慶應スポーツ新聞会

【ソッカー(男子)】開幕前特集番外編! 新入生対談・松岡瑠夢×杉本崇太朗

いよいよ開幕した慶應義塾体育会ソッカー部の2017シーズン。開幕前、ケイスポでは全5回にわたって選手・監督のインタビューを掲載してきた。今回はその中で掲載できなかった新加入選手による対談をお届けする。松岡瑠夢(総1・FC東京U-18)と杉本崇太朗(政1・名古屋グランパスU-18)の2選手に、新たな舞台への挑戦に懸ける意気込みを語ってもらった。

 

――まずは自己紹介からお願いします!

松岡 松岡瑠夢です。ポジションはFWをやっていて、FC東京U-18から来ました。

杉本 杉本崇太朗です。ポジションはFWをやっています。名古屋グランパスU-18から来ました。

 

――慶大で一緒にプレーをしてどれくらい経ちましたか?

杉本 1カ月?

松岡 1カ月くらいです。

 

松岡(左)と杉本(右)

――お互いの印象はどうですか?

松岡 プレー面では、崇太朗は今右サイドをやっているんですけど、中でも起点を作って、左足でのシュートもパスもあるし、中盤の右サイドに左利きの選手がいるとFWの自分もやりやすいので、今はケガをしているんですけど、外から見ていてそう思います。人間性の部分ではしっかりしていて優しいですし、すぐ仲良くなったので、良い関係を築けているかなと思います。

杉本 まだ少ししか一緒にプレーしてないんですけど、FC東京の時から瑠夢のプレーを見ていて上手いなと思っていたし、実際やってみて左足のボールの置き方とかテクニックとかはレベルが高いなと思いました。人間性では、何かちょっとほんわかした感じで、まあでも優しいですし、話しかけやすいし、すぐに仲良くなって良い関係が築けていると思います。

 

――サッカーは何歳で始めましたか?

松岡 本格的に始めたのは6歳ですね。きっかけは、ボールが好きだったっていうのと、サッカーを見ていてロナウジーニョとかが好きで、そのプレーを見て、軽い感じでサッカーを始めました。

杉本 僕は5歳くらいからですね。5歳から8歳くらいまで父の仕事でマレーシアに住んでいたので、その時に現地でサッカーをやっているのを見て、興味を持ってサッカーを始めました。

 

――お二人ともJクラブのユース出身ですが、どうして高校サッカーではなくユースを選んだのでしょうか?

松岡 僕は小さい頃からJクラブの下部組織に入っていて、そこでユースに上がれなかったら高校サッカーに行っていたと思うんですけど昇格できたので、高校もレベルが高いところもあると思うんですけど、自分は慶應だったし、ユースの方がレベルが高かったので、そこに上がってプレーしたいという気持ちがあったので、ユースを選びました。

杉本 僕も小学3年生からずっとグランパスで、瑠夢と同じようにユースに昇格できたというのと、あとはやっぱりプロになりたかったというのがあったので、プロになるといった時にグランパスでやってそのまま昇格したいなと思ったのでそうしました。

 

――ユース卒業後、慶大への進学を決めた理由は何ですか?

松岡 僕は小学校から慶應なんで、そのままって感じですね。

杉本 僕は、大学サッカーってなった時に、文武両道を実践している慶應でやっぱりやりたいなというのがあって選びました。

 

――大学サッカーにはどんな印象がありますか?

松岡 高校の時よりもどの選手も大きくてスピードも速くて強いし、パワフルな印象です。

杉本 同じように、大きくて、高校サッカーと比べてフィジカル面が強くてスピードもあって、そういう面でプロに近い環境だと思います。

 

杉本「先輩方は優しくて人間的に余裕がある」

 

――ソッカー部の印象はいかがですか?

松岡 自分はまだあまりやっていないんですけど、外から見ていて、監督が要求することが結構高いので、今の時期はみんなそれに向かってきつい内容だと思うんですけど上を向いてしっかり一つの目標を見て良い練習をやってきているし、みんなまとまっているチームだなと思います。

杉本 サッカーの部分では、瑠夢の言ったように監督が求めていることを体現しようとみんな一丸となって頑張っているという感じで、ピッチ外で言うと、先輩方も優しくて。ユースの時にはプロの選手を間近で見ていたので自分もプロ意識を持てていたと思っていたんですけど、このチームに来てみて、一人ひとり主体的に動いていて、人間的にも先輩たちのレベルが高いと思ったので、学ぶことは多いかなと思います。

 

――ソッカー部に入って「すごい」と思った選手はいますか?

松岡 祥也(落合祥也、商2・横浜FCユース)選手は中盤でボールを奪って前にパスをするプレーが、自分には無いプレーなので、すごいと思います。

杉本 僕は特に誰ということはないんですけど、みんながそれぞれ武器を持っているなというのは思います。例えばFWの池田(池田豊史貴、総4・浅野高)選手だったら体が大きくて強かったり、DFの沼くん(沼崎和弥、商2・暁星高)だったら競り合いが強いし、夏くん(渡辺夏彦、総4・国学院久我山高)とかはボールの置き方が上手かったり、一人ひとりが武器を持っている感じなので、誰を見ても学びたいというか、いいなと思いますね。

 

――お二人の長所、アピールポイントはどこですか?

松岡 自分はドリブルとシュートだと思います。

杉本 今は右サイドをやっているんですけど、あまりポジションにこだわらず、間で受けながらゴール前の狭いところでボールを受けて、ターンをしたりチャンスメイクをしたり、自分でシュートを打ったりするプレーが得意です。

 

――ソッカー部の雰囲気はいかがですか?

松岡 すごく入りやすかったし、みんな優しいので、すごく良い雰囲気だなと思います。

杉本 最初は入ってきて緊張していたんですけど、先輩方も優しくて、人間的に余裕があるというか、「後輩のことまで面倒を見て自分たちもやって」という感じで雰囲気は良いです。

 

――ユースの時とは違いますか?

杉本 どう?違う?

松岡 違うね。ユースの先輩はみんな良い人なんですけど、基本うるさくて(笑)、みんな個が強かったので、高校生だったというのもあったんですけど、ここではみんなもう少し大人な気がします。

杉本 うん。先輩が親切ですね。ここではお互いがしっかりとやるべき仕事をやっていて、その上で色々と、プレー面もそれ以外も、特に4年生とかは教えてくれます。

 

――須田監督の印象はいかがですか?

松岡 自分のFC東京の時の監督と要求するところは似ているという印象があって、あとは、ユースの時はあえて監督が言わないこともあったんですけど、ここではもっと細かく、より具体的に指示してくれるという印象があります。

杉本 熱量がすごいというか、いつも100パーセントで、ピッチに入った時には熱い気持ちを選手以上に出してやっていて。熱量のすごい監督だという印象が強いです。

 

――ユースの時と違うところはありますか?

松岡 ユースの時はルールとかあまりなかったんですけど、それに比べて大学では服装だったり決まりも多いので、それは結構違うところですね。

杉本 確かに。決まりでいえばユースの時より、より規則に従ってやることが多いですね。あとは、ユースの時は監督についていくみたいな感じだったんですけど、ここでは選手一人ひとりが主体性を持っていて、選手間ミーティングが行われたりして選手同士でコミュニケーションを取ったりして、監督に全部指示を仰ぐんじゃなくて、自分たちで戦術的な理解を深めていったりだとか、次の試合の目標を決めたりとか、そういう部分はユースの時とは違うと思います。

 

――1年生同士のコミュニケーションはもう取れましたか?

松岡 はい。

杉本 はい。な?(笑)

松岡 はい(笑)。まあ人数は多いので、まだあまり話してない人もいるんですけど、基本的に俺らの代は仲が良いと思います。

 

――ここで少しテーマを変えさせていただきたいのですが、お二人は何か趣味はありますか?

松岡 俺趣味無いんだよね…(笑)。

杉本 何だろうな…。

松岡 基本ユースの時は月曜日しかオフがなくて、学校から帰ってきたらもう結構な時間なので、テスト前は勉強していたし、それ以外の日は…。でもそんなにすることないよね?遊びに行くとか嫌なんですよ(笑)、疲れるので…。人混み疲れるので、家にいたいんですよ。だからはやく帰って、ゆっくりして、早めに寝て、また次の日から頑張るみたいな…。趣味は無いです。サッカー以外何もしないです(笑)。小さい頃はゲームとかやっていたんですけどもう全然やらないし。

杉本 うーん…。空いた時間があまり無かったんですけど、でも本読むのは好きなので、いろいろと本を読んだりとか、本じゃなくても漫画を読んだりだとか、あとは何かあるかな…。でも同じ感じですね。まあ遊びには全然行かなかったですね。

 

――お二人でどこかへ行ったことはありますか?

松岡 練習が終わる時間が昼なので、ご飯を食べに行ったりとかはあります。

杉本 ご飯は食べに行きますね。

 

名古屋グランパスU-18から加入した杉本

――杉本選手は今回が初めての東京での生活になると思いますが、もう慣れましたか?

杉本 これを慣れたと言って良いのか分からないですけど、まあでも最初は不安なことがあったんですけど、1カ月くらい経って多少は慣れたんですかね(笑)。

 

松岡「久保建英は外国人みたいな感じ(笑)」

 

――プロの試合は見ますか?

松岡 はい。DVDが置いてあるのでそれを借りて見たりはしますけど、あまりJリーグの試合は見ないです。

杉本 ユースの時はトップチームの試合を見に行ったりとかしました。テレビでやっている時はJリーグとか代表の試合も見るんですけど、基本的には海外の試合を見ます。

 

――好きなチームはありますか?

松岡 バルセロナですね。リーグ戦ってあれだけ試合があったらずっと勝つのって難しいと思うんですけど、どのシーズンもほぼ勝つじゃないですか。それでサッカーも面白いんで、見ていて楽しいですよね。

杉本 もちろん、バルサも好きですし(笑)。でもあのトップクラスの試合を見るとどのチームも面白いので、全般的に見てますね。

 

――好きな選手はいますか?

松岡 ネイマールとか、メッシとかですかね。

杉本 やっぱりネイマールとかメッシとかは見ていて面白いですし、ボールを持った時にワクワクするじゃないですか。あの感じが見ていて楽しいし、自分もなりたいなと思いますね。

 

――松岡選手はFC東京U-18では久保建英選手と一緒にプレーをしていましたが、いかがでしたか?

松岡 まずみんなツイッターで(久保選手がチームに加入する事を)知ったんですけど、そんなことは異例だったので、さすがにそれはないと思っていたんですけど、その次の日に練習に行ったらいて、みんなも「マジか」みたいな感じでした。最初の頃はまだ馴染んでなかったんですけど、プレーはやっぱり最初からすごかったですね。日本人じゃないみたいなプレーで、独特なんですよ。上手いし、ちっちゃいんですけど、バルセロナでやってきた感じというか、本当に足元が上手くて、テクニックがユースに来ても結構抜けてたなという感じでした。

 

松岡はFC東京U-18時代に久保建英ともプレーした

――久保選手はどのようなキャラクターでしたか?

松岡 みんな試合中やらなくちゃいけないことってあるじゃないですか。やりたくないことでも、あいつの場合はそういうのはまだあまりやらないんですけど、でも点は取るというか、外国人みたいな感じです(笑)。最後の方は最初に比べてFC東京が求めることもやるようになったんですけど、でも自分を崩さないというか、それでも結果を出すので。あとはあいつの性格が馴染みやすいというか、1週間ぐらいでみんな馴染んでいましたし、誰にでも話しかけるし。そういう所がすごいなと思います。まだ幼いんですよね(笑)。誰にでもちょっかいとか出して、だからみんなすぐ馴染むんですよね、めっちゃ話すし。普通ネックウォーマーとか暗黙の了解で禁止なんですけど、いきなり頭につけて出てきたりとか(笑)。ちょっと日本人っぽくないですね。けどまあすごく良い奴ですね。

――ポジション争いについては意識していましたか?

松岡 建英は、どっちかと言うと後半に出てきて相手が疲れているところで点を取る感じだったので。夏のクラブユースとかでも全部後半の30分くらいから出て得点王になったし。でも、スタメン争いもしましたね。何試合か取られた試合もあったし。でも自分たちはそんなに意識していたとかはなかったですね、良いチームメイトみたいな感じで。

 

――お互い左利きでしたがそのあたりはいかがでしたか?

松岡 よく似ているとは言われたんですけど、まあやりやすかったはやりやすかったですね。ツートップを組む時もあったので、そういう時は結構楽しかったですし、やりやすかったです。

 

松岡「試合では緊張しないのでいつも通りやりたい」

杉本「単発ではなく長い間チームに貢献し続ける」

 

――慶大ソッカー部での目標は何ですか?

松岡 今年は関東1部で優勝するというのが全体での目標なので、試合に少しでも出てそれに貢献できたらいいなと思います。

杉本 チームとして関東1部優勝が目標なので、それに向けてやれればいいかなと思います。

 

――今シーズンの個人的な目標を教えてください

松岡 自分は早くケガを治して、試合に出ることが目標です。試合に出たらあまり緊張はしないので、いつも通りやれればいいと思います。

杉本 スタメンに入っていけるように、結果も残していくということを1年通してやっていければいいと思います。

 

――将来的な夢は何ですか?

松岡 まずはプロサッカー選手になることが目標です。そこからはどうなるか分からないですけど、より上に行けるような選手になりたいと思います。

杉本 プロサッカー選手になって、そこから自分のプレーをみんなに見たいと思われるような、ボールを持った時に見ている人たちがワクワクするようなサッカー選手になれればいいなと思います。

 

――今後の活動、リーグ戦に向けて意気込みをお願いします!

松岡 大学サッカーをまだ全然経験できていないので、早く慣れて、自分はケガを治して、早く試合に出られればいいと思います。

杉本 早く大学サッカーや新しい生活に慣れて、1試合でも多く試合に出て少しでもチームに貢献するということを、単発ではなく長い間続けるということを目標にやっていきたいです。そのために毎日がセレクションのようなものなので、しっかりアピールして、チームにフィットして、チームに貢献できるようなプレーをして、その結果開幕戦にも出られたらいいと思います。

 

(取材 岩見拓哉)

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