【バレーボール】慶大の力、ここに結実!劣勢はねのけ、入替戦出場を決める!/秋季関東大学男子2部バレーボールリーグ戦 最終戦 vs国士館大

バレー戦評

明るい笑顔でチームを盛り上げた降(写真奥)

チーム全員でつかみとった、見事な逆転勝利だった。2カ月間、全11戦を戦い抜く秋季リーグ戦。その最終戦は、入替戦進出を懸けた大一番となった。第1セットを落とし、第2セットも嫌な流れを断ち切れずに大きくリードされる。だが、途中出場の選手たちが奮起。コートの雰囲気が変わり、自分たちのバレーを取り戻した慶大は、勢いそのままに見事に逆転でこの試合を勝ち切った。慶大は、通算成績10勝1敗、2位で今リーグ戦を終え、翌週行われる1部・2部入替戦への出場権を勝ち取った。

 

 

2019年10月26日(土)

秋季関東大学男子2部バレーボールリーグ戦

最終戦 慶大×国士館大

@大東文化大学東松山キャンパス総合体育館

 

得点

慶大

セット

国士館大

23

25

25

22

25

17

25

 

 

出場選手(サーブ順)

ポジション

背番号

名前(学部学年・出身校)

26

谷舜介(環2・徳島城東)

WS

23

小出捺暉(環2・駿台学園)

MB

19

樫村大仁(環3・茨城高専)

OP

マルキナシム(総4・川越東)

WS

吉田祝太郎(政3・慶應)

MB

12

清水柊吾(総3・広島城北)

Li

17

加藤真(商3・慶應)

永田将吾(総2・高松)

途中出場

21

富澤太凱(経4・慶應)

14

赤川拓(理3・横手)

宮川郁真(総2・松本県ヶ丘)

15

加藤靖丈(商2・慶應)

降小雨(商1・慶應)

 

 

クイックを打つ清水柊吾(総3・広島城北)

注目の第1セット。マルキナシム主将(総4・川越東)のサービスエースなど、序盤に5連続得点を挙げ、慶大ペースで試合が進むように思われた。しかし、相手の攻撃に対応できずになかなか差を広げることができない。中盤まではマルキを中心に何とかリードを保つも、17-15からミスが重なり、逆転を許す。その後、慶大は後手に回ってしまった。最後は吉田祝太郎(政3・慶應)のスパイクがブロックに阻まれ、23-25で第1セットを先取される。

 

 

冷静にフェイントを決める富澤副将

続く第2セットも相手に傾いた流れを取り戻すことができない。勢いに乗った相手サイドアタッカー陣を止められず失点を重ね、慶大はたまらずタイムアウトを要求。なんとか立て直しを図る慶大だったが、タイムアウト明け1本目でトスが合わず、痛恨の5連続失点。その後も、サイドアウトを1本で切れない展開が続き、6点もの差が開く。コート上には重苦しい雰囲気がのしかかり、慶大は窮地に追い込まれた。そんな雰囲気を打開したのは、途中出場した降小雨(商1・慶應)、宮川郁真(総2・松本県ヶ丘)、そして富澤太凱副将(経4・慶應)の3人だった。「3人で絶対に流れを変えていこうっていう気持ちで、コートに入りました」と試合後に富澤が話したように、3人の投入で試合の流れは大きく変わる。まずは降がチームに勇気を、次に富澤が劣勢を打開する破壊力を、最後は宮川が相手を突き放す突破力をもたらす、そんな活躍を見せた。3人の投入後、慶大は勢いを取り戻した。宮川、樫村大仁(環3・茨城高専)の連続ブロックで相手のサイドアタッカー陣をシャットアウト。さらに、富澤のスパイクなど、6連続得点で一気に逆転に成功する。そして、最後は吉田が強烈なスパイクを決めて大逆転で第2セットをものにした。

 

 

慶大が勢いを取り戻した

その後も慶大の勢いは止まらない。第3セットも序盤から樫村のブロックが気持ち良いほどに決まり、相手に思うような攻撃をさせない。また、このセットからスタメンで入った富澤、宮川のスパイク、さらに降のクイックでブレイクを重ねる。時折、連続失点を許すも、要所を締めて大崩れしなかった慶大。25―17で第3セットを奪い、入替戦進出に王手をかける。

 

 

チャンスボールを丁寧にさばくLi永田将吾(総2・高松)

第4セットも開始早々、富澤、宮川のスパイクや相手のミスも重なり、怒涛の10連続得点。その後も、慶大は相手を圧倒した。富澤、吉田、宮川のスパイクを中心に攻撃を組み立て、樫村、降のミドルブロッカーが慶大の壁となり、この日だけで慶大は13ものブロックポイントを挙げた。最後も、ピンチサーバー赤川拓(理3・横手)のサーブで崩して、樫村が相手のスパイクをシャットアウト。25-9の大差でこのセットを奪い、セットカウント3-1で勝利。リーグ戦2位、そして1部・2部入替戦進出を決めた。

 

 

慶大のトータルディフェンス

慶大バレー部の力が結集した試合だった。第1セットを惜しくも落とし、第2セットも相手のペースに飲み込まれてしまう。重くなったコートの雰囲気を変える、そのために、慶大はコート上の半数をガラリと替えるという大胆な戦略を取った。これが、奏功した。途中出場となった選手たちは、自分たちの役割を理解し、積極的に声を出し、コート中を走り回る。重苦しい空気は打破され、慶大は、自分たちのバレーを取り戻した。マルキ主将は、彼らの活躍を素直に喜び、「(交代した3人に)『自分が出るんだ!』って、内に秘めてはいたけど、多分そういう気持ちがあったから」と、スタメン以外の選手も含めた慶大バレー部の力を強調した。この勝利は、チーム全員でつかみ取った、見事な勝利だ。

 

 

全11戦のリーグ戦が閉幕した。5カ月前、無念の2部降格に大粒の涙をこぼした選手たち。そこから何度もミーティングを重ね、試行錯誤を繰り返しながら、チーム全員が1つの目標に向かって走ってきた。今リーグ戦での慶大の盤石さが、それを物語っている。

 

 

Team Malkiが入替戦のコートに立つ

いよいよ、慶大は「僕らが目指していた場所」(樫村)、1部・2部入替戦に臨む。張り詰めた空気が流れる中、互いの意地がぶつかり合う入替戦。そんな試合だからこそ、このチームの真価が問われる。「一本でも上げて、一本でも決めて」(吉田)、「120%を出す」(富澤)、「絶対に1部に上がれるように」(谷舜介=環2・徳島城東)。いざ、1部復帰へ――試合終了を告げる笛が鳴り響く中、慶大のコートに笑顔が溢れることを祈って。

 

 

(記事:菊地輝・藤澤薫 写真:藤澤薫)

 

 

≪慶大成績≫

通算成績 10勝1敗(セット率3.44)

最終順位 2位

 

≪個人賞≫

敢闘選手賞 マルキナシム(総4・川越東)

ブロック賞 樫村大仁(環3・茨城高専)

レシーブ賞 吉田祝太郎(政3・慶應)

 

 

以下、コメント

 

 

宗雲健司監督

 

――今の率直なお気持ちは

嬉しいです。しかも、押されていたので、また押され方もあまり良くない中で、結果的に勝ててとても嬉しいです。

 

――第2セット、立て直すことができた要因は

カンフル剤として入れた3人、宮川、降、富澤が仕事をしてくれたのはもちろんなのですが、相手のよく打っていた左利きの選手を何とかしたかったところに宮川を入れて、宮川が防いでくれた。それが大きかったです。

 

――勝ち切れた要因は

バックアップで入ってくれた3人でしょう。3人がムードをガラッと変えて、プレーもしっかりしてくれて、沈んでいたメンバーを鼓舞してくれた。彼らが頑張ったことだと思います。

 

――リーグ戦を総括すると

欲を言えば1位でいきたかったんですけど、アクシデントが色々あった中で、本来の形にならないスタートとなりました。それでも、選手、スタッフが乗り切ってくれたと思います。

 

――入替戦に向けて意気込みを

こっちは失うものはないので、しっかり準備して思い切って、今日のセットの途中からの勢いのあるバレーをしてくれればと思います。

 

 

 

マルキナシム主将(総4・川越東)

 

――今の率直なお気持ちをお聞かせください

まずは、入替戦を決めることができて良かったです。

 

――第1セットから振り返っていただきたいです

サイドアウトの部分とか、やることがはできていたんですけど、やっぱり相手の攻撃になかなか対応することができなくて、競った展開になって。最後、こっちのサイドアウトで即ミスが出てしまって、もう本当にその差だけだったかなというふうに思います。2セット目は、メンバーがちょっと変わって。まあ1セット目で出ていたメンバーも相手に対応し始めていて。フェイントが落ちなくなったり、ブロックも引っかかり始めたり、良い流れができた。さらに、チームのムードをよくする降だったり、(富澤)太凱だったり、宮川だったり。彼らがヒットしてくれて、勝ち切ることができた。1セットを取り返して、まあ3・4セットはもうその流れで。流れがずっとこっちにある状態で、見ていてそんなに不安はなかったというか、そういう感じの展開に持っていけたのが良かったなと思いました。

 

――第2セット途中、コートの空気がとても重くなっているように感じましたが、そこから見事な逆転となりました

やっぱり、富澤にしても宮川にしても降にしても、もともとスタメンで出ていた経験がある選手で。多分どこか、ベンチで悶々としていた部分があると思います。その3人が練習からすごい気持ちを入れて、「自分が出るんだ!」って、内に秘めてはいましたけど、多分そういう気持ちがあったから、ああいう展開になったんじゃないかなって思います。本当にヒットしてくれて良かったな、と。ありがとうと言いたいですね。

 

――ご自身のプレーは

自分では身体の調子も良いなって思っていて、感触も悪くなかったんですけど、1セット目とか、大事なところのサイドアウトで即ミスをしてしまったりして、まあそこがやっぱり勝ち切れない要因になってしまうので、まあ代えられはしましたけど、いつでも出られるように準備はしていました。

 

――ご自身にとって最後のリーグ戦が終わりました

本当に感想で言うと、最後1部でできなかったのはすごく悔しいです。その悔しさがあるからこそ、次の1個下、2個下、3個下の代には1部で1シーズンでも多くやってほしいという思いがあるので、本当にその思いでしか戦っていなかったです。「自分にとって最後」とか全然考えていなくて、後輩たちが1部に行ってほしいという思いしかないので。このまま、リーグ戦は終わりましたけど、入替戦突っ走っていけたらなというふうに思います。

 

――入替戦まで1週間です

まずは明日しっかり休んで、また月曜から金曜しっかり練習して。相手が専修大学っていうことがわかったので、対策の方もしっかり練って。ここから劇的に何かを変えるっていうわけではなくて、今日出たメンバー10何人中心にもう一回頑張って、コンディションを整えることが一番大事だと思うので、そこに重点を置いてやっていきたいと思います。

 

――入替戦に向けて一言お願いします

絶対に勝って、1部に上がります!

 

 

 

富澤太凱副将(経4・慶應)

 

――今の率直なお気持ちをお聞かせください

入替戦が決まったので少しほっとしているのと、来週の入替戦本番に向けて、気持ちが少し高ぶっている感じですね。

 

――第2セット、途中から出場して流れが変わりました

先週あたりから少しずつ試合に出られるようになって。今日もしっかり「試合に入ってチームに貢献してやる」っていう強い気持ちをもって。今日はたまたま降と(宮川)郁真と一緒に出られるっていう機会だったんですけど、3人で絶対に流れを変えていこうっていう気持ちで、コートに入りました。

 

――今日、ついに完全復活でしたね

自分の思った通りのプレーを多くすることができて、素直に嬉しかったんですけど、やっぱりこれで満足しないというか。ここからがやっぱりスタート、最後やりきった、満足した結果で終わるための第一歩だと思うので。今日出られたっていうことに満足しないで、今後ともしっかりとスタメンを狙っていきたいというふうに思います。

 

――ご自身にとって最後のリーグ戦が終わりました

リーグを通してベンチから見守ることが多かったんですが、自分のできることとできないことがよくわかったリーグだなというふうに思っていて。毎週出られないときは、やっぱり自分の無力さだとか、悔しさっていうのはずっと持っていて。その中で少ないチャンスで試合に出られたっていうのは純粋に嬉しいことで。上手く言えないんですけど…自分のできることを最大限にチームに還元できたらいいなっていうふうに思うリーグでした。

 

――入替戦進出が決定しました

どのチームよりも気合が入っている自信があるので、みんな。そこをあとは4年生がしっかり1つにまとめて、駒澤の体育館にすべてをぶつけに行きたいと思います。

 

――入替戦に向けて一言

本当に今年1年やってきたことをすべて出し切る、120%を出すので、みなさんも応援をしていただけると幸いです。

 

 

 

吉田祝太郎(政3・慶應)

 

――今日の試合を振り返って

樫村大仁のブロックが良かったですね。センター陣が良かったですね。途中で出てきた降とかも、めっちゃ(相手スパイクを)止めて相手サイドが止まって。序盤はそこが止められなくて負けたんですけど、終盤そのブロックが出て、良かったですね。

 

――2セット目から逆転できた要因は

途中ででてきた(宮川)郁真と降、富澤ですよね。まず降が出てきてブレイクして、流れが変わって。郁真出てきてブロックして。今日は彼らがいなかったら…と感じています。そこで切り替えられたんだと思います。

 

――リーグ戦を振り返って

最初、(昨季まで3部所属の)桜美林とか山梨大とかにセット取られて。雲行き怪しいじゃないけど、もっと圧倒的な実力差を見せつけられるんじゃないか、ってところでそうじゃなくて。そんな中で、毎週毎週練習で、「サーブ強くしよう」とか「ブロックこうしよう」とか話し合って。試合の中でも「次こうしよう」とか、最初だめでもそこから対応していくってことがちょっとずつついたのかなと思います。「今ここがだめで、じゃあここを練習しよう」とか「それでうまくいかなかったから、今度はここを練習しよう」とか、そういうのがリーグを通して最後までできたのかなと思います。

 

――ご自身はレシーブ賞を受賞されました

僕も何で取れたのかは分からないんですけど、考えても理由が見つからないというね。各チームの監督の投票で決まるらしいですけど、要所の印象には残っていたんですかね。僕としては要所のディグの記憶もないんですけどね。嫌な気持ちはしないですね。

 

――1部・2部入替戦に向けて

来週のために半季頑張ってきたので、気持ちを最後出して。一本でも上げて、一本でも決めて、勝ちたいと思います。

 

 

 

樫村大仁(環3・茨城高専)

 

――今日の試合を振り返って

ミーティングと相手のポジションが違って。ミドルだった選手が急にレフトに入って、少し動揺したんですけど、割と対応できていたので、そこは評価できるのかなと思います。序盤にこっちでミスして、競った展開になってしまったので、そこは反省しないといけないと思います。

 

――第1セットを落とした要因は

相手というよりもこっちがコンビ合わなかったり、即ミスしたりが多かったので、そこは入替戦までにどうにかしないとなと思います。

 

――第2セット、逆転できたのは

チェンジして入った降とか(宮川)郁真、(富澤)太凱さんも含めてですけど、彼らが走り回って、下がっていた雰囲気を上げてくれて。声とか以外のプレーの部分でも活躍してくれたので、最初から最後まで入っていた身としては、本当に助かったなと思います。僕らが何かしたというよりも、彼らが変えてくれたのがすごく楽だったなと思います。

 

――今リーグ戦を振り返って

チームとしては全勝優勝、最初はセットも落とさないっていうのが目標だったので、目標通りにはいかなかったんですけど、先週法政に負けて、勝たないと入替戦いけないっていう最終戦で勝って自分たちで入替戦決められたってことはすごく大きかったです。僕らが最低目標している1部昇格のチャンスは得たので、準備して来週戦えればと思います。

 

――ご自身はブロック賞を受賞されました

僕でかいし、ブロックって勝手に相手が当てて、相手ありきの賞なので、僕がどうこうというよりは、ラッキーだったのかなという感覚なので。運がついていたなという感じです。

 

――来週に向けて

来週が本当に本番というか、僕らが目指していた場所なので、そこに向けて準備して、絶対勝って1部に上がりたいと思います。応援よろしくお願いします。

 

 

 

宮川郁真(総2・松本県ヶ丘)

 

――今の率直なお気持ちは

素直に嬉しいです。

 

――途中出場ながら素晴らしい活躍でした

先週の試合はあまり活躍できずに終わってしまって。先週試合後に監督とお話しさせていただく機会があって、「期待しているよ」というメールをいただきました。もし出番があったら頑張ろうと心の準備ができたのが、今日良かった原因かなと思います。

 

――今日は100%の活躍を見せられましたか

いや、たまたま決まった点がほとんどだったので(笑)。今日は今日で良かったんですが、今後出場できる機会があれば、確実なプレーができるように頑張っていきたいと思います。

 

――今リーグ戦を振り返って

良い時も悪い時もあったのですが、来週の入替戦という今季目標としていたところに立てたので、あと1週間練習して、全員の力で向かっていければ良いなと思います。

 

――入替戦に向けて意気込みを

相手の方が格上ですし、難しい試合になると思います。それでも、2部でやってきた雰囲気を作っていければ勝機はあると思うので、頑張っていきたいと思います。

 

 

 

谷舜介(環2・徳島城東)

 

――今の率直なお気持ちをお聞かせください

今日は本当に勝てて良かったです、っていうなんか小学生みたいな感想なんですけど(笑)、まあそれだけですね、今日は本当に。

 

――第1セットはぎりぎり落としてしまいました

今日、セットを落としたのも、結構自分のせいみたいなところがあって。今日は多分リーグ戦で一番出来が悪くて。トスも全然悪くて、まあそのせいで1セットは取られたっていうのがあって。でもそこから先は、そんな中でも他の人たちが決めてくれたり、ブロックしてくれたりしたので、今日は自分は迷惑をかけてばかりでした。

 

――第2セット、見事な逆転でした

降と(宮川)郁真と(富澤)太凱さんが入ってきてくれて、なんか結構負けててみんな暗かったんですけど、そんな中でもあの3人が必死に声を出してくれて、それについていこうっていうことで、その元気にしている3人についていくので必死でした。

 

――ご自身にとって、初めて11戦をスタメンで戦い抜いたリーグ戦でした

やっぱり長い期間戦うのって難しいなって、今日また改めて思って。調子が良いときは良いんですけど、今日みたいに最悪な日が試合に当たっちゃったりしたら、結構きつかったので、もっとうまくならなきゃなっていうふうに思いました。

 

――入替戦進出が決まりました

夏からずっと、1部に上がるっていう目標でやってきたので、この1週間ももう一回、緊張してもプレーできるように練習して、絶対に1部に上がれるように、練習から気合を出してやっていきたいです。

 

 

 

降小雨(商1・慶應)

 

――今日の試合を振り返って

リーグ戦が始まる前に、けがしてしまって。出られなくて悔しい思いをしたんですけど、自分の中でずっと準備していて、うちの首脳陣に起用してもらって。納得いった訳ではないんですけど、それなりに期待に応えられたと思うので良かったです。

 

――第2セット、交代からチームの雰囲気が変わりましたね

自分に求められているのが、そういう面だと思うので、自分ができる最大限のパフォーマンスをしたいと思っていて。チームの雰囲気が悪いときに変わったのは良かったですし、嬉しいです。

 

――今リーグ戦を振り返って

4年生を中心に、チームが一丸となってすごく良い状態で取り組めたリーグだと思っていて。試合内容は決して最初から良いとは言い切れないんですけど、とりあえず目標であった入替戦への挑戦権はつかめたし、単純に結果だけ見たら良かったと思います。あとは入替戦がスタートラインなので、もう一回1部に上がれるように頑張りたいと思います。

 

――入替戦に向けて

最初から起用されるかは分からないんですけど、使ってもらったからには今日以上のパフォーマンスをして、自分の力で1部に帰りたいなと思います。

 

 

最終順位

順位

大学

勝利数

セット率

1位

法大

11

4.1250

2位

慶大

10

3.4444

3位

大東大

2.7273

4位

亜大

1.8000

5位

国際武道大

1.1579

6位

国士舘大

1.1429

7位

桜美林大

0.7727

8位

立大

0.7200

9位

中央学院大

0.5769

10位

平成国際大

0.4815

11位

山梨大

0.2333

12位

立正大

0.2258

 

◇順位の決め方◇

勝利数が同じ場合、セット率(得セット数/失セット数)の高い方が上位となる。

セット率も同じ場合、得点率(総得点/総失点)の高い方が上位となる。

なお、上位2チームは1・2部入替戦に進出できる。

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