慶應スポーツ新聞会

【バスケ】中盤ペース乱れ、勝利つかめず VS拓殖大戦

 先週日曜日、専修大との接戦を制した慶大の次なる相手は強豪拓殖大。今年はあの王者東海大さえも撃破した拓殖大に慶大はどう対抗するのか、注目が集まった。1Qは高橋晃史郎の連続得点などで拓殖大を圧倒したが、中盤ギアを上げ始めた相手の動きについていけず、完全に流れは拓殖大に。主将・福元直人の負傷交代なども重なり、力を発揮できないまま試合を終えた。

 

 

2015/09/26(土) @東海大学湘南キャンパス

第91回関東大学バスケットボールリーグ戦 6日目 vs拓殖大

 

1Q

2Q

3Q

4Q

合計

慶大

25

13

23

70

拓殖大

23

22

22

18

85

スターティングメンバー

PG

#4 福元直人(環4・福大大濠高)

SG

#13 西戸良(総3・洛南高)

SF

#5 大元孝文(環4・洛南高)

PF

#22 トカチョフ サワ(環2・國學院久我山高)

#7 黒木亮(環4・延岡学園高)

主要選手スタッツ(背番号/選手名/成績)

#18 高橋晃史郎 (政2・慶應義塾高)16得点 9リバウンド

#13 西戸良 14得点 4スティール

 

この試合で才能の片鱗を見せつけた高橋。手薄なインサイドを支える若手として今後も期待がかかる。

この試合で才能の片鱗を見せつけた高橋。手薄なインサイドを支える若手として今後も期待がかかる。

 

 先週と同じスターティングメンバーで挑む慶大。試合はサワのジャンプシュートが決まったところから始まった。序盤黒木、サワがファウルを取られ、ディフェンスもうまく機能しない展開となっていた。阪口HCは開始3分半を過ぎたところで高橋を投入する。すると高橋は#23バンバに連続得点を決められた直後に3連続で得点を決める。今日の高橋の動きには抜群のキレがあった。その後はシーソーゲームが続く中、残り1分のところで高橋はシュートを決めるとともにバスケットカウントを獲得。その後も得点を重ね、1Qだけで高橋は11得点をあげる活躍を見せた。

 

 2Q序盤は慶大ペースで大元のスリーポイントなども重なり、一時は7点差をつける。しかし福元が2度連続でファウルを犯したところから一気に流れが変わる。#23バンバや#39成田を中心とした相手チームの強力なインサイド攻撃。かと思いきや次は華麗なアウトサイドから攻撃。もはや誰にも拓殖大を止めることはできなかった。開始3分半のところで阪口HCはタイムアウトを要求。ここから流れを変えていきたかったが、イージーなミスなども重なり一時は15点リードを許す展開に。終盤は高橋と西戸のシュートで点差を若干縮め、34-45で後半戦へと向かう。

 

この日4スティールをあげた西戸。無尽蔵のスタミナとボールへの嗅覚はチーム随一のものを誇る。

この日4スティールをあげた西戸。無尽蔵のスタミナとボールへの嗅覚はチーム随一のものを誇る。

 3Qでも序盤は苦しい展開が続く。開始2分でまったく得点を奪うことができず、相手に翻弄され続ける慶大。開始2分20秒のところで慶大は後半1回目のタイムアウトを要求した。その後はお互いに得点を決めることができない状況に。試合を動かしたのは主将福元のバスケットカウントを獲得したシュートだった。ここから福元は3連続で得点を獲得し、一気に点差を詰める。しかし拓殖大も黙ってはいない。ギアを上げた#99赤石が慶大に襲いかかり、得点を奪い取っていく。途中から出場した#13阿部も絶好調だった。福元の負傷なども重なり結局流れを引き寄せることはできず、47-67と20点差をつけられ最終4Qに向かった。

 

 4Q開始直後に鳥羽(環1・福大大濠高)、サワのシュートに加え、西戸のスリーポイントも決まり拓殖大を攻め立てる。しかし#23バンバのキレのある動きを止めることは4Qでもできず、3連続得点を決められ、万事休す。後半は下級生中心のチーム編成で臨み、木村能生(環2・東山高)や堂本阿斗ディーン(商2・慶應義塾高)が見せ場を作ったが、相手のリザーブメンバーも活躍を見せ、点差は全く縮まらない。70-85で痛い敗戦を喫した。

 

阪口HCは試合後「思っていたよりはやれた」と語った一方で、4年生が惜しかったと述べた。やはりチームの主力である4年生が力を発揮できないことはチームにとって大きな痛手だ。しかし今回の高橋のように下級生が活躍することで、新たな勢いをチームに与えることになる。これからは下級生の活躍からも目が離せない。

                                (記事:河合佳祐)

阪口HC

思っていたよりはやれたという感触でした。ただうちの4年生がおかしかったよね。まあでも拓大が今全勝ということを考えると、上位チームも射程距離にはいるという印象かな。(手ごたえは具体的にどこに感じたか)前半が特にそうだけど全部シュートにまでいけてるんだよね。ただそのシュートが入らなくて、そこが勝敗の分かれ目になったって感じだね。あと1本が遠かったです。ただもう1回やるチャンスはあるので、そこまでには届かせたいです。(4ピリは4年生抜きで臨んだが)なんか大元も1対1のディフェンスでワンアーム詰めろと言ってもやらないし、黒木も足を痛めていたし、みんな4年生がばててる感じだったからね。(3年生以下の評価は)うーん、なんとも言えないかな。高橋は今日は相手と相性がよかった感じだけど、評価は難しいです。一桁差まで詰めたら4年でいくぞとは言ってたんだけど、それはダメだったね。(青学戦への意気込みは)青学戦にも勝たないとね、まず下に落ちない努力をしないとだから。ただ今日結果的に4年生を休められたのはよかったので、また明日頑張りたいと思います。

 

高橋晃史郎(政2・慶應高)

シュートが入ったのと、要所要所でリバウンドが取れて、自分の持ち味は出せたと思います。でも先生からもいわれてしまったんですけど、いいプレーの後にミスが出てしまったので、そこをもっと詰めていきたいと思います。(インサイドの強い拓大への対策は)バンバに点をとられてしまって、サワと二人でダブルチームに行って確度をつけて守るというふうに話していたんですけど、結局とられてしまったので次の試合でバンバのところを抑えたいです。あと自分がついていた赤石さんにもシュートを入れられてしまったのでそこもしっかり対応して、そこの二人を抑えられれば勝てる試合だったと思うので次戦までには改善したいです。(最後は4年生抜きで戦ったが)ディフェンスを仕掛けるようにという話があったのですが、足をとめずにディフェンスをしなくてはいけない中で、1年生も良く出来ていたと思います。来年からはああいうメンバーで戦わなくては行けないと思うんですけど、いい流れだったと思います。(6試合を振り返って)やはり1部なんで、身体が強い人とかミスのない人、ディフェンスの巧い選手がいて毎試合自分の力不足を痛感しています。そういった選手に負けないように気持ちで戦っていきたいと思います。

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