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【ホッケー(女子)】TEAM2017の初陣、強豪相手に力及ばず大敗を喫する/関東学生ホッケー春季リーグ 駿河台大戦

試合前円陣を組む選手たち

 

TEAM2017として新しく生まれ変わった慶大ホッケー部女子。春季リーグ初戦となった駿河台大戦は、前半に5失点と大きなリードを許すと、後半も相手の勢いを止められず4点を追加された。合計9失点を喫する悔しい大敗となった一戦は、強豪を相手に課題の見えるものとなった。

 

 

平成29年関東学生ホッケー春季リーグ Bプール

 

4/9(日) 13:00試合開始 @駿河台大学ホッケー場

 

 

前半

後半

合計

慶大

駿河台大

 

 

スタメン

GK 大野結花(商4)

DF 花島夏紀(文4)、三宅美紅(経3)、茂木みな美(経4)、今田あかり(法4)

MF 山崎ほのか(商3)、荒川理佳子(経3)、石田怜子(文4)

FW 内藤梓(政2)、高橋夏苗(文4)、児島沙也佳(経2)

 

 

昨季を1部リーグ6位という結果で終えた慶大ホッケー部女子。TEAM2017として生まれ変わったチームは、GKの大野結花(商4)が主将を務める。1部リーグ上位を目指す戦いのスタートは、昨季2位の強豪駿河台大との一戦となった。

 

 

中盤で攻撃の起点となった石田

小雨の降る中始まった試合は、前半から相手にボールを支配され、厳しい展開を強いられる。2分、茂木みな美(経4)からの自陣からのパスが味方に通らず、相手にボールを奪われる。そこからサークル内へ侵入されて放たれたシュートを防ぐことができず、駿河台大に先制を許す。攻撃の糸口を探る慶大は7分、中盤で石田怜子(文4)が相手のパスをカットしボールを奪うと、右サイドを駆け上がる。しかし、ここはサークル内には持ち込めず、チャンスには至れない。駿河台大の速いパス回しとドリブルに翻弄され、なかなかリズムを作れない慶大は、12分にも味方同士のパスミスからカウンターを仕掛けられ、手薄になったディフェンスを突破されると、2点目を与えてしまう。13分と16分に与えたPCは、GK大野を中心とした守備でなんとか守り切るも、17分にフィールドゴールを許し0-3。さらに、26分、27分と立て続けにゴールを決められ点差を5点に広げられる。後半に向けていい形を作りたい慶大は、30分に再び中盤から石田が仕掛けるも、ここもシュートまで至れず。大きなリード許し、前半を折り返した。

 

 

GKとしてチームを率いる主将の大野

降り続いていた雨も上がり始まった後半。反撃をしたい慶大であったが、後半もなかなか流れに乗れない。2分、相手選手にサークル内にドリブルで侵入されると、鋭いシュートがゴールに突き刺さり0-6。主導権を握られると、11分にも得点を許し、点差は7点に。一方、諦めない姿勢を続ける慶大もチャンスを演出する。12分、相手からボールを奪った石田が右サイドをドリブル突破し、サークル内の高橋夏苗(文4)へパスを出すもここはうまく通らず。続く14分には、高橋から雑賀水紀(経3)にサークル内でパスが通る。雑賀がシュートを放つも体勢が悪く枠を捉えられず、慶大は得点を奪うことができない。15分にも得点を許すと、26分にはファールで与えたPCから失点。その後も、必死にボールを追いかけるが強豪駿河台大を相手に力及ばず、0-9の大敗となった。

 

 

勝利には程遠い点差となってしまったのは事実であるが、収穫もあった。主将の大野が「(相手のPCでは)相手のミスに救われた部分が多かった」とは言うものの、この試合でPCから失点を許したのは1点のみ。PCの際の守備では、組織的なプレーが実践できていた証拠だと言える。しかし、課題が見えた一戦でもあり、ボールを支配した時間とつながったパスの数では相手に圧倒されてしまった。守備からリズムを作り出し、攻撃に繋げてボールを長く支配する形ができれば、勝利に近づくのは間違いない。強豪との対戦で得た収穫と課題を糧に、チーム力をさらに向上させることは不可欠である。TEAM2017はまだ始まったばかりだ。

 

 

(記事:重川航太朗、写真:江島健生)

 

 

次戦 4月16日(日)  VS早大

13:00 試合開始 @早稲田大学東伏見グラウンド

 

◎関東学生ホッケー春季リーグ Bプール 星取表・日程表(4/9時点)

 

 

慶應義塾

駿河台

早稲田

成城

勝ち点

得失点差

慶應義塾

×

●0-9

4/16

5/5

-9

駿河台

○9-0

×

4/29

4/15

早稲田

4/16

4/29

×

4/23

成城

5/5

4/15

4/23

×

 

 

以下、コメント

 

吉貴奈津子監督

 

(今日の試合を振り返って)結果だけ見ると完全に負け試合なので、来週似たようなレベルの相手と戦うという中でかなり課題は多いのかなというのはあります。レベルの高い相手なので、そこに対して自分たちができることはやっていて、雰囲気としてはしっかり前に攻めるという気持ちを最後まで持っていたことは良かったことだと思いますが、実力が全然及びませんでした。(攻め込まれる部分が多かったが守備の部分で課題はあるか)表裏一体だとは思うのですが、チーム内で普段練習しているので攻撃力が上がらないと守備の練習もなかなかできないので、自分たちの中ではうまく守れているけれども今日ぐらいの相手になると守れていないという風になってしまっています。最後の詰めの部分というところが相手にはあって、私たちの方が一歩足が出なかったし、もうこれで守れたかなという場面でまた決められてしまうというのがあるので、強いチームを仮想した形で今の守備では通用しないということを意識しながら、練習しなければいけないと思います。(攻撃の部分について)共通認識はあって、強い相手なので中は駆けずにそこにボールを出すからという感じでやれていました。決めたことはやっていたので、そこでボールが取れないというのは相手の方がその瞬間で技量が上回っているということだと思います。もう少し前にボールを流すといった工夫をして、もっとサークル内に入っていけるようにしたいです。今のスタイルだと守って守ってカウンターという感じなので、その時に決めきることができる力というのをフォワードが持つ必要があると思います。(キーポイントになると感じる選手は)フォワードには副将で高橋夏苗がいて、ミッドフィールダーに石田怜子がいて、キーパーが主将の大野結花がいて、というところがうちの強みだとは思うので、そこでうまくつなげていければというのはあるのですが、どちらかというとそれ以外の選手がもっと頑張っていって底上げが必要なのかなと思います。今出たり入ったりしている選手たちにもう一段階レベルアップしてほしいなという感じです。(来週には早大戦が控えるが今後に向けて)早稲田さんもうちとは違って強豪校から選手を集めている学校なので、今日と同じように苦しい戦いになると思うのですけど、70分間攻めきるということは継続的にやっていきたいのと、場面場面で対処方法を伝えて、無失点、そして1得点というところで勝ちにいって、上位への切符を掴みたいなと思います。

 

大野結花(商4・田園調布学園)

 

(今日の試合を振り返って)チームとしては堅守速攻というテーマで戦術を組んでいたのですが、そこの部分は少ないチャンスながらしっかり意見をもってやれたのは良かった点です。ただ守りに関しては、最後の詰めが甘かったところで9点積み重なってしまったので、最後の詰めというところはかなり課題かなと個人的には思います。(格上の相手でしたがどういったゲームプランを考えていたか)先ほどの話と関連してしまうと思うのですが、しっかりハーフで守ってから少ないチャンスを前につなげて、サークルに入ってからはPCだとかそういうところでしっかり得点を取ることを目標に掲げていました。(今日の試合で見つかった課題は)ギリギリのところで怪我人ですとか、体調不良者がキーとなる選手の中で多かったので、そこらへんの体調管理、身体のケアはもう少し徹底しないといけないと思います。ただメンバーが揃っていないなかでも他の子はそれをフォローできるような力を付けていかなければならないので、練習中の一本の重みといった点をもうちょっと厳しく私から言っていきたいと考えています。(PCでの失点はよく抑えられてように思えた)そうですね。ただペナルティーコーナーに関しては正直相手のミスに救われた部分が多かったですね。多分向こうの戦術としてはキーパーに当ててはじいたところを狙っていたと思うので、私たちもそれに対しての意識付けは練習からしていたので対応できたのかなと思います。(来週の早大戦に向けて意気込みを)やはり来週必ず勝たないと上位には行けないので、そこは一番メインとなる試合になると思います。今日残った課題である一本の重みであるとか、詰めといったところを意識しながらチャンスを確実にものにするという思いで来週は頑張りたいと思います。

 

 

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