慶應スポーツ新聞会

【バレーボール】インカレ直前特集!岡田拓巳選手

この秋嬉しいニュースがとびこんできた。10月1日からタイで開催されたアジアジュニア男子選手権にて、日本が1988年の第4回大会以来、11大会ぶり2度目の優勝を飾った。19歳以下の各国代表により争われたこの大会。慶大からは岡田拓巳(商1)が選出され、優勝に大きく貢献した。今回の特集では、帰国後の岡田選手に独占取材。優勝の感想と、インカレを前に大学1年目のシーズンを振り返って頂いた。

 

 

アジアジュニア選手権優勝

 

―まずはアジアジュニア選手権大会優勝おめでとうございます。大会を終えて今の率直な感想をお願いします    

今回ジュニアの選手として大会に参加させて頂いたのですが、「優勝」をチームの目標としては持っていましたけれど、一番最初から優勝しか見えていなかったわけではなくて。だんだん試合を重ねていくうちに優勝というものが現実的に見えてきて、結局最後優勝というかたちになったというだけで、一戦一戦に全力を尽くした結果だと思っています。こういう勝ち方というか、優勝の道もあるんだなと思ったのが率直な感想です。    

―11大会ぶり2回目の優勝ということで、歴史的にも日本のバレーボール界にとってとても大きな出来事になったと思いますが

昔のことはちょっとわからないですけれど、とにかくそろったメンバーで一生懸命やった結果がこれだということで、こうやって名前を残せたということは、本当に嬉しいことだと思います。

―試合にはどういう形で出場されたのでしょうか

決勝と、その前の試合から、2枚替えで前衛のオポジットに入って3ローテこなして下がるというかたちで、交代で出ていました。攻撃の面でプレーしました。

―大会中の調子はどうでしたか

国際大会はユースを含めて2回目だったので、そういう大きい大会にいくぞというような緊張感は、前のユースのときに比べるとなかったので、ガチガチにはならなかったです。また控えで待っている間にも、仲間で盛り上がったりだとか、送り出されるときもいろいろ声をかけられて出られたので、良い調子で出られたことが多かったのかなと思います。

―国際大会の中で自分の役割をこなしていく、モチベーションの上げかたというのはあるんでしょうか

そうですね、もともと緊張しやすいので(笑)。あまり結果、結果というように頭の中をしないで、一個一個ボールを一生懸命追っていくというような考え方で出ていて。今回は良い結果を残せたので、それでモチベーションを維持できたのかなと思います。

―世界で戦う中で学んだものはありましたか

今大学では1部リーグでプレーさせて頂いていますけれど、その中でも試合をしていく上で自分よりもはるかに上手い人がいっぱいいます。やっぱりそれが世界になると、体格的にもそうですけれど、日本では見られないようなスパイクだとか、あとは速いサーブというようなパワーの違いを見せ付けられるようなプレーを見て、その上で視野が広がったというか、そういうのが経験できたのが良かったと思います。

 

素顔の岡田選手

 

―普段の岡田選手はどういう人ですか

まあ、普通だと思いますよ(笑)。そんな何も特筆するようなことはしてないですけれど、普通に授業出て、普通にテスト受けて、そこそこの成績を取っているという感じです。

―文武両道というイメージが強いですが

中学で部活を始めてから文武両道というのは、自分の中で目標ではないですけれど、果たすべきものかなというものではあったので。高校でもなんとかそれでやってこれたので、それは意識というか、自分の中で目標にはしていますね。

―今季から慶大は関東大学1部リーグに復帰したわけですが、やはり高いレベルでプレーしたいという気持ちはあったんでしょうか

そんな大した人じゃないので、自分は(笑)。バレーを続けるかどうかも漠然としていて、まあたぶんするんだろうなという感じでしか思っていなくて。今回慶應大学さんのほうからもうちでやってみないかというふうにお誘いを頂いて入ろうというふうに思ったので、1部に昇格したというのは聞いてとても嬉しかったです。

 ―実際に入ってみて慶大のイメージは変わりましたか

勉強が厳しいのかなというのは最初から思っていたので、ショックは少なかったですけれど、バレー部の練習が始まる時間も授業優先で設定してあるし、最初は生活的に朝早く学校に行って、バレーを10時過ぎくらいまでずっとやって、また帰ってきてっていうふうに大変だったので、それが今自分の中では、思っていたよりは辛かったなあとは思いましたね。今は全然もう大丈夫になりましたけど。

 

大学でのバレーボール

 

―大学でのバレーをやっていく上で感じていることはありますか

高校のときは、自分の勝負できるところは高さとかパワーだと思っていたんですけれど、大学で1部リーグにいざ出て、やってみろとなるとやっぱり相手はそれ以上のものを持って、プレーしているわけで。自分がこれで勝負できると思っていたもので勝負できなかったというのがショックとして大きかったというのが思ったことですね。世界に出たらなおさらそうなんですけれど。

 ―その中で春からレギュラーポジションを任されていますが

 出場の機会を頂いて、春も秋も自分が思っているようなプレーも出来ないし、チームも思っているように勝つことが出来なくて、ずっとふがいないことばかりしていて。でもやっぱり勝ちたいです。自分がレギュラーだからというわけではなくて、やっぱり自分はこの大学に入ったので、この大学で勝ちをとっていきたいです。

―慶大のチームの中での自分の役割は

 まわりからも言われていることなんですけれど、自分がもし活躍できるとしたら、やっぱり攻撃の面なので、1年生ですし、とにかくおもいきり良い意味で何も考えずに勝負して、良いスパイクを打ったりだとか、プレーできたら良いのかなと思います。

 ―今後レベルアップしなければならない点はどこでしょうか

課題はまあこれもいろんな人から言われて、自分でももうわかっているんですけれど、レシーブです。レシーブもサーブカットも全然使えるレベルにないので、そこはレベルアップさせなければいけないなと思います。

 ―2、3、4年とチームの中核を担っていくことが期待されていると思いますが、将来をみすえてどうでしょうか

 1部リーグに先輩たちの力で上げて頂いたので、とにかくまずは1部に残り続けることが大事だなと思っています。結果的にまた2年3年と積み重ねていく中で、どんどん勝利数も増えて、そのうちには優勝を狙えるような立場に持っていければなあと思います。

―最後に全日本インカレに向けた抱負をお願いします

もちろん4年生の最後の大会なので、勝つということは念頭にはあります。あとさっきも言いましたけれど、緊張しやすいので(笑)、あまり気負いせずに、リラックスして自分らしいプレーが出来ればと思います。

―岡田選手お忙しい中有難うございました

By Hideki Tsubonuma

♦岡田拓巳(おかだたくみ)

1991年(平3)8月10日生まれ。身長192センチ、最高到達点337センチ。埼玉・熊谷高校出身。商学部1年。ポジションはサイド。09年の世界ユース代表を経て、10年にアジアユース代表に選出。慶大では春からレフトを任され、ブロックの上から打ち抜く高さのあるスパイクでチームを支えた。

 

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