2010/04/10(土)@日吉記念館
慶大‐関大
1Q | 2Q | 3Q | 4Q | 合計 | |
慶大 | 26 | 30 | 29 | 31 | 116 |
関大 | 6 | 17 | 16 | 22 | 61 |
スタメンは二ノ宮主将(環4)、酒井(環4)、岩下(総4)、澤谷(政4)、家治(環3)。試合開始直後、両校の動きに硬さが見られるも、慶大は岩下の攻守に渡る活躍で流れを掴む。すると二ノ宮から家治へのアリウープパス、岩下の豪快な連続ブロックも飛び出し流れは完全に慶大へ。余裕のできた慶大は徐々に選手を変えながらも、関大になかなか得点を与えず56-23で前半を終える。後半、主力をベンチに下げる間も、副将酒井がチームを引っ張り関大に引導を渡さない。新入生を含む控えの選手達もまんべんなく得点を重ね慶大の勢いは止められず。116-61の大勝で初戦を飾った。
2010/04/11(日)@日吉記念館
慶大‐関大
1Q | 2Q | 3Q | 4Q | 合計 | |
慶大 | 25 | 23 | 33 | 16 | 97 |
関大 | 21 | 23 | 18 | 21 | 83 |
前半、慶大は関大に先手をとられてしまう。慶大は苦しい状態になるも家治が放つシュートが全く落ちずチームを牽引。二ノ宮の得点で遂に逆転に成功。酒井、金子(環3)の活躍で関大との点差を離し48-44で前半を終える。後半が開始すると酒井がいきなり連続12得点の活躍。更に家治が得点を量産。矢嶋(総1)、蛯名(法1)の両ルーキーも華麗なパスの連携を見せ、チームに貢献。これで余裕のできた慶大は終盤になると主力をベンチに。終盤は関大のプレスに苦しめられるも97-83で試合終了。2勝した慶大が優勝という形で第78回慶関定期戦は幕を閉じた。
この二日間主力、控えのみならず新入生もコートで躍動し、新しい慶大の姿が見られた。春シーズンの目標であるトーナメント連覇、慶早戦優勝とこれから厳しい戦いが待ち構えているが、優勝最有力の慶大に注目である。これからチームはまず24日から始まる京王電鉄杯に臨む。
By Shigehisa Osajima
コメント4月10日
佐々木HC
ちょっとピックアップが悪いのが気になりますね。それからリバウンドとルーズボールなどのニュートラルボールの取り方が悪いですね。。(チーム状況は)私の感じだとあんまり良くないですね。(1年が多く出ていたが)1年は今試しというかその人の能力を出してほしいと言っているので、チームルールを無視してもいいから自分の出来ることをやってごらんと言ってるんだけど、やっぱり賢い子達だから早くも慶應ボーイになってるよ(笑)(春シーズンの目標は)僕はトーナメント連覇です。学生は早慶戦だそうです。
二ノ宮主将(二ノ宮主将開幕特集はこちら)
(今季初の公式戦でしたが)勝てたことはまず良かったと思います。けど、今日たまたま相手のシュートが入らなかったということもありまして、それで点差が広がったっていうこともありましたので。今日やってみてチームの課題が浮きぼりになってきたので、それをまず明日に修正してもっと高い位置目指していきたいと思います。(課題というのは)今日一番感じたのは、切り替えの部分で相手に負けていたことです。(新しい戦力を使いながらの試合でしたが、連携は)まだ1年生が何をしていいか分からない状態なので、そこは上級生がうまく声をかけながら、何も考えずにプレーさせてあげられるようにこれから思考錯誤していくつもりです。
酒井(酒井副将開幕特集はこちら)
今シーズン初めての公式戦だったのでまずは勝つということを。その勝つっていうことも自分たちのスタイルを貫いて勝っているというで得点も120点近く取れることができましたし、新戦力も出てきてそれなりに良かったんじゃないかなと思います。(チームの状況は)この前東海大とやってボコボコにやられてしまったので、それだからこそチームのレベルは落ちるんですけてど向上心を持ってやれた結果が今日これだけ出せたのかなと思います。(ほぼダブルスコアでしたが)2試合続く試合の最後は流れを持ってきて終わるべきなんですけど、そこが詰めが悪いです。(課題は)1対1で行くというよりはもらう前にずらして有利な状態で点を決めるのがうちの良いところだと思うので、もっと走ってそういったブレイクで点を決めて一人一人の持ち味をもっと出していけたらなと思います。
岩下(岩下選手開幕特集はこちら)
入り方がしっかり出来て相手も移動日ということでなかなかシュートも入らずに苦しかったと思うんですけどその中で自分たちのバスケが最初に出来たというのが勝因かなと思います。(反省点は)タッチダウンパスを多くやられてしまったのと、攻守の切り替えですね。入れたあとのディフェンスっていうのがまだまだ課題に残るのでそこをしっかりやっていきたいです。(チーム状況は)まだ始まったばっかりでこれから模索する感じなので何とも言えないんですけど、新戦力も出てきて僕らが引っ張っていけるよう頑張ります。(1年生の出来は)今日はまだ何とも言えないんですけどこれから色々見せてくれると思います。
家治
公式戦初戦ということもあって、入りを大事にしようということを言っていたので、それが実践できて良かったです。(試合のテーマは)ディフェンスを頑張って速攻をするっていうのがうちのスタイルで、それを最初からできたのが良かったと思います。(反省点は)こっちがディフェンス頑張って速攻出すっていうのが目標なんですけど、逆に相手に速攻を多く出されたので、うちがやりたい事を相手がやったのは反省かなって思います。(現在のチーム状況は)1年生は何人か今日も試合出ていて今はまだ何していいかわからないみたいな感じなんですけど、1年生がいっぱい入ってきて層も厚くなってチームにとってプラスになると思います。(注目している1年生はいますか)みんな上手いんですけど、ポジション的に矢島君が同じポジションなので負けないようにしたいと思います。(春シーズンの目標を)チームとしては全ての試合に勝つのが目標でトーナメントも早慶戦も優勝したいと思います。個人的には先生からも言われてるんですけど、最初からとチームの流れが悪い時にもっと点を取る選手になりたいなと思っています。
4月11日
金岡
今まで練習してきたことをいかに実践出来るかを意識してやりました。特に1年生が入ってきたので、その特徴を試合にどう生かすかを意識してプレーしました。(良かった点)チームプレーというか、速い攻めをずっと練習してきたので、それを実践できました。また、ゴール下でいかにシュートを決めるか、ボールがない所でいかに動いてボールをもらい、シュートを打つかという点が上手く出来たことはよかったと思います。(反省点は)ディフェンスです。個人個人で1対1の力をつける必要があるし、自分を含め、皆で足腰の強化をしなければいけないと思いました。相手の得点を抑えればもっといいチームになると思いますしね。(京王電鉄杯に向けて)電鉄杯は長い戦いになので体力勝負になると思います。今回の課題であるディフェンスを意識して戦いたいですね。自分達の目標を見据えてしっかりと戦っていきたいです。
黒澤
チームとしてあんまり近頃良い練習ができてなかったんですけど、試合内容は良くもなかったけど悪くもなかったです。その点では無難にコンスタントではないかと思います。(反省点は)特に昨日、すごく相手に速攻出されて走られた部分があったのでそこは改善しようと今日みんなで話し合ったんですが、まだ完全に修正できてなかったので、そこは改善の余地があるかなと思います。(チーム状況は)二ノ宮筆頭に以下酒井、4年生、下級生みんなで頑張っています。(個人的な目標は)本当にみんなをワクワクさせたいなと思っているので、少しの時間でもいいので自分の役割に徹したいです。
金子
今日の試合はニノが足痛いということで多くプレイタイムをもらえてすごい良い経験詰めました。相手のガードが関西では良いガードだと思うんで、その人達と長い時間やれたのですごい良い経験になりました。(課題は)最後の2分くらいからプレスで来られた時にターンオーバーが僕もだしチームも重なってしまったので、1本もないようにしたいです。それが課題です。(チーム状況は)練習とかあんまり良くないんですけど、試合になれば修正出来る能力がすごいあると思います。今年感じてるのは、練習では悪い所ばっかり見えてるんですけど、悪い所ばかりが見えてるからこそ、そこを改善すれば全部伸びしろになると思います。練習だけやってる限り良くなかったんですけど、試合やってみてみんな対応出来てるんで、思ったほど心配はいらないと思います。(個人的な目標は)ニノを脅かしたいなと思っているんで。プレイタイムもニノが万全な時に同じくらい出れるように、いつでもいけるぞとベンチでそういう状態にしておきたいです。
桂
相手が昨日より調子を上げてきて、シュートも決めてきたので競った展開になりました。(今日はスタメン起用だったが抜擢された時の心境は)抜擢されたからにはそれなりの仕事をしなければと思いました。普段からスタメン争いを意識して練習をしているので驚いたというよりはやっとスタメンになれたという感じです。けれどまだ完全に掴んだ訳ではなく、試してもらっている段階なのでここから定着できるように一つ一つのプレーをしっかりやっていかなければと思います。(今後に向けての課題は)今日の試合は何かが突出して出来たという訳でなく、全て無難に終わってしまった感じでした。もっとシュートやリバウンドといった武器を作っていきたい。1番はリバウンドだと思うので練習からしっかりどうすればリバウンドを取れるのかを意識してプレーしたいです。
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