J2に所属するファジアーノ岡山は12日、慶應義塾体育会ソッカー部の主将、松木駿之介(総4・青森山田)の来季新加入が内定したことを発表した。 https://twitter.com/fagiano_koho/status/973117782857433091 松木は岡山のクラブ公式HP及び慶大ソッカー部公式HPでコメントを発表。意気込みを語っている。 「この度、ファジアーノ岡山に加入することが内定しました、松木駿之介と申します。小さい頃からの夢であるプロの世界に挑戦することができ、これまで関わってくださった皆さまに感謝の気持ちで一杯です。」 「J1でプレーしたい、この想いはファジアーノ岡山に携わる全ての方々と同じだと思います。ファジアーノ岡山というクラブでキャリアをスタートさせていただけることに感謝し、何よりも岡山のために泥臭く頑張りたいと思っています。 目標は岡山バカなサッカー選手に。 岡山の皆さま、よろしくお願いします。」 松木は2015年に慶大に加入すると、すぐに左サイドのアタッカーとして主力に定着。得点力と空中戦の強さを武器に慶大の攻撃をけん引し、2015年に関東大学サッカーリーグ戦1部新人賞受賞、2016年に全日本大学選抜選出などの実績を残して、今季は主将に就任した。闘志を前面に出しハードワークを惜しまず、冨田賢新監督も「慶應の魂を受け継ぐ選手」と評する男が来季、憧れのプロの世界へ飛び込む。 松木がJリーガーとしてのキャリアをスタートさせることとなるファジアーノ岡山は、岡山県を本拠地とし、2009年にJリーグに加盟した。昨季のJ2での順位は13位に終わったが、今季は開幕3連勝で現在2位と、初のJ1昇格を狙える位置につけている。また、松木が1年次の2015年シーズンに慶大の主将を務めた久保飛翔(環卒)が所属していることも、松木にとってプラスとなるだろう。 松木主将率いる慶大は今月25日、東京都サッカートーナメント学生系の部[Bブロック]準決勝・東洋大戦で新シーズンの公式戦初戦を迎える。荒鷲の魂を胸にJの舞台へ羽ばたく、松木の慶大ラストシーズンを見逃すな。
(記事:桑原大樹)