慶應スポーツ新聞会

【バスケ(女子)】開幕前特集!森川唯加主将×磯部紗希副将対談

新チームの森川主将(右)と磯部副将(左)

昨シーズン激戦の末に入れ替え戦で敗れ、残念ながら目標だった3部残留を果たすことができなかった慶大女子バスケ部。今シーズンは“繋”という言葉をスローガンに掲げ、1年での3部復帰に挑む。今回は新たにそれぞれ主将・副将となった、森川唯加(経4・慶應義塾女子)と磯部紗希(文4・國學院久我山)の二人に、バスケ部のことから学生生活のことまで、さまざまな話題についてたっぷりと話を聞かせてもらった。【取材日 3月31日】

 

 

――現在の女子バスケ部について簡単に紹介をお願いします

森川:選手16人とスタッフ3人の計19人でやっています。練習は火水木土日の週5日で、今は記念館が使えないので塾高の体育館を借りている状態です。平日は授業後から9時くらいまでで、休日は昼間に練習していますね。

 

――今季のスローガン“繋”にはどんな意味がありますか?

森川:チームメイト同士の繋がり、チーム全体の繋がり、バスケットボールの技術・精神面の繋がりの3つです。学年や立場を越えて切磋琢磨してチーム力を伸ばしていこうというのが今年のテーマです。

 

――主将・副将に就任した経緯を教えてください

磯部:投票じゃなかったよね。

森川:ちゃんと理由まで聞いて、皆が納得した人にしようって思って決まりました。

磯部:森川は勝利に対して一番貪欲なタイプだと思ったし、コートにそういう存在がいるのは本当に心強いと思ったので・・・。そんな感じだよね(笑)?

森川:主将が決まったらそれに合う副将は誰かなって感じで副将も決めましたね。

 

――理想の主将・副将像はありますか?

森川:二つ上の主将が、周りに気遣いもできる一方で厳しく引っ張れる部分もあってすごく尊敬しています。私とはタイプが違うけど・・・。そこを目指していきたいです。

磯部:昨年はベンチからの出場が多くて、そういう立場の選手の気持ちがわかるのは強みだと思うので、森川たちがプレー面で引っ張っていくのを上手くフォローできたらいいなと思います。

 

――新チーム始動からここまで振り返っていかがですか?

森川:チームを運営するのが本当に難しいですね。課題を見つけながら、自分たちで練習を考えていかないといけないので大変です。

磯部:プレー面も基礎的なことを固めたいですけど、時間もないので早く応用のほうにいかないと!って焦っています(笑)。

 

――慶大はどんなバスケを目指していますか?

森川:絶対的なエースに頼るのではなく、チーム全体でバランスよく点を取れるオフェンスをしていきたいです。ディフェンスは個々の頑張りでどうにかなる部分が大きいので、どのチームよりもそこは厳しくやっていきたいですね。

磯部:ルーズボールやリバウンドなど、「誰にでもできることを誰よりもやる」のが慶大だという風に思われたいです。

 

――今季のカギとなる選手はズバリ誰ですか?

磯部:沙恵かな・・・?

森川:豊村沙恵(商4・慶應義塾ニューヨーク学院)はフィジカルも強いし一番点が取れるところなので、そこが崩れると厳しいよね。

 

――後輩の印象について聞かせてください

磯部:今年から学年バラバラで組み合わせたグループを作って話し合うようにしていて、そこで思っていることを結構言ってくれるようになったと思います。いろいろと考えながら練習に励んでくれているなって感じですね。

 

――後輩に求めたいことは何ですか?

森川:自分が主力になったときにどんなプレーヤーになりたいかっていうのを思い浮かべながら取り組んでほしいです。それだけで伸び具合もだいぶ違ってくると思うので。

磯部:森川・豊村は1年生からずっと試合に出ていた選手なので、盗めるところはどんどん盗んでいってほしいですね。

森川:あとは単純な元気さ(笑)。もっと練習中の明るさを出してってほしいです。

磯部:うちらの代はうるさいからね(笑)。

 

不動の司令塔としてチームを牽引する森川

――そもそも大学でもバスケを続けようと思ったのはなぜですか?

磯部:私は高校の最後にけがをしてやりきれなかったので、またバスケをやりたいと思っていました。実際に部の見学に行ったときに学生主体でやっているところにすごく惹かれて、入ろうと決めました。

森川:もともとサークルに入る気はなくて、體育會に行くことは決めていました。ラクロスと迷ったんですけど、実際やってみたら棒を使うのが自分には合ってなくて(笑)。やっぱりバスケだなって思いました。

 

――勉強やプライベートとの両立は大変ですか?

磯部:まず学業が優先だもんね。でも授業は先輩に楽単とか聞いてたよね(笑)。

森川:練習と被っても授業を優先していいので、そこは大丈夫かな。

磯部:アルバイトも週2で入っている子もいるし、次の日オフのときは遊びに行ったり、ご飯食べたり、飲みに行ったり・・・。

森川:おしゃれをチャージしたり(笑)。今は就活があるけど。

磯部:電車の中とか隙間の時間でいろいろやるように意識していました。意外となんとかなるよね?

森川:うん、意外と。

 

――もしバスケ部に入ってなかったらどんな大学生活だったと思いますか?

森川:家から出ない気がする。ガリ勉になりそう。

磯部:もうちょっとキラキラ女子になりたい(笑)。アパレルバイトとか。

森川:無理だよ(笑)。

 

――大学のバスケ部に入ってよかったことは何ですか?

森川:人数が少ない分、皆と深く関わっていけるし仲良くなれるところですね。

磯部:高校の頃はこんなに深く話し合ったことはなかったです。先輩後輩の仲も良くて、先輩とご飯に行くとかは高校では考えられなかったので。

 

――高校の頃との違いは他にはありますか?

森川:コーチが毎日いるわけではないので、全部自分たちで考えて行動しないといけないところが一番の違いですね。

磯部:言われたことを100%やるだけじゃなく、プラスアルファを自分たちで見つけていかないといけないと思います。

 

昨季はベンチの起爆剤として活躍した磯部

――昨季の降格で見えたチームの課題はありますか?

森川:昨季は主将の先輩がリーグ初戦で骨折してしまって、抜けてしまった後に精神面でも技術面でも対処ができずに、そのまま立ち直れずって感じでした。

磯部:勝ちたいときに勝ち切れない試合が多かった印象ですね。

森川:勝利が手の先にかかったときに掴みきれない弱さをチームとして感じました。

 

――3部復帰のポイントとなる点は何ですか?

森川:入れ替え戦に行くまでに圧倒的な力で勝ち進むことですね。相手は厳しい3部を戦い抜いた後なので、それに勝つためには、うちは4部だったら力でねじ伏せられるような実力と体力をつけることが必要だと思います。

磯部:そのためにも目の前の一試合一試合を大切にして、40分間自分たちのバスケを続けられるようになって、良い状態で入れ替え戦に臨みたいです。

 

――春のトーナメントで意識したいことは

森川:昨季のリーグで戦って負けている相手なので、今の実力がどの程度通用するのか、競った展開で勝ち切れるかを大事にしたいです。

磯部:ディフェンスやリバウンドなど、練習でやっている基本的なことを全力で出し切れるようにしたいです。

 

――今シーズンの意気込みをお願いします

森川:3部に昇格“したい”じゃなくて“する”と思っているので、そのためにできることは何でもやります。最後まで絶対にやり切って3部に昇格します!

磯部:同じです!

 

――最後に新入生に一言お願いします

森川:うちのチームはとびぬけて上手い人がいるわけではないし、やりたいって気持ちがあれば絶対にやっていけると思うので、やる気があれば是非入ってください!

磯部:絶対に充実した日々を送れると自信を持って言えるので、頑張りたい気持ちがあれば入ってきてほしいなって思います!

 

――ありがとうございました!

 

 

 

(取材・写真:徳吉勇斗)

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