1年生の新人記者を中心に、1年生の選手たちにインタビューをするこの企画。第4回は野球・正野敬二郎(政1・慶應志木)投手です!(このインタビューは8月17日に対面で実施しました。)
ーー自己紹介をお願いします
正野敬二郎です。 出身高校は慶應義塾志木高校でポジションはピッチャーをやっています。左投げ左打ちです。
ーー競技の経歴
小学2年生の冬から野球を始めて、小学6年生まで野球をやりました。 中学1年生の最初はコロナで野球ができませんでした。その後は清瀬ポニーっていうポニーリーグで野球をやっていました。入団が7月とかだったのですが、10月ぐらいに高校受験で付属校を受けることが決まり、3ヶ月くらいだけ中学で野球をやって、そこから中学校では野球というかスポーツをあまりやっていませんでした。塾だけ行ってて、高校1年生から志木高で競技復帰したってことです。
ーー志木高を選んだ理由
受験で中学時代野球をやっていなかったので、本当は慶應義塾高校にいきたかったんですけど、野球強すぎるから野球できないなと思って、志木高を選びました。大学野球までやるつもりはなかったので、なんか楽しめればいいかな。言い方悪いけど、遊び感覚でやろうかなみたいな感じで入部はしました。
ーー高校までの競技生活を振り返って
最初の1年ぐらいは試合に出られればいいやっていう感じでした。 だけど、2年生の春大会で冨士大和(現埼玉西武ライオンズ)と対戦して、全然勝てる相手じゃなかったんですけど、たまたま勝っちゃって。それから大学行けるかなと思って、ちょっと意識が変わりました。
ーー入部を決めた理由
2年生の時に4回戦まで勝ち進んだんですけど、3年生の時は全然勝てなくて。最後の試合とかも炎上してしまって、それで不完全燃焼というかもうちょいいけるなみたいな。まだ球が遅くてもうちょっと速い球を投げられるんじゃないかなと思って続けようかなと思いました。
ーー入寮後の志木高の先輩たちとの交流は
志木高時代に被っていた田川(遼==政3・慶應志木)さんとか永島(康太朗==政2・慶應志木)さんとかは交流があるんですけど、4年生とかはあまりないですね。
ーー正野投手にとって石塚監督(慶應志木高校野球部の監督)とはどういう人物か
自分はピッチャーなので、野手とメニューが全然違って。人によって全然メニューが違うんです。ドリルとかをみんな一緒にせず、自由にやらせてくれたので、そこが学生監督のメリットだと思います。
ーー高校と大学の違い
高校の時より練習の自由度が増してるというか、自分のやりたい練習ができるところです。ドリルとかウエイトトレーニングとかを自分で組み立てて、練習できるので、そこがいいなと思ってます。
ーー初めての神宮の感触
まず地面がめっちゃ硬くて投げやすいなってのがありました。投げてる時はあまり緊張しなかったですけど、投げ終わりに緊張がきました。
ーー投球を振り返って
ブルペンの調子はいつもと比べて良かったってわけじゃないですけど、神宮のアドレナリンと1球目がいい球を投げ切れたのが良かったですね。あとは変化球を低めに投げ切ってカウントを取れたので、有利に投げられたなとは思います。

春季フレッシュトーナメント明大戦での正野
ーー早慶戦を見て感じたもの
ピッチャーが層厚くて、渡辺和大(商4・高松商業)さんとか、鈴木佳門(経2・慶應)さんとか頭1つ2つ抜けているというか、レベル高いですね。そういう人を見ると、今年の秋は厳しいかもしれないですけど、目標が身近にいるので、そういう人をイメージして練習をして、来年とか再来年に投げられるようになりたいと思います。
ーープレーがすごいと思ったチームメイトは
品川(千尋==商1・慶應)と福原(壮一郎==経1・慶應)です。同じ左投げで2人とも真っすぐの質がめっちゃいいというか浮き上がるんですよね。自分はまっすぐ正直あまりよくないんですよ。そのポップ成分とか伸び率とか。自分はまっすぐで押さずに変化球でカウントを取るタイプなので、なんともないですけど。まっすぐの質が良いなと思うのと、あと同じ左投手なので3人で高め合っていければなと思います。
ーー自分の持ち味は
変化球でどんどんカウントを取れるところとかカウントが悪い時でも全部の変化球を満遍なくストライクを投げれるところは2人に比べて、持ち味として挙げられるかなと思います。
ーーこの半年で成長したことは
高校野球を引退した時はマックス130km/hくらいで、さすがに130km/hじゃ大学野球でやっていけないなと思って、引退した後の方が練習したなと思っています。 その練習が今生きてるっていうか、球速とかもフレッシュで140km/h出たんですけど、高校野球を引退してから1年以内に 140km/h出ると思っていなかったので、その引退した後の過ごし方とか、入部した後の自主練とか、ドリルとかの積み重ねが球速に結びついたかなと思います。
ーーこの半年で浮き彫りになった課題は
これも同じですね。球速ですね。 上がったとはいえ、まだAチームで通用する程のスピードがないので、そこを上げていかないといけないっていうのが明確な課題です。
ーー自分自身のチーム内での役割はどのように考えているか
今はAチームの投手の層が厚いって言ったんですけど、それでメンバーが固定されないように下級生からどんどん押し上げというか、下級生もそこに台頭して、より危機感を与えられるようにならないといけないなと思います。そして将来的にはさっき言った他の左投手とリーグ戦でしっかり投げ切れるような投手になりたいなと思います。
ーー憧れの選手は
憧れの選手は今参考にしてるというか。ピッチングスタイルとかもそうだし、投球フォームとかで参考にしてるのは楽天の早川(隆久==現東北楽天ゴールデンイーグルス)です。力感があまりないのがいいなと思って、結構参考にしています。
ーー慶應の体育会の他競技で親交の深い選手は
志木高の野球部の同期が3人アメフト部に入ったので、アメフトの志木高の人とかは親交深いし、あと下田寮でラグビー部の志木高の人たちと親交がありますね。志木高の体育会の人たちは仲良いです。
ーー好きな応援は
朱雀ですね。盛り上がるから好きですね。
ーー試合前のルーティンは
前日に交代浴と固定化されたドリルをずっとやってます。
ーー野球以外に好きなこと、オフの過ごし方は
最近はVIVANTを見るのにハマっています。これは僕だけじゃなくて野球部全体で流行っているんですけどね。
ーールーキーイヤーで達成したい目標は
4か月以内に球速をマックス145km/hまで上げることです。来春のリーグ戦に台頭できる球速が145km/hだと考えているので。
ーー慶大での4年間で達成したい目標は
個人的な目標としては150km/hを投げられるようになることです。チームだと自分が投げて日本一になることです。
ーーケイスポ読者に向けて
今年は1年生の左投手が多いっていうところが鍵になってくると思うんで、3人でしっかり高め合って、強い慶大を作っていけるように頑張りたいと思います。

(取材:奈須龍成)


