【テニス】シングルス村瀬、ダブルス逸崎・畠山が4強!/関東学生テニストーナメント大会 5日目

 

シングルス4強を決めた村瀬

平成29年度関東学生テニストーナメント大会

2017年5月4日@有明テニスの森

 

昨日は男子ダブルス準々決勝、女子シングルス4回戦・準々決勝、女子ダブルス準々決勝に慶大選手が出場。男子ダブルス逸崎凱人(環3・大阪産業大付属高)・畠山成冴(環3・湘南工科大付属高)は圧倒的な強さを見せつけ、女子シングルス村瀬早香(環4・京都外大西高)も連続の試合とは思えない力強さで4強に勝ち残った。女子ダブルス村瀬・押野紗穂(環3・つくば国際大東風高)はスーパータイブレークにもつれ込む熱戦を繰り広げたものの、惜しくもここで敗退となってしまった。

 

◆男子ダブルス準々決勝

息の合ったプレーを見せる逸崎・畠山

○逸崎凱人・畠山成冴

2{6-4,6-1}1

古賀大貴・安上昂志(早大)

冷静な様子で喜ぶ二人

準々決勝、相手も勢いに乗っているだけあって速いボールの打ち合いとなったこの試合。上から叩きつけるような球やネット際のプレーなど技のあるプレーで相手を翻弄し、少しのスキに力強く球を打ち込んでいった逸崎・畠山。ファーストセット5-1までリードしたあと 5-4まで追い込まれる場面もあったが、しっかりと立て直してセカンドセットはすんなりとものにした。圧倒的な強さを誇るこの二人、確かな実力に自信を持って優勝まであと2勝を駆け抜けてほしい。

 

  • 女子シングルス4回戦

    力強いプレーをした村瀬

○村瀬早香

2{6-4,6-3}1

高橋玲奈(亜大)

左右に振り分けてくる相手に対し、緩急の使い分けをして鋭い打球で決めていくスタイルで対抗した村瀬。力強いプレーで勝利を収めた。

 

◆女子シングルス準々決勝

積極的なプレースタイルを貫く村瀬

○村瀬早香

2{3-6,6-0,6-4}1

大河真由(早大)

4回戦から連続で臨んだ準々決勝。お互いがコートギリギリを攻める白熱した試合となったが、鋭い打球を放った村瀬が勝利し4強進出。2試合目の疲れも感じさせない積極的なプレーは圧巻であった。

 

◆女子ダブルス準々決勝

作戦を練る村瀬・押野

●村瀬・押野

1{6-4,3-6,5-10}2

根本咲菜・小松莉奈(東学大)

 

試合後は悔しそうな表情を浮かべた

ファーストセット、押野は「緊張感があった」と振り返ったものの、ゲームを取られても取り返す姿勢で見事制する。セカンドセットは激しい打ち合いの末ゲームを落としてしまう場面が多く見られた。ファイナルセットでは相手の勢いに押され、惜しくもベスト8で敗退となってしまった。実力は拮抗していただけに非常に悔しい結果となったこの試合。押野は早慶戦でのプレーに期待。村瀬は今日のシングルスに全ての感情をぶつけてほしい。

記事 鈴木優子

 

◆選手コメント

 

逸崎凱人(環3・大阪産業大付属高)

(今日の試合を振り返って)最初からしっかり自分たちの持ち味であるサーブとボレーを中心に攻めていけて、それを最後まで貫けたのが勝因だと思います。(相手の印象は)年下で勢いがあって、今ノリにノッている選手というイメージだったんですけど、それを自分たちも勢いで跳ね返す意識でできたと思います。(ボレーとサーブのどこが強みですか)ボレーはミスが少なく固くできたというのと、サーブは自分たち二人とも回転やスピードに自信があるので、そこが良かったと思います。(明日の試合に向けて)明日も簡単な試合にはならないと思うんですけど、自分たちのプレーをして勝てるように頑張りたいです。

 

畠山成冴(環3・湘南工科大付属高)

(今日の試合を振り返って)ファーストセット5-1でリードしているところから2回ブレイクされてしまって、そこで緩みが出たので、しっかりと二人で締め直してセカンドの出だしに集中して、相手を叩き潰しきれたのが良かったかなと思います。(相手の印象は)シード選手を倒してきていて勢いがあったし、2年生同士のペアということで元気良くやってくると思っていたので、そこに対してネガティブにとらえずに僕らも堂々と戦おうと思っていました。(ダブルスの中でご自身の役割は)逸崎がストロークなど固いプレーをしてくれるので、僕はその分ネットプレーや後ろで相手を揺さぶるプレーが役目かなと思います。(今のお二人の調子は)当たり前のことをできているからこそ状態はいいと思うので、もっともっと確率高くというか、いいプレーができると思うので、優勝まであと2勝、どんどんレベルアップさせていきたいです。(明日の試合に向けて)明日も相手は勢いがあると思うんですけど、それに対して自分たちも堂々と今までやってきたことをぶつけて元気良く戦いたいと思います。

 

押野紗穂(環3・つくば国際大東風高)

(今日の試合を振り返って)序盤私がちょっと硬くなってしまっていて、緊張感があって伸び伸びとしたプレーができなかったんですけど、そこは何とかペアの村瀬さんと協力してファーストセットを取れたのは大きかったです。でもセカンドで3-3から相手に簡単に取られる場面があったので、そのゲームを落としたとしてももっと粘れれば次のゲームが楽になったんですけど、軽く落としてしまったのが良くなかったと思っています。ファイナルもスーパータイブレークで、どっちに転ぶかわからない状態だったんですけど、最後相手の方が1本多く返していて、こっちが先にミスしてしまっていたので、僅差で負けてしまったのは悔しいなあと思います。(自分たちの強みは発揮できましたか)発揮できたところはあったのでそこは自信にしていいと思うんですけど、最初から最後までは発揮できなかったので、次からはアップダウンなくできればいいなと思います。(相手の良かったところは)フォアサイドの小松さんが結構伸びてくるボールを打ってきて、小松さんが追い込んで根本さんが決めるというパターンが強みだったと思います。(ベスト8という結果をどのように受け止めていますか)タイトルが欲しかったんですけど、ベスト8ではあんまり喜べないです。(今日の結果をどのように次につなげたいですか)次はもう来週の早慶戦が迫っているので、技術的にはそんな急には変わらないと思うんですけど、勇気を持ってボレーに出るとか、一歩前に出るとか、メンタル面も引かずに強気強気で考えてやっていくのがいいかなと思います。

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