慶應スポーツ新聞会

【バスケ(男子)】鍛えたディフェンスが威力を発揮し法大に雪辱/第35回京王電鉄杯vs法大

昨日の専修大戦、青学大戦で2連敗を喫した慶大。だが磨いてきたディフェンスには一定の手応えを掴んだ。1部の強豪校相手に勝利し自信を得るためにも是が非でも勝ち星が欲しい。相手の法大には3月末に行われた六大学で26点差を付けられ敗北した慶大。雪辱を果たすことはできたのだろうか。

 

2019/4/7()@エスフォルタアリーナ八王子

35回京王電鉄杯vs法大

 

Q

Q

Q

Q

合計

慶大

14

9

27

1969
法大17

12

21

14

64

慶大スターティングメンバ

 

#4 山﨑純 (総4・土浦日大)

 

#5 髙田淳貴(環4・城東)

 

#6 工藤翔平(政4・慶應)

 

#8 甲谷勇平(環3・東山)

 

#14 人見快(法2・慶應志木)

1Q、先制を許すも髙田の鋭いパスを受けた山﨑がレイアップを決め切り、すぐさま同点とする。その後は相手センターや正確なミドルに苦戦するも、山﨑が3ポイントとミドルを連続で決め、髙田がタフなレイアップを沈めるなどしてなんとか法大に食らいつく。そして残り1分で同点とするも、終了間際に法大にシュートを許し3点ビハインドでこのQを終えた。

山﨑は32得点の大爆発

2Qは序盤、点の入らない時間帯が続く。後半に入ってようやく甲谷がジャンプショットを決め、髙田や工藤も積極的にミドルを放つもリングに嫌われてしまう。ディフェンスでは寺部勇佑(環3・洛南)がボールマンへ強くプレッシャーをかけるなど奮闘するも、相手センターに裏を取られる場面が目立ち、点差を10点まで広げられてしまう。しかし甲谷と工藤のレイアップなどでなんとか点差を6点まで縮め前半を終える。

寺部は激しいディフェンスで貢献

3Q、工藤がジャンプショットを決め、甲谷も技ありのジャンプショットを見せるなど得点を重ね、徐々に点差を縮めていく。そして髙田のウイングからの3ポイントで慶大はついに逆転に成功する。しかし法大に意地を見せられこのQ残り3分を残して39-39の同点とされる。この直後、この試合一番の盛り上がりを見せた場面が訪れる。まずは相手が3ポイントを沈めると、山﨑もお返しとばかりにすぐに3ポイントを沈める。すると相手も負けじと3ポイントを決め、山﨑も3ポイントで続いた。結局エース山﨑が3本連続で3ポイントを決める大活躍で慶大は同点としてこのQを終えた。

セカンドチャンスに繋げた津野地

最終4Q、いきなり髙田が3ポイントを沈めリードを奪うと寺部も続き、さらに泉友樹雄(経4・慶應志木)がフリースローを2本冷静に決めるなど慶大はじわじわとリードを広げる。オフェンスリバウンドを積極的に取り、セカンドチャンスに繋げた。残り1分で最大7点あったリードを2点とされるも山﨑が果敢な突っ込みで倒れながらもレイアップを流し込むと、最後は後半ディフェンスで奮闘した人見がフリースローを決め試合終了。慶大は見事69-64で勝利を収めた。

最後まで集中力を切らさなかった人見

序盤は法大の高さとミドルに苦戦しながらも「我慢して守り続けられた」と髙田が語ったように失点をなんとか最低限に抑えきり、後半での逆転に繋げた。舞台こそ違えど、前回六大学での法大との対戦時に86失点を喫したことを考えるとディフェンスは週を重ねるごとに完成度を増していると言えるだろう。また後半になるにつれてオフェンスもガードとセンターの連携が良くなった。1部の相手にディフェンスが通用すれば元々オフェンスが強力な慶大だけに隙の無いチームとなるだろう。まずは春シーズン最大の目標である早慶戦優勝に向けて、慶大の成長から目が離せない。

               (記事:染谷優真・写真:船田千紗)     

髙田淳貴(環4・城東)

―今日の試合を振り返って

内容的には課題も多かったですしやったきたことも出せた部分もたくさんあったんですけど、それ以上に接戦を2試合連続で勝ち切れたことが大きかったんじゃないかと思います。

―その中でやりきれたことは

六大学終わってからの2週間弱くらいをずっとディフェンスの練習に充ててきて、それで一線のところであったりピックアンドロールの守り方であったり、そういう重点的に練習してきたところは出せたんじゃないかなと思います。

―見つかった課題は

オフェンスはやっていないのでもちろんなんですけど、ディフェンスで3人目が出た時のチームとしてのローテーションとかまだまだ徹底する部分があると思うんで、そこは次トーナメントに向けて練習していきたいと思います。

―接戦の中で勝ち切れた要因は

ディフェンスで我慢して守り続けられたことだと思います。オフェンスは水物なのでそこでやっぱり全員で声かけあって粘り切れたっていうのが一番大きかったんじゃないかなって思います。

―山﨑選手との連携も多かったように見えたが

自分たちは逆にディフェンスよりオフェンスでいかに二人で何点取るかっていうのを常に課題として挙げられているので、そこは普段の練習もそうですしだんだん形になってきているんじゃないかなと思います。

―次の試合に向けて

まだどこが相手になるか分からないんですけど、おそらくまた普段できないような強いところとできると思うんで、今日みたいにしっかりディフェンスで粘って勝ち切っていきたいと思います。

 

工藤翔平(政4・慶應)

―今日の試合をふりかえって

今日は相手も相手だったのですが、結果勝ちにつながったことはよかったです。その中でも課題が残るところもあったので、そこを来週つめて臨みたいと思います。

―課題とは

個人的にはディフェンスでスクリーンの対応の時に間をやられたり戻るのが遅れたり、あとはセンターのところもまだまだつめられるところはありますし、そこが課題だと思っています。チームとしてもディフェンスはもちろんオフェンスも課題があるので、修正していきたいと思っています。

―2試合目はミドルシュートがよかったですが

結果的に入ってくれてよかったですが、髙田と山﨑だけではなくてもちろん僕たちもどんどん得点に絡んでいきたいと思っているので、入ってよかったです。

―昨日からまた1試合目から改善したところはありますか

坂口先生にセンターのところのディフェンスとスクリーンのディフェンスは言われていたので、そこはしっかり意識したのですが、よかったところは改善できていたので次にもつなげたいと思います。

―次の試合に向けて一言お願いします

2勝2敗で来週も一部のチーム、格上のチームと対戦できると思うのでやれることをやって早慶戦につながるような試合にしたいと思います。

 

津野地 宥樹(政3・慶應志木)

―2試合を振り返って
今までディフェンスを練習してきて、1部のチーム相手に通じる部分と通じない部分が分かったので、これから修正していければ早慶戦もチャンスがあるのではないかと思います。

―オフェンスリバウンドは意識していたか
リバウンドに行かずに外から見ているとベンチから見て思っていたので、自分が出た時には高さがない分ハッスルでいこうと意識していました。

―2試合を通して見つかった課題は
もともとフットワークやディフェンスの部分を重点的にやっていたのですが、それでもやっぱり僕はチームの中で出来ていないほうなので、練習したことを試合で出すためにもフットワークやディフェンスがまだまだ課題になってくると思います。

―セカンドチャンスからの得点について
昨日の青学大との試合でプレータイムは長かったのですが0得点だったので、今日は積極的にいこうと意識していました。

―来週に向けて
今日2試合勝つことができたので、来週も自分たちのやるべきことをやって勝ちきって、いい軌道に乗っていけたらと思います。

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