慶應スポーツ新聞会

完勝でB I G8の頂き掴む 秋季リーグ戦順位決定戦 vs横国大

 Aブロックを首位で通過した慶大は、同じくBブロック首位の横国大とB I G8順位決定戦を争った。序盤からライン戦で優位に立ち、攻守で横国大を圧倒。3つのT Dと2本のF Gで得点を重ねた慶大が27―3で横国大を退け、ホワイトボウルへ駒を進めた。

圧倒したディフェンス陣

関東学生アメリカンフットボールリーグ戦 順位決定戦 vs横国大

12月6日(日)@富士通スタジアム川崎 16:30K.O.

 

 

慶大

 

横国大

1Q

0

7

2Q

0

3

3Q

10

4Q

0

27

TOTAL

 

静かな立ち上がりを見せた第1Q。3度目の攻撃ドライブをフィールド中央付近から始めると、短いパスを巧みにつなぎダウンを重ねる。最後はエンドゾーンまで残り3ヤードの地点からR B藤田嵩介(法2・慶應)が中央を駆けT D、ハイテンポなプレーで先制点を挙げた。

 

この日も慶大ディフェンス陣は高いパフォーマンスを維持していた。第2Q最初の守備では3スナップ連続でロスタックルを決め、ライン戦で圧倒する。前半終了間際にピンチを迎え、相手に30ヤードのF Gアテンプトを許すも、素早い動きでキッカーを封じ無失点。一方のオフェンスは、Q B久保田大雅(経3・慶應)がW R田邊慎之佑(商2・慶應)へのふわりと浮かせたパスを通しT Dを奪ったが、その後はファンブルやインターセプトなど落ち着きのないプレーで好機を演出しきれず点差を拡げられない。14―0で後半に折り返した。

 

第3Qは相手の長い攻撃を前に我慢の時間が続くも、D L佐藤理貴(経3・慶應)のQ Bサックなど 粘り強いディフェンスでF G1本に抑えた。オフェンダーはパントされたボールをファンブルするなど前半に引き続き歯痒いプレーを連発。RB大河原陸の46ヤードランが飛び出したドライブでF Gの3点を挙げるにとどまり、点差変わらず17―3で最終クォーターへと突入した。

この日も活躍を見せた大河原

第4Qに入ってもデフェンスはその完成度の高さで、相手のスキームをことごとく破っていく。D B千葉優介(経3・慶應志木)がインターセプトを決めるなどレシーバーに対するマークも徹底されていた。試合終了間際に敵陣22ヤード地点からT E鈴木雷蔵(環4・桐蔭学園)が右サイドを駆け上がるランでエンドゾーンまでボールを運び抜き、ダメ押しのT Dを挙げ27―3で横国大に勝利。B I G8を制し、ホワイトボウル2020への出場を決めた。

 

2ブロックに分かれ開催された今季のB I G8、慶大は今回の順位決定戦を含め4試合を戦った。4試合全てのクォーターで得点を挙げたオフェンス陣は、まさに相手を「圧倒」していたと言えるだろう。エースQ B久保田の安定感もさることながら1年生Q B又平憲人(商1・慶應)、相馬大輝(商1・麻布)らの活躍も頼もしい。それぞれ異なる魅力をもつ彼らを中心に、多彩なアサインメントで攻撃を組み立てた。

ディフェンスはラインマン達の動きが、輝きを放っていた。相手Q Bにプレッシャーを与えたディフェンダーの活躍が、多くの試合でモメンタムを勝ち取るに至った大きな要因である。

 

 この試合の勝利によって、今年の目標であったB I G8優勝の夢は果たされた。しかし慶應ユニコーンズにとって、これはまだ通過点に過ぎない。今シーズン最終戦となるホワイトボウルでは、北海道・東北リーグ代表の北海学園大学と相対する。これまで培ってきた実力と勢いを武器に、最後まで相手を圧倒し続けてほしい。

 

(記事:栗栖翔竜 写真:左近美月)

 

以下選手インタビュー

 

主将 寺岡衆(文4・東京都立西)

――まずはBIG8優勝おめでとうございます、今のお気持ちは

とりあえずBI G8制覇という今年の目標を達成することができてほっとしているという気持ちです。

 

――勝利の要因はどこにあるでしょうか

しっかりと一人一人の選手がやるべきことを意識して、目の前のプレーをやり切ったことが結果につながったんじゃないかなと思います。最後まで集中して戦い抜けたことは非常に良かったです。ディフェンスは引き続き頑張ってくれていたと思いますし、前半を無失点で抑えて点差をつけることができたという点が今回の勝因だと言えますね。

 

――次のホワイトボウルが今シーズン最終戦となりますが、ファンに向けてメッセージを

泣いても笑っても最後の試合ということで、まずはこれまでやってきたことを信じてプレーしていきたいと思います。そして、ホワイトボウル勝利という結果を皆さんにご報告できればなと考えています。画面の向こうなどで応援していただいているということは本当にありがたいことですし、是非とも皆さんのお気持ちに応えられるような戦いをしていきたいと思っていますので、残り1戦もよろしくお願いいたします。

 

R B 藤田嵩介(法2・慶應)

――今どのようなことを考えていらっしゃいますか

4年生とアメフトができるのもあと少しという中で、まずはBIG8で優勝を掴み取れたということを嬉しく思います。

 

――試合前どのようなことを考えてらっしゃいましたか

自分のプレーでチームが盛り上がればなと思っていたので、いいイメージを持って試合に臨みました。

 

――プレーを振り返って

前半はあまり調子が良くなくて、ハーフタイム中にコーチとも話をして気持ちを引き締め直しました。後半も課題はありましたが、前半と比べればそれなりにいい働きができたんじゃないかなと思います。

 

――最終戦への意気込みを

最後の試合ということで順位などは関係ないですから、今日までの試合の中で出た課題をしっかりと修正した上で、最高の形で締め括ることができればなと思っています。

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