第59回目を迎えた関東大学バスケットボール選手権大会が行われた。慶大は昨年、この大会で幾多の激戦を制し頂点に立った。今年は好ブロックに位置し、2連覇を達成するため挑んだこの大会、初戦の相手は近年頭角を現しつつある立教大との1戦となった。序盤は慶大のオフェンスが噛み合わず、ターンオーバーも目立ち立教大にリードを許してしまう。しかしその後は安定した試合運びを見せた慶大が114-84で圧勝し昨年度王者の貫録を見せつけた。
第59回関東大学バスケットボール選手権大会 5回戦
2010/05/11(火)@代々木第二体育館
1Q | 2Q | 3Q | 4Q | 合計 | |
慶大 | 27 | 25 | 27 | 35 | 114 |
立教大 | 29 | 10 | 15 | 30 | 84 |
後半が開始すると慶大のディフェンスがタイトになり、立大のターンオーバーを誘い続ける。更に依然として岩下がゴール下で存在感を見せつけ立大を寄せ付けず。
ここでキーマンの家治が連続得点でチームをけん引。
リズムを完全につかんだ慶大は段々とトランジションが速くなり点差を広げ、79-54で3Q終了。最終Q、この試合これまで活躍を続けてきた岩下に立大はダブルチームを敢行。しかしパスアウトで対応し、慶大はアウトサイドから得点。点差が開き勝負はもう決まったと思われると主力をベンチに。金子(環3)が持ち前の得点力で得点していくと、春本(環3)もチームに貢献。114-84で慶大が勝利を収めた。
今日の試合、酒井が大事を取って試合を欠場。出だしこそ危ない展開があったものの、本来の慶大らしいバスケットが展開されると立大を圧倒。無事初戦を勝利で飾った。この試合は岩下が高さを生かしチームに最も貢献。成長著しい家治も得点を量産し、慶大は2連覇に向け好発進。次戦は国士舘大学との1戦。相手のセンターをいかに抑えるかが勝利のカギを握る。
By Shigehisa Osajima
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