慶應スポーツ新聞会

【フィギュアスケート】姉妹で表彰台に上る!鈴木美は3年連続で神奈川県代表に選出 第22回ウィンタートロフィー

スパイラルは鈴木美の大きな見せ場の一つだ

第22回ウィンタートロフィーがKOSE新横浜スケートセンターで開催された。11月5日に行われた選手権女子に慶大の鈴木美桜(法4)と鈴木星佳(総2)が出場。鈴木星は力を存分に発揮し、ノーミスの演技。鈴木美も緊張を見せながらも、ミスを最小限に留め、演技をまとめる。姉妹で表彰台に上り、さらに鈴木美は1月に行われる国体の神奈川県代表に3年連続で選ばれた。

 

 

 

11月5日 第22回ウィンタートロフィー@KOSE新横浜スケートセンター

 

選手名

得点

順位

選手権女子

鈴木美桜

86.92点

2位

 

鈴木星佳

83.83点

3位

 

ノーミスの演技でガッツポーズを見せた鈴木星

まず、1番滑走で鈴木星が演技を披露した。冒頭のダブルアクセルを音楽に合わせてぴったりと着氷させると勢いに乗り、次々とジャンプを決めていく。後半に入っても、その勢いを切らさず、トリプルサルコウを含む3つのジャンプを成功させ、客席からは歓声が沸いた。演技終盤のステップに入ると、長身を活かしたダイナミックな動きで「カルメン」を表現していく。一つのミスもなく、演技を終えると東インカレに引き続き、ガッツポーズを見せた。今シーズン、ブロック大会で悔しい思いもしたが、その悔しさをバネにめきめきと成長し、今大会では見事表彰台。インカレに向けてさらなる進化を遂げる鈴木星に期待したい。

 

演技後に思わず手で顔を覆った鈴木美

四年の鈴木美にとって今大会はホームリンクで行われる最後の大会。大きな歓声の中登場し、笑顔でスタート位置についた。音楽に合わせた可愛らしい振り付けで演技を始めると、観客は鈴木美の演技に惹き込まれていく。緊張を感じさせず、前半は高さのあるジャンプを落ち着いて決めていった。演技後半はトリプルトウループでの転倒があったものの、美しいスピンや丁寧なスケーティングで「オペラ座の怪人」の世界観を披露。「今できることは出せた」という演技だった。結果は2位で「スケート人生の大きな目標の1つ」と語った早大の松嶋那奈との国体出場を決める。残る試合は数少ないが、今までの“ありがとう”を伝えるために…。鈴木美らしいスケーティングと美桜スマイルで魅了させてくれるに違いない。

(記事 西村夏菜)

◇以下、選手コメント

鈴木美桜(法4

(国体出場が懸かっていた今大会。プレッシャーや緊張はあったか)やはり「国体に出て引退したい」という思いがとても強かったので、緊張はものすごくしていました。でも、縮こまった演技をして上手くいかなかったら後悔するけれど、全部転んだとしても攻めの姿勢で臨んだなら後悔はしない、と自分に言い聞かせて臨みました。(演技を振り返って)1つ転倒はありましたが、技術的なことに関しては気持ちに負けることなく、今できることは出せたのではないかと思います。ただ、振り返るとものすごく集中できていた反面、いつもより表情が硬かったかなと感じるので、まだまだ伸ばせるところはあると思っています。(松嶋選手と一緒に国体に出場することを目標にされていた。実際に一緒に出場できることについて)今はものすごくホッとしています。点数が出たあと、ななちゃん(松嶋)と抱き合って喜びました。(笑)いつからかは忘れてしまったのですが、気が付いたら「ななちゃんと国体で引退すること」が私のスケート人生の大きな目標の1つとなっていました。だから神奈川県代表として、ラストシーズンに“みおななコンビ”で国体に出場できることは、とても嬉しいです。(インカレ、国体と残る試合も少なくなってきたが、目標は)未だに残り2試合しかないということを実感できていません。ただ、インカレにも国体にも出られることは本当に幸せなことだと実感しているので、残りの2試合は思い切って臨みたいと思います。そして国体ではもちろん、みおななコンビで3年連続の表彰台に上りたいです。これまで支えてくださった先生方や両親、家族、ファンの方々、友達…たくさんの方々に演技で“ありがとう”を伝えられるよう、残りの1回1回の練習も大切にして最後まで頑張りたいと思います。

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