームに貢献できたらいいなと思っています。」

―長身ではないが競り合いに強い要因は何でしょう。

「競り合いはやっぱり気持ちであるので、相手に絶対に負けないという気持ちが相手を上回っているからだと思います。」

―ジャンプ力や足の速さも長所であると感じます。

「スピードも長所であると思っていて、速いスピードを保ったまま高くジャンプできるように練習しています。」

―高校サッカーと大学サッカーとの違いは何かありますか。

「1番はフィジカル面の違いだと感じています。先日の中央大戦も高校では味わえない高さとフィジカルに自分も戸惑ってしまったのでもっと経験していきたいと思います。」

同期はやっぱり仲間でありライバルだと思っています。

―サッカーを始めたきっかけは何でしょう。

「小3のときに友達のお母さんにすすめられたことがきっかけです。」

―高校時代をふりかえって今振り返っていかがですか。

「サッカー漬けの毎日だったのですが、全国大会や選抜などいろいろな経験させてもらったので、とてもいい財産であると感じています。」

―慶大を選んだ理由は何ですか。

「素晴らしい大学であると思うことに加え、自分が中学生のときに静岡学園高校の先輩の応援にいきました。相手が藤枝東高校で河井選手(慶大卒現清水エスパルス)にボコボコにされてそれを見ていて、河井選手がその後慶大に進んで清水エスパルスに進んだこともあって、高2の頃から慶大に進学すると決めていました。それでAOを受ける機会を与えてもらって、今ここにいます。」

―慶大に入る前と入った後のチームの印象は変わりましたか。

「入る前は、ここまで仕事などに厳しいチームだとは思っていなくて、入って、規律などがしっかりしてないと強いチームにはなれないなと感じました。」

―強いといわれている同期についてはいかがですか。

「自分が試合にでているなかで同期の選手が努力しているのが、とても危機感になっていて、同期は仲間なのですが、絶対に負けたくない強くあります。同期はやっぱり仲間でありライバルだと思っています。」

―早稲田大の印象は何ですか。

「勝ち方を知っているチームであるという印象が強くて、苦しい試合でも勝ちをもってくる手堅いチームであると思っています。」

―憧れの国立のピッチで試合できることについてはいかがですか。

「高1のときに一度国立のピッチで試合をしたことがあって、そのときは自分のミスもあってチームが負けてしまって悔しい思いをしたので、もう1度国立のピッチにたてるチャンスがあるので、ポジションを勝ち取って借りを返したいです。」

―早慶サッカー定期戦の印象は何かありますか。

「関東リーグとは一味も二味も違うと先輩から聞いていて、観客数もそうなのですが、勝ったときの喜びが格別とも聞いているので今年は絶対に自分たちが勝って喜びたいです。」

―早慶戦への意気込みをお願いします!

「ポジション争いに勝って、出場して、無失点で勝ちたいです。」

望月選手お忙しいところありがとうございました!

(取材・慶應スポーツ新聞会 ソッカ―班 太田悠貴)

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