慶應スポーツ新聞会

【相撲】3年連続の4位に終わるも、内容に手応え 東日本学生相撲リーグ戦

ひとまわり大きくなり、5勝を挙げた嶋田'''

ひとまわり大きくなり、5勝を挙げた嶋田

現在二部リーグに属し、一部リーグ昇格を目指す慶大。その目標を達成するには今大会で優勝し、入替戦に勝利する必要がある。しかし結果は3年連続の4位に。一部昇格への壁は厚かったが、優勝した専大に2位の大東文化大と同じ2つの勝ち星を挙げることに成功し、パワーアップした慶應相撲を見せつけた。

 

第62回東日本学生相撲リーグ戦

9月14日@靖国神社相撲場

 

 
名前
学部・学年
段位
身長
体重
出身高校
先鋒
藪本 健太
法政1

170
75
慶應義塾
二陣
樋口 貴仁
環1

180
85
明大中野
三陣
谷口 考
経1

185
110
慶應義塾
中堅
嶋田 翔太
法政3

175
92
立教新座
五陣
飯塚 大河
総3

185
103
明大中野
副将
川村 知己
経4

180
125
慶應義塾
主将
藤原 治樹
経3

170
70
慶應志木
 

東日本学生相撲の二部リーグは専修・大東文化・法政・慶應・早稲田・立教・国士舘・東京の8大学から成り、総当たりの末優勝した一校だけが一部リーグとの入替戦に出場できる。この大会2年連続4位に終わっている慶大は一部昇格を目指し、優勝を狙う。今年はその思いが一段と強い。例年他の部からの助っ人と共に7人チームを編成していた慶大であったが、今年は久し振りに部員7人に達したからだ。

何としても優勝したい慶大は初戦から早大と対戦し、5-2として良いスタートを切る。しかし次の法大戦では体格差がひびき、1-6で惨敗。この対戦で飯塚は黒星となり、3年連続の敢闘賞獲得とはならなかった。格上相手にはやはり厳しいかと思われたものの、続く東大戦で悪い流れはすぐに止むこととなる。この春から相撲を始めたという谷口が弐段の千葉相手に苦戦の末、大学初勝利。谷口の活躍で慶大は勢いに乗り7-0で快勝。その後の立大戦も勢いはそのままに4-3に終わる。

 

さらなる活躍が期待される藪本

さらなる活躍が期待される藪本

5回戦ではついに前年度優勝校の専大と対戦。4人連続で敗れたものの、飯塚・川村が上級生の意地を見せ、立て続けに勝利。2-5で敗れはしたが、「専修に2勝したことは大きい」(松田監督)。続く6回戦、6人目まで3-3と接戦を繰り広げたものの、あと一歩届かず3-4で惜しくも敗戦した。

蓋を開けてみれば慶大は4勝に終わり、順位は昨年と同じ4位。結果は満足のいくものではなかったが、ひと夏を越えて一段とパワーアップした勇姿を見せた。9月22日の全国学生相撲体重別選手権大会での戦いにも期待がかかる。(記事・堀越 ゆかり)

 

 

慶大5-2早大

経験に長ける川村主将

経験に長ける川村主将

○藪本(勇み足)前川

○樋口(寄り切り)上坂

●谷口(寄り切り)榊原

○嶋田(小手投げ)塚本

○飯塚(押し出し)中田

○川村(押し出し)小山

●藤原(上手投げ)井村

 

慶大1-6法大

●藪本(押し出し)川上

●樋口(小手投げ)高木

●谷口(寄り切り)白川

○嶋田(上手投げ)小賀坂

●飯塚(寄り切り)坂本

●川村(とったり)岡田

●藤原(上手投げ)野上

 

慶大7-0東大

大学初勝利を挙げた谷口

大学初勝利を挙げた谷口

○藪本(寄り切り)池田

○樋口(はたき込み)伊藤

○谷口(勇み足)千葉

○嶋田(寄り切り)柳瀬

○飯塚(突き落とし)尾崎

○川村(押し出し)真栄平

○藤原(網打ち)黒宮

 

慶大4-3立大

●藪本(はたき込み)成田

●樋口(吊り出し)細川

●谷口(突き落とし)坪井

○嶋田(不戦勝)佐藤

○飯塚(はたき込み)松堂

○川村(上手投げ)小林

○藤原(寄り切り)齋藤

 

慶大2-5専大

●藪本(寄り倒し)松山

東日本学生相撲体重別で準優勝を果たした飯塚

東日本学生相撲体重別で準優勝を果たした飯塚

●樋口(突き倒し)田中

●谷口(押し出し)牧園

●嶋田(押し出し)福田

○飯塚(押し出し)横田

○川村(下手投げ)南

●藤原(突き落とし)福山

 

慶大3-4大東文化大

○藪本(寄り切り)鈴木

●樋口(押し出し)谷合

●谷口(押し出し)里舘

●嶋田(寄り切り)神田

○飯塚(寄り倒し)佐藤

○川村(押し倒し)大久保

●日比野(寄り倒し)稲垣

 

慶大4-3国士舘大

○藪本(不戦勝)

○樋口(上手投げ)

●谷口(寄り倒し)

○嶋田(した手出し)

●飯塚(寄り切り)

○川村(押し出し)

●辻(寄り倒し)

 

 

大会後の監督・選手のコメント

 

 

松田 剛監督

(今日の大会を振り返って)今日の大会は布陣を皆で過去のデータに基づいて考え抜いたんですね。それが一部当たっていい結果が出たのではないかなと思います。ただ、やっぱり相撲なので布陣は組めたのですけれども、結果ダメだった部分もあったのですけれど。でも総じて良い布陣が組めたからこその結果だったと思います。(1位の専大から2勝したことについて)専修大学から2勝取れたというのは大きいと思いますね。今、二部ないしは一部でも通用する専修大学に2勝できたというのは良かったと思いますね。しかしながら法政大学など相撲の相性というものがあって、僅差の実力なのですけれど、その中でも相性が悪いのが専修と法政なので、その専修と法政に2勝と1勝できたことは良かったのではないかなと思います。実力が上がったなと思います。(実力が上がった要因は)皆大体力の差はあるのですが、基礎手練習をしっかりやったのは大きいかなと思いますね。下半身強化も。(今後の課題は)軽量級の子たちが確実に軽量級のところで勝てるということが必要かなと思いますね。経験者がそろっていて、1人は未経験者もいるのですが、その軽量級の子たちが勝てるようにする、というのが課題だと思います。(慶應らしい相撲とは)相手が土俵に上がってくるときから相手の所作・動作を見て、この人はどういう相撲を取るのだろうかということを考えて我々は立会をするんですね。そういうことを考えながらやっている、というのが慶應の相撲だと思います。(次の目標)来週全国の体重別選手権というのがあって、4名参加しまして、そこで1人でも多く上位に、できれば優勝できる子がいればいいなと思います。

 

川村 知己主将(経4)

(今日の大会を振り返って)チームとしては3年連続の4位で入賞はなりませんでしたが、上位の大学に対し接戦に持ち込めたので成長したのかなとは思います。(今日の試合に向けて)相撲の基本である出足をさらに磨きをかけました。(自身の取り組みを振り返って)僕が団体戦で意識することは、個人が勝ってチームに勢いをつけることで、そのことを意識して相撲をとりました。(今後に向けて)11月のインカレで引退なのですが、トーナメントなので、1人1本を意識して勝ちに行きます

 

飯塚 大河(総3)

(今日の大会を振り返って)今日はチームで入賞を狙っていたのですが、うまくかみ合わなくて去年と同じような感じになってしまったので、そこはちょっと悔しいかなと思います。(自身の3年連続敢闘賞は惜しくも達成を逃したが)今年は無差別級ということで、無差別でも敢闘賞取りたいなと思っていたのですが、もう少し稽古して無差別でも勝てるように頑張ります。(慶大のチームの特長)チームワークが良いことです。キャプテンが集めようと、団結力を高めようとしなくても、皆が仲良いので、皆で声出しながら戦えるところが良いことだと思います。(次の目標)来週が体重別の全国大会なので、そこで優勝できるように頑張ります。

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