慶應スポーツ新聞会

【バレーボール】 持ち味を完封されて大敗 vs日体大

どんな試合でも声を出し続けた選手陣

「完敗という感じですね」――激闘の末に春の覇者・東海大を破った慶大。勢いそのままに連勝といきたいところだったが、日体大の力のあるサーブを前に攻撃につなげられない。早い相手のスパイクにも翻弄されて持ち味である“サーブアンドブロック”をほとんど発揮できずにストレートで初黒星を喫した。

 

 

9月10日(日)秋季関東大学男子1部バレーボール第2戦 慶大×日体大@船橋アリーナ

 

得点

 

 

慶大

セット

日体大

16

1

25

18

2

25

10

3

25

 

 

攻撃の糸口を見つけ出そうとボールが集まったマルキ

第1セット・第2セットともに開始から連続失点と苦しい立ち上がりだった。パワフルな相手のサーブに崩されてレシーブが乱れてしまう。何とか繋いで富澤太凱(経2)とマルキナシム(総2)の両輪に託すも、力強いスパイクに強固な相手のブロックがたちはだかる。サイドアウトを確実にとりたい慶大だが相手をなかなか止めることができない。中盤ではそのサイドアウトをきっちりとってみせたものの、直後のサーブを相手にしっかり受け止められ、早いスパイクによってブロックの壁が揃う前に打ち込まれてしまう。反撃の糸口がつかめないうちにサービスエースやブロック、自分たちのミスにつけこまれた。差を少しずつ広げられて20点にたどり着けず立て続けにセットを落とす。

 

常に冷静であり続けたセッターの吉田

第3セットでも連続してブロックで得点され先行を許すと衰えが見えないサーブによって連続失点を繰り返して流れを完全につかまれてしまう。佐藤康平(環4)と清水柊吾(総1)のスパイクから流れを引き戻そうとするも相手の多彩な攻撃を止められない。第3セットは一度しか連続得点できずわずか10得点と最後は完全な力負けだった。このセットも失いストレートの完敗となった。

 

1部の実力を見せつけられた今回の試合。サーブアンドブロックという持ち味を生かせないばかりか、逆に相手に慶大がやりたかったバレーをされてしまった。天国と地獄を味わった今週末。これからも厳しい戦いが続くことが予想されるが、その中で自分たちの実力をきっちり発揮したい。まだまだ彼らは魅せてくれるはずだ。

 

               (記事・尾崎崚登、写真・太田彩恵、藤澤薫)

 

宗雲監督

 

(今日の試合を振り返って)点数的にも完敗だったと思います。あれだけ日体大の強いサーブが入ってきたので、サーブレシーブもほとんど返りませんでした。今日は日体大さんの出来が良かったんで、しょうがないですね。

(今日の試合に向けてどういう話をしたか)この11試合をとにかく自分たちの力をのびのび発揮するということを求めています。今日みたいなこともあるだろうし、昨日みたいなこともあるだろうけど、自分たちの力を発揮することを目標にやれないと勝った負けたで波が出てくると思います。昨日勝ったからというわけではなくて、今日は今日でおんなじことも言いましたし、これで怯むことなくまた残りの試合を自分たちの力が発揮できるようにやってほしいと、そこを強く言いました。

(サーブで崩されて連続失点を喫してしまった)私が学生にも謝ったんですけど、もうちょっと早くあんなに強いサーブが入ってきてるので、サーブレシーブを4枚にする対策をやれば良かったですね。学生のプライドがあると思うんですけど、ちょっと申し訳なかったなと思います。

(こちらはサーブで崩せずブロックで攻撃の流れを作れませんでした)うちのサーブがいいと言っても、1部のチームはそうそう崩せないですね。でも、武器であることは間違いないです。

(今日の試合の収穫は)まずは私がもうちょっと相手チームを研究しなきゃいけなかったです。それと、あれだけこてんぱんにやられててもベンチに戻ってきたときにはみんな無口にならないでよく声を出そうと自らしていました。「1部に上がったら押される場面が多いからそのときにベンチに帰ってきてみんながだんまりしないように」と夏にずっと言ってたので、そういう意味ではみんなが奮い立とうとしていたことは収穫でした。

(来週の試合に向けて)変な欲も出さず、とにかく自分たちの力を発揮するということにブレないで1戦1戦試合ができればなと思います。ちょっと3連戦大変ですけど、しっかり準備してやりたいと思います。

 

 

黒田彪斗(環4)

 

(今日の試合を振り返って)完敗という感じですね。

(ご自身のプレーについて)最初は相手の強いサーブをある程度はまとめることができたんですけど、最後我慢しきれなくなってしまったという感じですね。

(なかなか悪い流れを断ち切ることができなかった)今日は本当に自分たちの強みであるサーブアンドブロックが一本も出なく、逆に相手にそれをやられたという感じです。

(サーブレシーブについては)今日は僕も悪かったんですけどみんな悪かったので改善していくしかないですね。

(今後にむけて)リーグはあと1ヶ月くらい続くのでその間にポジションとかも修正していけるところがたくさんあるので、修正していきたいです。

 

 

マルキ ナシム(総2)

 

(今日の試合を振り返って)今日は自分たちのやりたいサーブアンドブロックが全然出来なくて、逆に相手はいいサーブをバンバン入れてきて、それにこっちのディフェンスが崩された、という感じですね。

(自分たちの攻撃が出来ない場面が多かったが)(攻撃の)組み立てまでは上手くいくことはあっても、そのいい状態でも相手の対策がすごくて…ブロックがしっかりついてきていて、決められなかったです。

(この夏何を強化したか)特にこれって言うのはないんですけど、やっぱサーブとスパイクと、あとブロックですね。ブロックを個人的に頑張ろうと思ってやってました。

(今日の試合ではどれくらい成果を出せたか)ブロックは1本しか出なかったですし、サーブも今日全然だめで、スパイクも…今日は本当にダメな日だったんですけど、いったん切り替えて来週からもっとしっかりやっていきたいと思います。

(次週の学芸大戦に向けて)学芸大さんも上手い人が揃っているチームなので、今日みたいな試合にならないようにしっかり対策してやっていきたいと思います。

 

 

サイド

マルキ ナシム(総2・川越東高)

セッター

吉田祝太郎(政1・慶應義塾高)

センター

佐藤康平(環4・桐蔭学園高)

オポジット

富澤太凱(経2・慶應義塾高)

サイド

黒田彪斗(環4・富山一高)

センター

清水柊吾(総1・広島城北高)

リベロ

長澤翔吾(環4・盛岡一高)

 

谷口聡(環2・韮山高)

途中出場

増田拓人(環4・習志野高)

 

五味渕竜也(環2・習志野高)

 

岩本龍之介(商3・仙台二高)

 

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