慶應スポーツ新聞会

【ホッケー(女子)】14年ぶりの早慶戦勝利!リーグ初戦を白星で飾る/関東学生ホッケー秋季リーグ VS早大

約10カ月ぶりにリーグ戦が再開した。TEAM2020の初陣で挑む相手は宿敵・早大。慶大は第1QからPCで先制すると、第2QでもPCで追加点を獲得。これまで早大に負け続けてきたとは思えないほど相手に隙を与えないプレーを見せ、2-0で14年ぶりとなる早慶戦勝利を収めた。

貴重な先制点は主将・森田が決めた

令和2年 関東学生ホッケー秋季リーグ 第1回戦

9/27(日) 13:30試合開始 @慶應日吉

 

 

第1Q

第2Q

第3Q

第4Q

合計

慶大

早大

 

スタメン

GK 高橋香織(経4・慶應女子)
DF 加藤ひより(環2・学芸大附属)、齋藤可奈子(経4・慶應女子)、中村愛咲(商4・晃華学園)、津田美友佳(理2・立命館)
MF 上口華(経4・慶應湘南藤沢)、花田ともみ(政4・慶應湘南藤沢)、佐藤玲(商3・成蹊)
FW 野村茉以(経4・慶應女子)、森田真衣(経4・慶應女子)、吉江莉理子(経4・慶應女子)

 

ようやくTEAM2020の戦いが幕を開けた。春のリーグ戦が中止となり、ホッケー部にとっては約10カ月ぶり(昨年の早慶定期戦以来)の公式戦となったこの試合。
コロナ禍で思うように活動できない状況が続いていたなか、「まずはこの試合をできることが本当に嬉しいという思いがありました」と森田が語ったように、試合前の選手たちの表情はとても晴れやかだった。

ソーシャルディスタンスで円陣を組む

迎えた第1Q。対する早大は、早慶定期戦を含め13年間負け続けている因縁のライバルだ。しかしそんな宿敵を前に「とにかく勝つという気持ちで臨んだ」(加藤)と、慶大は序盤から果敢に敵陣へと攻め込む。試合経験の豊富な野村茉以(経4・慶應女子)や上口華(経4・慶應湘南藤沢)が攻撃の起点となり、9分にPCを獲得。「PCは自分たちの狙い通りにできた」(手嶋監督)と、花田ともみ(政4・慶應湘南藤沢)のアシストから森田がシュート。貴重な先制点かつTEAM2020の初得点を主将自らが決めたことで、フィールド上の選手たちもベンチメンバーも大盛り上がり。慶大は幸先いいスタートを切った。

続く第2Q、サークルインを許さない堅い守備で早大を翻弄し、11分には2回目のPCを獲得。ここではフェイントを使ったプレーを見せるも、惜しくも得点にはつながらなかった。しかし直後の13分、再びPCを獲得すると、今年からスタメン入りした期待の3年生・佐藤玲(商3・成蹊)が鋭いシュートでゴールを割り、追加点を獲得。2点リードで前半戦を終えた。

2点目を決めた佐藤

 
後半戦は、慶大が重点的に強化してきたという守備面でのスキルアップが光った。このままでは終われない早大の反撃に対しても、2年生DFコンビ・加藤ひより(環2・学芸大附属)、津田美友佳(理2・立命館)を中心にしっかりと相手の攻撃の芽を摘んでいく。また、2点リードの状況でも攻めの姿勢を崩さず、第4Qにはこの試合4つ目のPCも獲得。追加点は獲得できなかったものの、早大に全く隙を与えず、実に13年ぶりとなる早慶戦勝利を収めた。
 

リーグ戦の初戦を白星で飾ったのも数年ぶりの快挙だ

試合終了の合図がフィールド上に響き渡ると、思わず涙を見せた森田主将。このリーグ戦はTEAM2020にとって最初で最後のリーグ戦となる。初戦から対戦相手が早大という重圧も跳ね返し自分たちのプレーで勝ち切ったこの試合は、彼女たちにとって大きな自信となったことだろう。この勢いのままに、この先の戦いも彼女たちらしく突き進んでいってほしい。

(記事:澤田夏美、写真:國本葉月、佐藤有)

 

次戦 10/11(日) 対山梨学院大

13:00 試合開始 @大井ホッケー競技場サウスピッチ

 

 

以下、コメント

 

手嶋聖奈監督

――試合を振り返って
リーグ戦と早慶戦含めて、早稲田に十何年勝てていなかったので、そんな中で勝ち切ったのは女子部において大きな勝利だったと思います。

――試合前のプランは
今まで自分たちがやってきたことをしっかり出し切るというところで、やってきたことをみんながしっかりと体現してくれたのかなと思います。

――相手は早大でした
初戦の相手が早稲田というよりかは、春リーグが無くなって秋リーグもどうなるか分からない中でしっかり開催が決まって、そしてその相手が早稲田というのは少し運命的なものを感じたんですけど、それに特別な感情を抱くというよりかはしっかりトーナメントなので勝ち切ると思って臨んだ試合かなと思います。

――2点ともPCからの得点でした
PCも自分たちの狙い通りにできたので、そこはすごく彼女たちの自信になって良かったかなと思います。

――久しぶりの早大戦勝利となりました
本当に嬉しいです。今日はみんなと一緒に喜びたいと思います。

――リーグ戦上位進出が決まりました
自分たちの目指しているところはインカレに出場できる3位以上なので今日の勝利は本当に大きかったとは思うんですけど、しっかり次に向けて、3以上というのもしばらく行ってないのでまたそこに向けてチームで頑張りたいと思います。

――次戦に向けて
準決勝の相手が山梨学院で、なかなかリーグ戦じゃないと当たれない相手なので、自分たちが成長できるような試合にしたいと思います。

 

森田真衣主将(経4・慶應女子)

――主将として初めての試合だったと思います
今年はコロナの影響もあって全然練習できない期間があったり、試合前も2週間くらいできない期間があったので、まずはこの試合をできることが本当に嬉しいという思いがありました。秋リーグ初戦ということと、その相手が早稲田ということもあって、みんなの思いがすべて詰まっていたというか、このためにずっと頑張ってきたんだ、という思いで試合に臨みました。

――今日のためにどのような準備をされてきましたか
相手の分析をした上で作戦は立てていたんですけど、それよりも自分たちが何をやりたいか、どういう形で点を取りたいか、というところを重点的に意識しながら、そこをどんどん詰めていって試合に臨んだという感じです。

――勝利のカギとなったポイントは
今年は守備面を重点的に強化してきて、1対1の守備のスキルだったり、1対2で二人で守り切るというのを例年よりもすごく時間をかけて練習してきました。低い姿勢の守備で取りきって攻めるという流れはチームにとっても勢いに乗れるチャンスだと思うので、そういう部分をやってきた成果が今日出せたのかなと思います。

――最後は涙する場面もありました
(勝つことができて)嬉しかったです、とっても。ずっと勝ちたかった相手だったので、試合内容は課題もありましたけど、結果はしっかり残せて良かったです。

――次戦に向けて
次戦は山学大戦で、関東一位の強敵なんですけど、どれぐらい自分たちの守備が通用するのかなどをしっかり試して、次につながる経験を得たいなと思います。

 

加藤ひより(環2・学芸大附属)

――今日の試合を振り返って
今年は勝てると思って挑んだ試合だったので、2―0で無失点で勝つことができて率直に良かったなと思います。

――今年の初戦で早稲田との試合でしたが
とにかく勝つという気持ちで臨んでいました。下級生としてはこのコロナの期間でもトレーニングや練習を引っ張ってきてくれた4年生のために頑張ろうと思っていました。

――今日の勝因は
練習通りにプレーすることができたのが大きいと思います。あとは、4年生や3年生の頑張りが大きかったかなと思います。

――去年からどこに力を入れて練習したか
個人としては私自身が去年FWで、今年からDFへの転向ということで1から学び直して頑張りました。チームだとミッドラインがしっかりしている代なので運んで崩していくというのに力を入れていました。

――今日のPCの決定率が高かったが
去年に引き続きPCの練習は行っていました。

――ご自身のプレーについては
正直にいうと自分の出来は良くなかったなというのが個人的な感想なんですけど、それをカバーしてくれる周りのサポートがあって本当に良かったなという感謝の気持ちでいっぱいです。

――次戦に向けて
今度の試合は山梨学院大戦で、大学生のレベルとしては強敵なので、沢山のことを吸収して次に活かせる試合にしたいと思います。

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