慶應スポーツ新聞会

【男子ホッケー】序盤の失点響き、連覇ならず / 第88回早慶定期戦

連覇を目指す戦いに挑んだ

連覇を目指す戦いに挑んだ

 

昨年の感動的な優勝をもう一度――そんな思いを胸に慶大ホッケー部は早慶定期戦に臨んだ。序盤からハイプレッシャーで試合を進めるもチャンスを生かせずにいると流れは徐々に早大に。すると前半11分にPCから失点すると、ミスも生まれ前半を0-2で折り返す。後半も流れを戻せなかった慶大は岡田寛(政4)のフリックシュートで得た1点どまり。敵地での早慶戦勝利はならなかった。

第88回早慶ホッケー定期戦

2014.11/9(日) 15:30~ @早稲田東伏見グラウンド 

慶應義塾大学 1-3 早稲田大学

(前半0-2、後半1-1)  

【得点者(アシスト者)】

60分 岡田(谷)  

<スタメン>

GK本名智一(経3)、FB田中啓介(政4)、三木雅史(経3)、宮坂健吾(政2)、吉國光裕(政1)、MF岡田寛(政4)、細井佑(経2)、福谷亮太(政1)、FW谷直剛(政3)、遠藤錬(経3)、下山雄大(経2)  

インカレをベスト16で終え、この日臨んだのは大正時代から続けられ、今年で88回目を数える伝統の早慶定期戦だ。日吉にて開催された昨年は得点を重ね、4年ぶりの勝利を飾った。今年は連覇と8年ぶりの敵地・東伏見での勝利をかけて試合に臨んだ。

フリックシュートを叩き込まれ先制を許す

フリックシュートを叩き込まれ先制を許す

開始のホーンが鳴ると、いきなり谷(政3)が快足を飛ばし、ゴール前まで迫る。得点にはつながらなかったものの、出足のいい試合となる予感をさせる。しかし6分、下山雄大(経2)のシュートがキーパーにはじかれると、リバウンドに詰めた遠藤錬(経3)のシュートはなんと相手DFがスティックでボールを止める大ファインプレー。先制することができない。このビッグプレーで流れが変わったのか、徐々に早大ペースになっていく。そして11分、PCを奪われると、フリックシュートをゴール右上に決められ先制を許す。落ち着きたい時間だったが、14分。中盤がボールを奪われると、そのまま独走を許しリバースシュートを決められ、0-2に。サイド攻撃が減り、サークルインできない慶大は攻めあぐね、0-2のまま前半を終えた。

唯一の得点は岡田のフリックシュート

唯一の得点は岡田のフリックシュート

 

後半も立ち上がりから攻め込まれる展開も、本名智一(経3)が体を張ってゴールを守る。38分のPCでは、フライングでDFが3人だけとなったが、相手のフリックシュートを本名が止める。決死のディフェンスを見せていたが、45分に打ち込みから華麗なタッチシュートを決められ痛恨の3失点目。早大攻撃陣の巧みな個人技に押される展開だったが、遠藤のリバースシュートを皮切りに攻撃に転じる。60分、最終ラインからロングパスが下山にとおると、そのままサークルイン。相手のファールを誘い、この日初めてのPCを獲得する。この大事なセットプレーをしっかりと岡田寛(政4)がゴール右上の難しい位置に鋭いフリックシュートを決め、得点を決めた。その後も攻勢に出るが、反撃するには時間が遅かった。1-3で敗れ連覇、そして8年ぶりの敵地での早慶戦勝利とはならなかった。

ここまで率いてきた田中の背中は大きかった

ここまで率いてきた田中の背中は大きかった

代々築かれてきた早慶戦の歴史に勝利の文字を刻むことはできなかったが、試合にかける思いは確かに伝わってきた。田中啓介(政4)主将が率いるTEAM2014も早慶戦後、11月16日の東農大戦(●1-3)をもって秋季リーグ4位という成績を収めて引退を迎えた。今年度のチームは全国王座の出場がかなわず、関東優勝にも届かなかった悔しさが残るシーズンになったかもしれない。それらの夢は後輩たちに託された。来年度の主将を任された谷がどのようなチーム作り、そして選手たちがどのような化学反応を起こすのか。ホッケー界のパイオニアとしてのプライドを胸に、これからも慶大ホッケー部は歩み続ける。

(記事:荒川智史、写真:河合佳祐、砂川昌輝)

 

来季以降の戦いぶりにも注目だ

来季以降の戦いぶりにも注目だ

今季で引退を迎える選手たち

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DF田中啓介(政4=慶應義塾)主将

慶應高よりプレーし、大学よりDFに挑戦。1年時より試合経験を積み、今季は第109代主将を務めあげた。ディフェンスはもちろん、走力を生かした果敢なオーバーラップも見せる。PCでもパサーを任され、まさにチームの心臓だった。KEIOのユニフォームを7年間背負ったその背中にチーム全員が鼓舞された瞬間も多かった。

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MF岡田寛(政4=慶應義塾)副将

慶應高では主将としてインハイベスト16を経験、大学でも非凡な技術をいかんなく発揮し、中盤の絶対的な軸としてチームに君臨。中でもPCでのフリックシュートの技術は一級品で、何度もチームの苦しい場面を救ってきた。

 

 

DSC_0232竹谷

 

 

GK竹谷佳祐(経4=慶應義塾)

大学より慶応ホッケー部の門をたたいたゴーリー。他の経験あるゴーリーが多い中でもまれ、公式戦出場はならなかったが、苦しいホッケー部の練習を経験し確かな自信を得たことは間違えない。

 

 

 

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MG高田謙(法4=慶應義塾)主務

慶應高時代はサイドバックとしてプレー。大学からはマネージャーとして、選手と監督、コーチ、OBとの懸け橋として奔走。チームを裏から支え、よりよいチーム作りに徹してきた。また所属審判員としてリーグ戦の笛を吹くこともあった。

 

 

その他、伊藤翔子(商4=渋谷教育学園渋谷)マネージャー、宇田川洸海(政4=慶應女子)マネージャーも引退を迎えました。

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