日本で開催される男子の国際大会の中では2番目に大きな大会〝慶應チャレンジャー〟。WC大会、予選を終え、いよいよ明日から本戦が始まる。4大大会チャンピオンも排出したこの大会。今年は将来性豊かな外国人選手や、先日の全日本選手権でも活躍した添田豪選手をはじめとする日本のトップ選手が日吉・蝮谷に集結する。しかもなんと、学生は入場料無料!テニスファンはもちろん、そうでない人も授業の空コマや、三田祭休講期間で時間がある今週、ぜひ蝮谷テニスコートに足を運んでほしい!!盛り上がりを見せるのは三田祭の三田ではなく、慶應チャレンジャーの〝日吉・蝮谷テニスコート〟だ!!
そして、慶應チャレンジャー最大の凄みは、テニス協会やスポンサー各社様との連携から会場設営、審判・ボーラーまで全て慶大庭球部の選手が中心となって活動していることである。大会運営に奔走する庭球部部員にも注目してほしい!
今回は、慶應チャレンジャー本戦前日企画として、8部門・9人の部員にお話しを伺った。
2回に分けて紹介していきたい。
第1回は総括・スーパーバイザー・運営・ホスピタリティ部門を担当する部員の方に慶應チャレンジャーの魅力を伺った。(第2回)
――担当のお仕事について教えてください
総括部門は全体統括と、庭球部の日本一のために慶應チャレンジャーをどう生かすかを考えています。私はイベント部門とかをやっていたので、選手に直接接する部門の仕事を把握したりするのが大変でした。あと、チャレンジャーとチームの運営をどうリンクさせるかを考えるのが大変です。
――慶應チャレンジャーの魅力を教えてください
選手にとっては4つしかない国内のチャレンジャークラスの大会で、出場してここから羽ばたいていく大会ですので、日本人の登竜門であるところですね。
――個人的に注目している選手を教えてください
ダニエル太郎選手です。どこまで行くか注目しています。
――Webをご覧の皆さまへメッセージをお願いします
慶應の学生のみなさんがたくさん見てくれていると思いますので、授業の合間にまむし谷に降りてきてもらえれば、世界のトップになっていくような選手が人生を懸けた戦いをしているので、そういう選手を間近で見られると思いますし、テニスをやっていなくてもそこから学べることがあると思いますので、ぜひ足を運んでくれたらなと思います。
スーパーバイザー部門・高木 隆之介(総2・慶應義塾湘南藤沢高)
――担当のお仕事について教えてください
スーパーバイザー部門ではATP、JTAとの連絡と選手の宿泊の管理をしています。今年は選手からなかなか宿泊の連絡が来なかったり、急なメールが来たりして、すごく大変な部分があるんですけど、責任を感じて仕事をしています。私ともう一人の二人で活動していて、私が英語の必要な仕事をしています。
――かなり大変な部門であると思います
昨日も夜遅くに、選手からこちらからの言った額とホテルから言われた宿泊料の金額が違うという連絡が来ましたし、選手に気持ちよくプレーしてもらうために頑張っています。
――慶應チャレンジャーの魅力を教えてください
他のチャレンジャー大会より設備が悪い分、全力で日本のテニス発展のためにも頑張っているので、そこに魅力があると思います。
――個人的に注目している選手を教えてください
ダニエル太郎選手が好調なので注目しています。
――Webをご覧の皆さまへメッセージをお願いします
慶應チャレンジャーは学生主体で、必死に取り組んでいますので、慶應チャレンジャーにお越しいただいて、僕らの取り組みを見てもらえればと思います。
ホスピタリティ部門・島貫朔乃介(経3・慶應義塾湘南藤沢高)
――担当のお仕事について教えてください
ホスピタリティ部門のやることは、選手の送迎バスの運行管理から、選手ラウンジ内のお菓子やお茶の準備など、選手をおもてなししています。
――慶應チャレンジャーの魅力を教えてください
やっぱり距離感だと思いますね。有明コロシアムとかよりも、選手の小さな声、しぐさを感じられると思います。選手とすれ違うこともあると思います。
――個人的に注目している選手を教えてください
M・エブデン選手です。ランクは100位前後で派手なプレーはないのですが、ベテランらしいプレーをする選手で、個人的に今大会はどうやって勝ち抜いていくのかなと注目しています。
――Webをご覧の皆さまへメッセージをお願いします
慶應チャレンジャーに来ていただている人はコアなテニスファンの方々なので、1回でいいのでそうでない人も来ていただけるといいかなと感じています。
――担当のお仕事について教えてください
斉藤 運営の中の人繰りをしています。ボールパーソンやアンパイアのやり繰りとボランティアのみなさんに仕事を教えたりしています。
黒澤 運営の中には、人繰りと運営全般と選手への物資(主に飲み物)の提供をする部門の3つがあります。すべての土台となる作業をしています。
――慶應チャレンジャーの魅力を教えてください
斉藤 近い距離で日本トップクラスの選手が見られることです。また、学生主体という珍しい運営で、選手との距離が近いことですね。
黒澤 チャレンジャークラスの大会は慶應しかやっていないことは、慶應が大学テニス界を引っ張っていく上で大事であると考えています。設備とかは劣るのですが、ホスピタリティの面であったり、学生だからできることをやっていることが魅力だと思います。
――個人的に注目している選手を教えてください
斉藤 やっぱり本戦WCの上杉海斗選手(環2・清風高)ですかね。彼は、4年生がいなくなった大学テニス界をぶっちぎっていく存在で、ポテンシャルはすごいです!インカレでもプロ並みのショットを見せていて、大学の選手が外国の選手にどこまで通じるのかが注目です。
黒澤 正統派なんですけど、J・ミルマン選手です。昨年優勝していますし、ランクもトップということで、すごいファイトすることが特徴でこっちまで引き込まれますし、チームを大切にしているところがあって、家族へのサポートに感謝している人柄が素晴らしい選手で、タフな日程の中いいプレーを見せてくれると思います。
――Webをご覧の皆さまへメッセージをお願いします
斉藤 全日本選手権とかよりは知名度はないかもしれないのですが、試合のレベルは確実に高いので、ぜひ見に来てください!!
黒澤 慶應チャレンジャーにしかない魅力がたくさんあるので、まむし谷に一回足を運んでいただいて、慶應チャレンジャー、慶應庭球部を知ってもらいたいなと思います。
(企画・取材 太田悠貴)
慶應チャレンジャーの詳細情報はコチラ↓
▼会場
慶應義塾大学日吉キャンパス蝮谷テニスコート
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