【男子テニス】早慶戦を二倍楽しむための直前特集 第1弾・近藤大基

早慶戦に向けて意気込みを語る近藤

早慶戦を二倍楽しむための直前特集 第1弾・近藤大基

一年生ながら関東学生トーナメントでのシングルスベスト8、軽井沢フューチャーズでのATPポイント獲得など、破竹の勢いで好成績を収めてきた近藤(環1)。豪快なショットを武器にコートで躍動する若きストローカーの素顔に迫る!
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
―大学生活はいかがですか
 
近藤 高校と全然違って、ルールとか上下関係もしっかりしていて、最初は戸惑いも多かったですが、最近やっと慣れてきて、テニスに集中できるようになってきました。
 
―慶大を選んだきっかけは
 
近藤 以前は早大へ行こうと思っていましたが、昨年春の早慶戦で慶大が全敗したのを見て、これは慶大に入って早大を倒してやろう。という気持ちになったからです。
 
―庭球部の雰囲気は
近藤 
皆すごく真面目で、熱心だと思います。
―特に尊敬している先輩は
近藤 
主将の井上さん、副将の長谷川さんをはじめ尊敬できる方は多いです。
―同期は
近藤 
みんないいやつばかりで恵まれてます。いつも助けてもらっています。
―自分のプレーの持ち味は
近藤 
パワーがある方だと思うんで、サーブとストロークですね。
―逆に大学へ来て見つかった課題は
近藤 
大学生はみな繋いでくるので、打ち勝てるように体力をもっとつけようと思っています。
―軽井沢の国際トーナメントで先輩の志賀選手と対戦したが
近藤 
学生大会では志賀さんは強敵だが、フューチャーズではプロばかりなんでむしろついているくらいだと考えて臨みました。結果チャンスをものにできてATPのポイントも取れたんで良かったと思います。 
―ほかにスポーツは
近藤 
好きなのは卓球、水泳も得意です。
―テニス歴、始めたきっかけは
近藤 
4歳から始めたんで15年くらいです。きっかけは両親がやっていたからです。
―高校時にUSオープンジュニアに出た時の感想は
近藤 
別世界でした。日本の大会がすごく小さく感じて。自分の考えとかがすごく小さいなって。あれがあったから自信がついた部分もあります。外国人はパワーが桁違いでした。自分は日本ではパワーがある方なのに、海外では普通くらいでした。戦術の重要さを感じました。ただ日本人の方がコントロールが良くて正確さには長けている所もありましたね。最終的にはプロを目指しているんで、大きな財産になりました。
―座右の銘は
近藤 
両親からは”Time is money”は大切にするよう言われています。
  
期待のルーキー近藤が慶大を勝利へ導く
―マイブームは
 
 
近藤 音楽を聴くことですね。
―好きな日本のアーティストは 
近藤 
EXILEとか・・・ですね。
―オフの日は
近藤 
本当に疲れている時は寝ますが、テニスのことは忘れてリフレッシュします。カラオケをしたり。
―試合時の験担ぎは
近藤 
その日のご褒美にコーラとアイスを……。
―学業との両立は
近藤 
高校まで全然勉強したことがなかったので、けっこう大変ですね。
―好きな有名人は
近藤 
イチロー、北島康介、あとは新垣結衣が好きです。テニスプレーヤーは錦織圭です。
―テニスの王子様読みましたか
近藤 
もちろん読みましたよ。好きなキャラは遠山金太郎です(笑)
―早慶戦の印象は
近藤 
楽しそう、と単純に思います。先輩方からはすごいプレッシャーを感じること、全然自分のプレーができないと聞きました。でも早慶戦で自分のプレーが出来ないようではグランドスラムで自分のプレーが出来る訳ないと思うんで、特に意識せず、ただ相手を倒すだけです。
―早大で特に意識してる選手は
近藤 
やっぱ片山選手と伊藤選手ですね。勝ちたいです。同年代では大城選手や古田選手です。高校時代からのライバルなんで。
―自分はシングルスかダブルスか
近藤 
シングルスだと思います。高校まではダブルスの方が良かったのですが……。
☆関東オープンでは加藤副将と組んだ勢いのあるダブルスで準優勝を果たしている。 
―関東オープンで加藤選手と組んだ感想は
近藤 
大地さんはダブルス本当にうまいんで、大地さんに引っ張られていいプレーが出来ました。
 
―加藤選手のスマッシュが背中にヒットしたそうですね
近藤 
めっちゃ痛かったです……(笑)
―慶大に入ってよかったことは
近藤 
足腰が強くなったことと、人間的に成長できたかな、と思います。前までは仕事をサボることも多かったので。
―早慶戦に向けて熱い一言を
近藤 
絶対勝つ!ただそれだけです。
 
  
  
近藤 大其(こんどう・だいき)
◆近藤大基(こんどうだいき)

1994年生まれ。神奈川・湘南工科大学付属高等学校出身。環境情報学部1年。高校3年時には高校選抜テニスで団体・個人とも優勝を果たした。また同年の全仏オープンジュニア部門にも出場し、予選では第4シードを破るなど快進撃をみせ本戦に進出。本来はストローク型のプレーヤーだったが、海外選手との試合経験を通じて体格やパワーに磨きをかけた。その才能は大学テニス界においても突出しており、関東学生トーナメント(春関)では一年生ながらベスト8という好成績で存在感を見せつけた。そんな期待のスーパールーキーだが、ひとたびコートを下りると、少年のような溌溂とした笑顔と気さくで明るいキャラクターで周囲を和ませる。 

By Yuya Matsuda 
  

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