慶應スポーツ新聞会

【ラグビー】対抗戦開幕特集⑤ 中村敬介インタビュー

WTB/FB中村敬

WTB/FB中村敬

第5弾は今季、WTB/FBとして活躍する中村敬介(経3)。観客を沸かせるようなセンスあふれるプレーでこの春も多くのチャンスを演出してきた。今回のインタビューでは、そんな彼の魅力に迫る。

 

――今シーズンこれまでを振り返っていかがですか

個人的には満足できるシーズンでした。自分の課題も徐々に克服できていると実感できました。自分の長所が通用したので自信になりました。夏シーズンは今まで行ったことのない北海道で行って、他のチームと一緒に練習できたことは、自分たちの立ち位置を知る上で有益でした。

 

――Aチームでずっとプレーされるのは初めてのシーズンでした

慶大の代表ですので、そこの誇りは常に持つようにしていました。

 

――チームとしては苦しんだ春シーズンでした

練習がハードで疲労もありましたが、ディフェンスに課題がありました。慶大はタックルを中心にディフェンスのチームなので、そこに関しての意識が低かったです。

 

――大東大に大敗を喫しました(●7-56)

あそこが疲労のピークで、そこまでの負けは想像していなくて危機感を持ち始めました。

 

対抗戦でも魅力的なプレーが見られるだろう

対抗戦でも魅力的なプレーが見られるだろう

――夏合宿ではどんなことに重点を置かれていましたか

個人的には80分間プレーし続ける体力をつけることに重点を置いていて、チームとしては「感謝」というのをテーマにしていて、今の環境が当たり前のものではなく、その「感謝」をプレーで体現することに重点を置いていました。

 

――その中で自身が成長したと感じることはありますか

周りを見る力がつきました。今までは自分のプレースタイル的にギリギリのところまで自分でいって相手にターンオーバーされることも多かったですが、今は自分で行くところと味方に任せるところの判断力がつきました。

 

――帝京大、明大などの強豪校との差はどこにありますか

徐々に縮まってはいますが、フィジカル面での差が大きいです。帝京大と菅平で練習試合をやらせてもらって感じたことは帝京大はしたたかで、試合の中でも力の入れ方がうまかったです。

 

――同級生には藤田選手(早大)や福岡選手(筑波大)など日本代表に選ばれている選手もいますが、この2人にここは負けないという自身の長所はありますか

藤田選手みたいに大きなストライドはありませんが、スピードでは負けないようにしたいです。

 

――中村選手は大学入学当初ラグビー部ではなくアメフト部に入部されました

元々NFLが好きで高校の頃からアメフトをやってみたいと思っていたので、アメフト部に入りました。

 

――ラグビーを再開するきっかけはなんですか

昨年、宮川尚之主将(環卒)に声をかけていただいて、同期のみんなと話し合ってここに居場所を感じたからです。

 

――ラグビー部に途中入部をされて苦労はありましたか

同期にも先輩にも恵まれたので、馴染むのには時間がかかりましたが苦労は特にありませんでした。

 

――アメフトをされていた経験がラグビーで生きることはありますか

みなさんが思っている以上に違うスポーツなので、特にないですね。アメフトの方が作戦の重要性が大きくて、そこの駆け引きがラグビーよりも大切になってきます。しかしアメフトは交代が自由で選手もたくさんいるのでラグビーの方が持久力が必要です。

 

――ラグビーとアメフトの兼任といえば山田章仁選手(環卒・現パナソニック)がいらっしゃいます

山田選手は「人を楽しませるプレー」を大切にされていて、自分もそんな風になりたいと思います。

 

「結果を残すプレーをしていきたい」と語る

「結果を残すプレーをしていきたい」と語る

――中村選手は様々なポジションを経験されていますが、自身が最も適性を感じるポジションはどこですか

今はWTBですけど、春シーズンはずっとFBをやっていてしっくりきていましたし、今も状況に応じてポジションを入れ替えてやっているので、特にこだわりはないです

 

――中村選手はWTBとFBの違いをどう考えられていますか

WTBは左右にいるのでアタックに参加しないフェーズもありますが、FBはキック処理後のプレーもあるので、FBの方がWTBに比べて自分の判断でプレーすることが多いと思います。

 

――中村選手自身はどちらの方が得意ですか

個人的には自分で判断してプレーしたいのでFBの方が好きですね。

 

――これから対抗戦が始まりますが、意識される選手や大学はありますか

ラグビーはチームスポーツなので、スーパースターが1人いても勝てる競技ではありません。ですので個人で意識する選手はいないですね。チームの方では早稲田大学で、僕は幼稚舎から慶應なので、早稲田に対するライバル意識は強いです。

 

――中村選手自身の目標はありますか

今少しけがしちゃっているんですけど、まずは全試合フル出場することが目標で、そこで結果を残すプレーをしていきたいです。

 

――最後に、Webをご覧の皆さまへメッセージをお願いします

いつも応援ありがとうございます。これから負けられない試合が続きますので、皆様の期待に応えることができるように頑張ります。これからも応援よろしくお願いします。

 

――お忙しい中ありがとうございました!!

(取材 住田孝介)

 

 

中村 敬介(なかむら・けいすけ)

私立慶應義塾高校を経て現在経済学部3年。ポジションはWTB/FB。得意のランと正確なキックでチームに欠かせない存在となった。

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