慶應スポーツ新聞会

【バスケ】歓喜の先週から一転、流れに乗れず大敗を喫する! 日大戦

リーグを通してスタメンの中島は強い攻め気を見せる

第87回関東大学バスケットボールリーグ戦

2011/10/29()@慶大日吉記念館

慶大‐日大

1Q 2Q 3Q 4Q 合計
慶大 12 10 15 21 58
日大 16 18 29 25 88


前の週で専修大との接戦を制し、リーグ2位の東海大を下すという下剋上を成し遂げた慶大。選手1人1人に充実感が感じられ、勝利の喜びを噛みしめていた姿が印象的であった。2か月にも及ぶリーグ戦もいよいよ最終週。入れ替え戦を控えた慶大にとって1つでも勝ち星を積み重ねておきたいところだ。先週の勢いをそのままに、リーグ最終。週に臨みたい慶大であったが、あの躍動感はコート上で見られなかった。

リーグ後半からスタメンとして慶大のインサイドを任された本橋

スタメンは家治主将(環4)、蛯名(法2)、本橋(環2)、中島(総2)、伊藤(環1)。

1Q、日大ボールで試合スタート。お互いにシュートを外す展開から試合の幕が開く。しかし、次第に日大ペースに。慶大がオフェンスでのイージーミスを連発するのを尻目に、日大は#3石川がスリーポイントを立て続けに決める。慶大は2分半の間、得点を決めることが出来ず、たまらずタイムアウトを要求。だがタイムアウト後も不用意なイージーミスを犯し、自らを苦しい状態に追い込んでしまう。試合開始4分にようやく中島がジャンパーを沈め、慶大に待望の初得点をもたらす。その後は徐々にペースを掴み始め、伊藤、権田(政1)の1年生コンビが得点面でチームを引っ張ると、蛯名、家治もゴール下で奮闘し、シュートを押し込み1Qを12-16で終える。2Q、 スコアラーとしての成長が目覚ましい権田が得点を決めると、慶大は激しいディフェンスで相手のイージーミスを誘う。だが、その後慶大のシュートはリングに嫌われ、せっかく生まれたチャンスを生かし切れない。点差が縮まることはなく、逆にディフェンスリバウンドを相手に拾われ、そのまま速攻に立て続けに持ち込まれる。点差は7点に広がり慶大がタイムアウトを取るも、その後の3分間、慶大は無得点に終わる。終盤、蛯名がバスケットカウントを決め食らいつき、22-34で前半を終える。

ルーキー権田はエネルギッシュなプレイでチームに活力を与える

3Q、日大が攻守ともに絶好の立ち上がりを見せる。だが、慶大も春本(環4)のジャンパーを皮切りに蛯名がゴール下を沈めると、相手の運びのところで蛯名と伊藤がダブルチームを敷く積極的なディフェンスを展開。流れに乗りたいところであったが、シュートを決めきれずまた得点が停滞する時間が続く。その間に、日大は得点を着実に重ね、点差は4分で22点にまで広がった。慶大は権田、中島がゴール下に果敢に飛び込むがなかなかリバウンドを拾うことが出来ない。日大がバスケットカウントを含む連続得点を挙げる一方で、慶大は反撃の糸口を掴めず。最後のワンプレーでも、イージーミスによって得点に結びつけることが出来ずに終わり37-63で3Q終了。4Q 、序盤は両者譲らず互角の展開。慶大はシュートを外しても、粘り強くリバウンドを奪い攻撃に繋げる。また、スティールから速攻に持ち込むプレーが2本続けて決まり、勢いづく。家治もファールをもらいフリースローで得点。しかし相手も要所でシュートを沈め、追いつかせてくれない。結果最後まで点差は縮まらず、58-88で試合終了。

日大戦の慶大は先週とはまるで別チームのようであった。得点の停滞する時間が長く、あっという間に大差をつけられた。また、本来ならタイムアウト後に悪かった点を修正し試合に臨むべきところだが、そこでイージーミスを犯してしまうことが多い。「個人の感覚でやり始めてしまうと、高校のキャリアとか運動能力の高い人が勝つに決まっている」(佐々木HC)というように、チームとして機能することが不可欠。「不安要素はその日のうちに取り除かなければならない」(家治)という言葉通り、チームの共通認識を再確認する必要がある。入れ替え戦はもう1週間後に迫っている。チームの変革を短期間で行うのは難しいからこそ、目の前にある課題を1つ1つ克服し、その場でいかに成功経験を築きあげていけるかが鍵となるはずだ。困難をチームで乗り越えた末に、入れ替え戦で歓喜に沸く慶大が見られることを楽しみにしたい。

By Yuzu Maruyama

コメント

佐々木HC

このリーグ戦はずっとそうだけど、やっぱり入りが悪いです。心の準備が出来ていない。やるべきことはきちんと指示してるんだけど、それが表現出来ないですね。(前週に2連勝して臨んだ試合だったが)今年のチームの1番の特徴というか目標が、イージーシュートをいかに入れることが出来るかなんです。難しいシュートじゃなくて、リング下の簡単なシュートをしっかりとフェイク入れて打てるか。そういった細かい所の出来がいい時は、いい試合が出来るんです。でも今日みたいにそれを全部外しちゃうと、相手がどんどん勢いづいちゃうので、最後はディフェンスも捕まえられなくなってしまう。(日大との相性が悪いのか)ゆっくりやるチームが相手の時はうちも戦えると思うんだけど、日大みたいにスピードを全面に押し出して戦う能力のあるチームにとっては、うちが1番やりやすいんだと思います。まあただ特別相性が悪いとは思いません。(リバウンドについて)1人1人がしっかりと戦うということが出来ていないから、ああやってリバウンドも取れなくなってしまうんだと思います。(調子の波があるのは)やるべきことを徹底できていないからです。個人の感覚でやり始めてしまうんですね。そうすると、やっぱり高校のキャリアとか運動能力の高い人達が勝つに決まってます。こういう風にやりましょうということの歯車を1人1人が果たしていない。でもやろうとするやつはいるから、その時点でぐちゃぐちゃになってしまいます。それが1番今年のチームの悪いところです。(それは下級生が主体ということの弊害なのか)それもあるけど、4年生の中にも今まで少しずつ試合に出て経験してきた選手達がいるわけだから、その人たちがしっかりやらないといけません。4年生としてのチームルールを徹底する迫力というか、違うことをやってるのを修正して浸透させることができないまま終わる試合が多すぎますね。(青学大戦に向けて)今日がこういう試合では明日の試合はちょっとやりようがないです。入れ替え戦に関して言えば、勝つためにはディフェンスをしっかりと頑張らないと駄目だよと学生には言っています。2部のチームもシュート力があるので、今日みたいなルーズなピックアップではとてもじゃないけど戦えませんね。

家治主将

まず入りがよくなかったです。セットでしっかりやろうという話だったんですけど、うまくいかなくて、逆に相手にシュートを決められてしまいました。タイムアウトのあとはしっかり粘れたんですけど、そこでウチがターンオーバーしたり決められるシュートを外したりして、逆に相手にはイージーシュートや速攻をやられてしまい、本当にもったいない試合でした。(前回の東海戦と比べて)気持ちはアップでしっかり作って、試合に臨めていたと思うんですけど、最後のシュートがフィットできなかったのと、相手のエースがタイトに来ているのに無理やり体勢を崩してシュートを打ってしまったっていうのはありました。あとはオフェンスリバウンドという点で、相手にとられて、ウチは取れなかったです。相手のほうがリバウンドに対する気持ちが強くて、ウチが受け身になってしまい、順位として下のうちらはもっとチャレンジャーとして強気で臨むべきでした。(試合後のミーティングについて)なんで最初セットまで動かなかったのかということやオフェンスでどう動いたほうがいいのかといったことです。反省はしっかりしないといけないので。やっぱりそこは明日までに解決して、試合に臨みたいです。入れ替え戦まで時間も無いですし、不安要素もその日のうちに取り除かなければならないと思ってます。全員の意思確認とコミュニケーションを取ろうということを呼びかけました。(明日に向けて)一応リーグ戦の最終試合ということで、いままでリーグ戦を通じて成長してきたことを40分間出すことを重点に置いてやりたいと思います。40分間自分達のバスケが出来たら、東海戦の時みたいに結果はついてくると思うんで、入れ替え戦のためにも全員で気持ちを作ってやりたいと思います。

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