【バレーボール】2戦2勝!いずれもストレート勝ちでグループ戦首位通過! 全日本インカレグループ戦

DSC_6260待ちに待った全日本インカレがついに開幕した。今年度の大会は全国から120校の大学がエントリーし、グループ戦を勝ち抜いた3チーム中2チームとシード校が決勝トーナメントへと出場する。慶大は3セットマッチで行われるグループ戦からの出場となった。この日対戦したのは東北福祉大学。試合は終始リードを保った慶大が危なげなく初戦をものにした。

 

 

12月1日(火)第68回秩父宮賜杯全日本バレーボール大学男子選手権大会 グループ戦 慶大×東北福祉大 @墨田区総合体育館

得点

  

慶大

セット

東北福祉大

25

20

25

21

 

スパイクを打ち込む池田

スパイクを打ち込む池田

グループ戦とはいえ、決勝トーナメント進出のためにも負けられない戦いが続く慶大。第1セット、相手のミスにも助けられ、序盤から点差を作って試合を優位に進める。20点台にスコアを乗せてからは池田裕哉(環3)のスパイクやダイレクトで得点を重ね、25-20とセットを先取。

 

第2セット、出だしにかけて6-8とこの試合初めて追う展開となるも、上野素希(文3)のブロック、クイックなどで10-8と再びリードを奪う。その後は布川智規(商3)の1枚ブロックが飛び出すなど、第1セットの勢いを保ったまま試合を進めていき、25-21とセットカウント2-0で初戦をものにした。

 

 

グループ戦首位通過をかけた第2戦の相手は宇都宮大。秋季リーグ戦ではセットカウント3-1で下した相手だ。

12月2日(水)第68回秩父宮賜杯全日本バレーボール大学男子選手権大会 グループ戦 慶大×東北福祉大 @墨田区総合体育館

 

得点

  

慶大

セット

宇大

25

16

26

24

 

第1セット、プレーに固さの目立つ相手をよそに、慶大は時間差攻撃などコンビを多用し、得点を積み重ねていく。タイムアウト明けのプレーでも上田悠貴(総4)のブロックで得点し、相手に勢いを渡さない。終盤にかけても2連続ブロックが飛び出すなど、終始主導権を得た慶大が25-16といい形でセットを先取する。

 

DSC_6327第2セットは一転、息のつまる接戦となる。立ち上がりの点の取り合いから池田のダイレクトプレーなどで3連続得点を挙げ11-8とする。ここで頭一つ抜け出したと思われたが、ネットタッチやローテーションミスなどで失点してしまい、流れに乗れず中盤へ。相手のサービスエースで先行される場面もあったが、ピンチサーバーで入った吉田純(環4)が相手クイックをディグし、味方の攻撃につなげ得点する。このプレーもあり、勢いを盛り返した慶大が21-19と再びリードを奪う。このまま押し切るかと思われたが、24-22とマッチポイントを取ってから、自軍のミスや相手ブロックでまさかの2連続失点。デュースへと持ち込まれる。なんとか勝ち切りたい場面。ここで相手のサーブミス、ブロックでプレッシャーをかけたのか、スパイクミスを呼び込み26-24とセットカウント2-0で試合終了。最後は何とか逃げ切って、グループ戦1位で決勝トーナメント進出を決めた。

 

グループ戦2試合をいずれも2-0のストレートで勝利した慶大。苦しい場面でも一つもセットを落とさず勝ち切ったことは決勝トーナメントに向けて好材料と言えるだろう。次戦の相手は大東文化大。秋季リーグ戦ではフルセットの末、敗れた相手だ。この試合に勝てば東亜大と平成国際大の勝者と連続して試合が行われる。肉体的にも精神的にもタフな試合が続くが、「センターコートでプレーする」目標に向かって一戦必勝で戦い抜く。

(記事 岩井邦夫)

 

 

宗雲監督

(グループ戦2試合を振り返って)

昨日は負けられない試合で選手が固かったので、内容的には20点くらいの出来で、今日は相手に向かっていたので良かったです。

(宇大戦の2セット目について)

力関係としてはあのくらいだと思います。1セット目はこちらのサーブが走っただけなので、そこまで宇都宮さんとの差はないように感じました

(リーグ戦が終了してからインカレまでどういった準備をされてきましたか)

そんなに変わっていなくて、サーブレシーブからしっかり切り返す。学生がサイドアウトを取るというのを、言っていたので、その点はぶれずにやっています。数字的にもすごくよくなった選手がいて、上野のクイックなどすごく安定しているし、佐藤康平も尻上がりに良くなってきたので、チーム力そのものは上がってきたのではないかなと思います。

(明日以降の決勝トーナメント戦に向けて)

対戦相手はこちらがチャレンジしていく相手なので、力は出してくれると思います。がんばります。

野瀬主将

(試合を振り返って)

昨日とかは相手の事情が分からなくて、正直自分たちがどれだけやれるのか分からない部分はあったんですが、僕たちができることをしっかりしようということで、入りはうまくいったんじゃないかなと思います。

(グループ1位について)

ここ1年、上手くいったことがあまりなかったので、最後の最後の舞台でここまで順調なので、調子に乗らずに、ここからが本当の勝負だと思うので、次を見据えていきたいと思います。

(トーナメントに向けて)

次は実力的にはおそらく大東文化に当たると思いますが、秋リーグで負けているので、そこで弾みをつけて次戦へと、次の一戦を見据えたいと思います。

 

サイド

池田 裕哉(環3・北嵯峨高)

セッター

尾木 将(政2・修道高)

センター

上田 悠貴(総4・生野高)

サイド

佐藤 康平(環2・桐蔭学園高)

サイド

布川 智規(商3・桐朋高)

センター

上野 素希(文3・甲陽学院高)

リベロ

野瀬 将平(環4・東福岡高)

途中出場

吉田 純(環4・東亜学園高)

 

佐藤 凛太郎(環4・東北高)

 

林 智之(商4・高知学芸高)

 

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