【バレーボール】 ストレート負けで入れ替え戦へ 国士大戦

春季リーグ最後の試合は国士大戦だった。勝って1つでも順位を上げたい慶大だったが、ストレート負けを喫した。これで今季は1勝を挙げるにとどまり最下位。駒大との入れ替え戦に臨むことになった。DSC_6497

5月24日(日)春季関東大学男子1部バレーボールリーグ第11戦 慶大×国士大@日本体育大学健志台米本記念体育館

 

得点
慶大 セット 国士大
21 25
19 25
18 25
 

第1セットはスパイクの決定力を欠き、反撃に出られないまま8点差をつけられてしまった。それでも終盤に相手のミスにつけ込んで追い上げたが、及ばず21-25でこのセットを落とした。

続く第2セットも流れが悪い。序盤に7連続失点で差をつけられると、その後も国士大は着実に得点を積み上げていく。最大10点差から黒田彪斗(環2・富山第一高)がサービスエースを3連続で決めるなど追い上げたが、結局19-25でこのセットを落とした。

相手の力強いスパイクに苦しめられた

相手の力強いスパイクに苦しめられた

なんとか一矢報いたい第3セット。序盤にこの日初めてとなるリードを奪うが差を広げられず、ミスが続き逆転された。こうなると食らいつく勢いもなく、点差をなかなか詰められなかった。18-25でこのセットを落とし、ストレートで国士大に敗れた。

今季の成績は1勝10敗、最下位と低迷。30日に2部を優勝した駒大との入れ替え戦を迎える。

 

 

なんとも惜しいシーズンだった。フルセットを争った5試合の戦績は、1勝4敗。ここ一番を攻めきれず、もったいない敗戦もあった。初勝利を挙げたのは9戦目。選手たちにも焦りがあったのだろう、噛み合って実力をすべて発揮できればとれていた試合もあったかもしれない。しかし、今季の経験は必ずチームの糧となるはずだ。

力強いスパイクでチームをけん引する黒田。ベストスコアラーにも輝いた。

力強いスパイクでチームをけん引する黒田。ベストスコアラーにも輝いた。

また個人では、黒田がベストスコアラー賞を受賞。成長著しく、強力なサーブとスパイクは頼もしい。さらなる飛躍を遂げ、慶大にたくさんの勝利をもたらしてほしい。 続く大一番は2部で全勝優勝を果たした駒大との入れ替え戦。絶対に負けられない一戦だ。

(記事:平島将大)

 

 

宗雲監督

(今日の試合を振り返って)今日はもう残念の一言ですね。力全く出なかったです。(選手もプレッシャーを感じていたか)それはあるのは当たり前で、それをうちやぶるだけの気持ちを持っていなかったですね。(試合内容について)全く納得いかないですね。昨日残念な負け方をして、それにからんだ選手たちはずいぶん反省をしたみたいですけど、空回りしていて、全然評価できない試合でした。(入れ替え戦にまわることとなってしまいました)それはしょうがないですね。こういうシステムなので入れ替え戦というのは仕方のないことなんですけど、とにかく守りに入らないようにこの一週間準備させます。

黒田選手

(今日の試合を振り返って)チーム全体の雰囲気というか、一人一人の表情があんまり良くなくて、この試合絶対勝たなきゃというプレッシャーに押されていた感じがあります。(サーブは良かったがスパイクはとられてしまった)サーブはこのリーグ通して自分のトスをしっかり上げるというのを意識したので、結構いいサーブを打てたと思うので、そこは改善点として結構自分自身としては良かったと思います。スパイクは序盤からずっと僕にトスが集まっているので絶対2枚ブロックは来るっていう前提でやらなきゃいけない状況だったので、そこは入れ替え戦までにしっかり修正していきたいなと思います。(入れ替え戦まで1週間、対策は)そうですね、スパイクです。あと僕たちのサーブカットの精度をもう少し調子を上げて、上田さんとか上野さんのクイックに集めていけるようにサーブカットをしなければいけないと、その辺の修正が必要だと思います。(来週の入れ替え戦の意気込み)今すぐに切り替えることはちょっと難しいのですけど、やっぱり気持ち的に切り替えて、入れ替え戦は絶対勝たなきゃいけないので、頑張って切り替えて勝ちに行きます。

 

 

サイド 黒田彪斗(環2・富山一高)
セッター 尾木将(政2・修道高)
センター 上田悠貴(総4・生野高)
サイド 池田裕哉(環3・北嵯峨高)
サイド 布川智規(商3・桐朋高)
センター 上野素希(文3・甲陽学院高)
リベロ 野瀬将平(環4・東福岡高)
途中出場 吉田純(環4・東亜学園高)
佐藤凛太郎(環4・東北高)
林智之(商4・高知学芸高)
清水拓朗(環3・弥栄高)
伊藤祥樹(環1・清風高)
 

 

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