秋季リーグの大事な初戦は、 全日本大学ホッケー大会の決勝でぶつかり、惜しくも0-1で敗れた立大と対戦。序盤は拮抗した展開が続くも、第3Q開始直後に先制点を奪われる。しかし、このまま負けるわけにはいかない慶大は、長瀬莉奈(法4・共立女子)が自らボールを運び、フィールドゴールを決め切り、同点に追いつく。さらに、第4Q開始直後には、夏目もな(経3・慶應女子)からパスを受けた林莉瑚(政3・慶應湘南藤沢)がサークル内で相手をかわしながらフィールドゴールを決め、逆転。その後も主将・峰岸佳子(商4・慶應女子)や高橋日和子(法1・成城学園)でゴールを守り切り、無事勝利。大事な初戦をリベンジという形で白星で飾った。
令和8年関東学生ホッケー秋季リーグ戦
9/6(日)@大井ホッケー場サブピッチ
| 第1Q | 第2Q | 第3Q | 第4Q | 合計 |
慶大 | 0 | 0 | 1 | 1 | 2 |
立大 | 0 | 0 | 1 | 0 | 1 |
◇慶大スターティングメンバー◇ | |
GK | #1 峰岸佳子(商4・慶應女子) |
DF | #5 佐藤美奈(法4・法政) |
| #6 鮫島那美(法4・慶應女子) |
| #24 中西美月(薬1・学芸大附属) |
| #7 中津結香子(文3・頌栄女子学院) |
MF | #2 長瀬莉奈(法4・共立女子) |
| #4 倉田光希(商4・慶應女子) |
| #17 夏目もな(経3・慶應女子) |
FW | #8 瀧澤舞香(経3・慶應女子) |
| #12 加藤藍圭(経3・湘南藤沢) |
| #10 林莉瑚(政3・慶應湘南藤沢) |
春季リーグ戦を7位で終えた慶大、秋季リーグは春以上の結果を残したい。そんな秋季リーグの初戦は春季リーグ6位の立大と対戦。8月に行われた全日本大学ホッケー大会では立大に敗れ、準優勝に終わっただけにリーグ戦でのリベンジを果たしたいところだ。大雨のなか始まった第1Qは両者譲らぬ展開。しかし11分、サークル内からのパスを奪われ、シュートを打たれるも、ここは主将・峰岸佳子(商4・慶應女子)がビックセーブを見せ、ゴールを守る。その後もスコアボードは動かず。0-0で第1Qを終える。

主将・峰岸がゴールを守る
第2Qも拮抗した試合展開。7分、相手のパスからサークル内にボールを運ばれるも、中西美月(薬1・学芸大附属)がフィジカルで守り切り、先制点を許さない。9分にもフライパスでサークル内にボールを入れられるも、またも中西がボールを奪いピンチを防ぐ。終了間際の13分には夏目もな(経3・慶應女子)が自らサークル内に運んでチャンスを作るも、相手に奪われシュートには至らず。0-0で前半を折り返す。

チャンスメイクを繰り返す夏目
第3Q、先制点の欲しい慶大は3分、5分とゴール前でチャンスを作るも得点には至らず。8分にはPCのピンチ。2度PCを防いだものの、PS(ペナルティストローク)のピンチを招く。GK峰岸の手はボールに届いたものの、防ぐことは出来ず。先制点を奪われる。なんとか同点に追いつきたい慶大は12分、中盤で長瀬莉奈(法4・共立女子)がボールを奪うと、そのまま自分でサークル内へボールを運び、シュートを放つ。ボールは誰にも触れられることなく、ゴールへ。長瀬の流れるようなフィールドゴールで同点に追いつく。

長瀬のフィールドゴールで同点に
先制点を奪われるも、長瀬のゴールで追いつき、同点で迎えた第4Q。開始1分、中央でボールを受け取った夏目が上手く相手をかわしながら駆け上がり、サークル内の林莉瑚(政3・慶應湘南藤沢)へロングパスを送る。林はボールを受け取ると、相手選手を背にターンし、シュートを打ち込む。ボールはゴール右奥に突き刺さり、値千金の逆転弾。大井ホッケー場に「若き血」が鳴り響いた。

林が逆転となるフィールドゴールを決める
この1点を守り切りたい慶大はFW陣も積極的に守備に参加。7分にはカウンターを食らい、ゴール前までボールを運ばれるも、中西がギリギリのところでボールを奪い、追加点を許さない。しかし10分にはPCのピンチを背負う。シュートを放たれるも、主将・峰岸が足でブロックし、ボールを弾く。こぼれたボールをもう一度押し込まれるも、峰岸がもう一度足で防ぎ、ゴールを守った。

1年生ながら守備で見せた高橋
その後、12分にもピンチ、14分にはサークル内でフリーの状況を作り出すも、中津結香子(文3・頌栄女子学院)がボールを奪い取り、ピンチを防ぐ。必死の攻防を繰り広げた慶大だったが、最後は倉田光希(商4・慶應女子)がボールを外に出したところで試合終了。全日本大学ホッケー大会のリベンジを逆転勝利という形で果たした。

逆転勝利で白星発進だ
(取材、記事:塩田隆貴)
【試合後インタビュー】
◇峰岸佳子(商4・慶應女子)
ーー今の率直な気持ち
本当にフィールドのみんながすごく頑張ってくれた結果かなと思います。私はやっぱり第3Qで失点してしまって、後ろから声で盛り上げることしかできなかったので、心細かったんですけど、なんとか2人が決めてくれて。チームとして1つ強くなったなと思いました。
ーー試合前どういった気持ちで臨んだか
秋リーグの初戦でもあったし、先週違う試合で同じ相手と戦っていたので、本当に負けたくなかったので、絶対に勝ってやるっていう強い気持ちを持って望みました。
ーー前半は接戦だったが、後半に向けてチームにどのような声かけをしたか
プレーでは負けてないなとは思ったので、ちゃんと今のいいプレーを続けていって、無理せずに、もっと前に前に突き進んでいくように頑張ろうという声かけをしました。
ーー逆転ゴールが決まったとき、後ろからどのような気持ちだったか
本当に嬉しかったです。ゴールの近くで押し込んでっていうよりかは、もう一人が強いシュートを決めて、明らかにゴールみたいな感じだったからこそ、余計に嬉しかったです。
ーー次節・駿河台大学戦への意気込み
格上にはなるんですけど、私たちの強みである固い守備からの流れを作っていく攻撃で、格上だからこそチャレンジできると思うので。守備のところはもっと強化していきたいなと思います。
◇林莉瑚(政3・慶應湘南藤沢)
ーー率直な今の感想
感想としては嬉しいっていう一言に尽きると思っています。私自身はこのチームになってから個人としての初めてのフィールドゴールだったので、ずっと目指していたところを達成できてよかったです。
ーーどのような気持ちで初戦臨んだか
先週の試合で負けてしまった相手なので、絶対に勝ち切りたいっていう思いと絶対に自分がゴールを決めるっていう気持ちで臨みました。
ーーどのような気持ちで後半折り返したか
前回も第3Qの序盤で得点を取られてしまったので、展開としては同じかなっていう気持ちだったんですけど、そこから巻き返していきたいと思っていましたし、ビハインドの展開でりなさん(=長瀬莉奈)に決めていただいたので、それからギアを上げて頑張りたいっていう気持ちでした。
ーーゴールを決めたときの気持ち
嬉しかったです。私自信もだったんですけど、PCでの得点ばかりでフィールドゴールでは決まらないっていうのがチームの課題としてあったので、フィールドゴールでしっかり自分で得点できたっていうのが嬉しかったです。
ーー次節への意気込み
格上の相手にはなるんですけど、格上だからといって臆さずに、PCでもいいんですけど、出来ればフィールドゴールで得点を奪えたらと思います。


