【テニス(男子)】16強入り選手が全て8強へ!/全日本学生テニス選手権大会 5日目

逸﨑は単複ともにベスト8入り

インカレ本戦5日目はベスト8決定戦。慶大男子はこの日出場した全選手が勝ち残り、シングルスは逸﨑凱人(環3・大阪産業大付属高)、ダブルスは逸﨑・畠山成冴(環3・湘南工科大付属高)組、福田真大(商2・慶應湘南藤沢高)・今村昌倫(環1・清風高)組が準々決勝へと進んだ。

全日本学生テニス選手権大会 シングルス4R、ダブルス3R

2017年8月11日@岐阜メモリアルセンター

◆シングルス4R

○逸﨑凱人 

2{6-3、7-5}0

安田(東海学大)

男子シングルスをリードする逸﨑

逸﨑は調子を上げてきている安田(東海学大)と対戦した。第1セットからサーブの調子がよく、サービスエースを多く決めた。第1セットはサービスエースと強力なショットが決まり6-3と第1セットを奪う。第2セットは、5-3と優位に試合を展開していたが、相手にブレイクを許し、5-5と迫られた。しかし、ここからリターンエースと今日の試合で調子よかったサーブが決まり、7-5と第2セットも奪った。

 

 

◆ダブルス3R

○逸﨑・畠山

2{6-4、6-2}0

古賀・安上

○福田・今村

2{7-5、6-2}0

齋藤・高村

勝利を勝ち取った逸﨑・畠山


逸﨑・畠山ペアは古賀・安上ペアと対戦した。第1セットは相手のサービスエースとボレーが決まり、苦しい展開を強いられた。しかし、逸崎も畠山もサーブエースを次々と決め、6-4で第1セットを奪取した。第2セットでは、サーブに加えボレーやスマッシュの調子が上がり、相手を寄せ付けなかった。結局、このセットを6-2で奪い、ストレート勝ちをした。

 

齋藤・高村にリベンジを果たした福田・今村

福田・今村ペアは春関で敗れた齋藤・高村ペア(早大)と対戦した。第1セットの序盤は互いのボレーやの勝負を展開していた。中盤に入ると、相手の調子が上がり、4-5と追い込まれる。しかし、ここから、今村も福田もサービスエース、ボレー、スマッシュを決め、5-5と追いつく。次の11ゲームで今村がサーブで福田が前衛という得意な形と持ち味であるリターンで6-5と逆転する。12ゲームでは、サービスゲームをキープし、第1セットを7-5で奪取した。第1セットが終わった直後、雨で試合が中断してしまった。今村が“雨の影響は良かった”と言うように、今村・福田ペアは中断の直後に始まった第2セットで崩れなかった。第2セットは果敢に攻め、ボレーやスマッシュが次々と決まった。結果的にこのセットを6-2と奪い、見事なストレート勝ちを収めた。

記事 萬代理人

選手コメント

逸﨑凱人(環3・大阪産業大学付属高)

(ベスト8に進出して、今の気持ち)ベスト8に残れて嬉しいですけど、ここから本番で相手が強くなってくるので、満足せずにやっていきたいです。(今日のシングルスの試合を振り返って)相手はすごく調子のよい選手で、自分がしっかりやれば問題ないと思っていました。しかし、第2セットで結構競って、どっちに転ぶかわからない状況であったが、サーブが良かったので勝てたと思います。(次のシングルスの試合に向けての抱負)次の相手が第2シードなので、自分がチャレンジャーという気持ちで思い切ってやっていきたいです。

 

福田真大(商2・慶應義塾湘南藤沢高)、今村昌倫(環1・清風高)

(4回戦進出したことに対して今の気持ち)

今村:前回の春関で負けた相手だったので、勝つことができて嬉しいです。

福田:勝つことができて、素直に嬉しいです。あと、ペアに感謝したいです。

(今日の試合を振り返って)

今村:それまであまり調子が良くなくて、福田さんのおかげで勝ち上がったところがありました。しかし、今日はしっかり自分で盛り上げて、福田さんに頼らずに自分の調子を上げることができて良かったです。

福田:春関では、自分のサーブがブレイクされてから流れを悪くして負けてしまいました。今日は自分のサーブがブレイクされてからも立て直すができました。そこが春関と比べて、自分が成長できたところだと思います。

(第1セットは4-5から逆転して、セットを取りました)

今村:試合がイーブン進行だったので、スコアをあまり意識せずにしっかり自分のテニスをすることを意識しました。

福田:試合がイーブン進行だったので、自分たちが追い込まれた感じはなかったです。今村のときに自分が前衛をするというのが得意な形なのでそこでしっかりポイントを奪い、次に自分たちの持ち味であるリターンで攻めてしっかり6-5にできたのが大きかったと思います。

(雨の影響は)

今村:雨の影響はよかったです。これまでファーストセットをとって、セカンドセットに巻き返される場面が多かったです。雨の中断のおかげでセカンドセットもファーストセットのように臨むことができました。

福田:シングルスの予選で雨による中断を経験して、試合の入りが大変でした。ダブルスはしっかり体を動かして、出だしから行こうと思いました。ペアとそれを話せて、そこが良かったと思います。

(第1セットと第2セットでの変化)

今村:第1セットで流れが来ていたので、第2セットはそのままいい気持ちで臨めたと思います

福田:第1セットと第2セットでプレーは変えなかったです。1セット目をとって心に余裕ができたので、第2セットで積極的に攻めることを意識しました。

(4回戦に向けての抱負)

今村:対戦したことがない相手ですが、ここまで勝ち上がっているということは結構強いと思うので、気を緩めずに次の試合を臨みたいです。

福田:ここまで来たらと相手も強くなるので、毎回チャレンジャーの気持ちを持って挑んでいきたいです。

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