【ホッケー(女子)】序盤のゴールラッシュで盤石の勝利!5位決定戦へ/関東学生ホッケー春季リーグvs武蔵大

女子ホッケー

Aプール3位となり、5―8位順位決定予選に回った慶大女子。Bプール4位の武蔵大学と対戦した。試合は慶大が序盤から攻め込む展開に。開始2分、早速FW西村未八(政4・慶應NY)の得点で先制すると4分にも西村が追加点をあげる。その後も山田里紗(商4・慶應女子)、陶山知佳(法4・田園調布雙葉)といったFW陣が得点を重ね、5得点で勝利を収めた。

順位決定予選に臨んだ

令和4年 関東学生ホッケー春季リーグ 5―8位順位決定予選

5/22(日) 10:50試合開始 @駿河台大ホッケー場

 

 

1Q

2Q

3Q

4Q

合計

慶大

4

0

1

0

武蔵大

0

0

0

0

 

得点:西村未八(2分)

   西村未八(4分)

   山田里紗(8分)

   陶山知佳(10分)

   加藤ひより(44分)※全て慶大

 

 

スタメン

 

GK 久保田夕雅(経3・慶應湘南藤沢)

 

DF 坂田絢音(経3・慶應女子)、金子桃子(法2・田園調布雙葉)、栗岡満里奈(経4・Plano West Senior High School)、加藤ひより(環4・学芸大附属)

 

MF 楫野彩貴(法3・国際基督教大高)、丸山菜穂子(理4・学芸大附属)、水本彩巴(経4・国際基督教大高)

 

FW 西村未八(政4・慶應NY)、山田里紗(商4・慶應女子)、陶山知佳(法4・田園調布雙葉)

5ー0で勝利をおさめた

 

惜しくも準決勝進出を逃した慶大。5位を目指す戦いが始まった。強い日差しが差し込み暖かな陽気に包まれた埼玉県の駿河台大学ホッケー場。10:50に試合開始となった。

 

試合開始直後から慶大のペースに。すると開始2分、サークル内で巧みにボールを回すとFWの西村がシュート。これがゴールに吸い込まれ幸先良く先制点を奪った。続く4分、またも西村が中盤から一気にサークル内まで攻め込み鋭いシュート。これも決まり追加点をあげる。その後も勢いに乗り攻撃の手を緩めない慶大。8分、FWの陶山が右サイドからクロス。これにサークル内で待っていたFWの山田が合わせ、3点目を加える。さらに10分、この日攻撃で存在感を示していた陶山が左サイドからゴールライン際を一気にサークル内へ入りこむ。相手GKを巧みにかわしゴールへ流し込んだ。4点差をつけ、第1Qを終える。

序盤から積極的に攻め込んだ西村(中央・白)

第2Qも慶大が攻め込む展開が続く。しかしこのクオーターは相手の粘り強い守備を前になかなか追加点を決めきれない。FWの陶山がこの日再三見せているゴールライン際からサークル内へ侵入するプレーを見せるが、ゴールにはつながらない。13分、この日初めてのPC(ペナルティコーナー)を獲得。しかしここも相手GKの好守にあい、追加点とはならず。追加点を奪えないまま前半を終えた。

 

第3Qは、この日2ゴールを挙げている西村のシュートから始まった。5分、MF楫野彩貴(法3・国際基督教大高)からFWの山田にボールがつながり鋭いシュートを打ち込む。しかしこれは枠の外。14分、またもPCのチャンスを得ると加藤ひより(環4・学芸大附属)はシュートすることなく自らサークル内へ持ち込む。深いところまで入りシュートを放つとこれがゴールへ突き刺さる。待望の追加点が生まれ、リードを5点に広げた。

 

第4Qも圧倒的に攻め込む慶大。相手に攻め込まれる危ないシーンはほとんど見られなかった。しかしそんな展開でも声で存在感を放ったのがGKの久保田夕雅(経3・慶應湘南藤沢)。DF陣などにこまめに声をかけ、指示を出す姿が印象的だった。第4Qは得点なく、そのまま5―0で試合終了となった。

声かけを欠かさなかったGK久保田

第1クオーター開始から圧倒的に攻め込み、いきなり4得点。終始試合を優位に進めた。次戦は5位決定戦。立教大相手に勝利し、いい形で春季リーグを締めくくりたいところだ。(記事:松田 英人、撮影:金子拓登)

 

次戦 6/5(日) 5位決定戦 vs立教大 @駿河台大学 

 

 

以下、コメント

 

西村未八選手

 

――2ゴールを挙げられましたが、本日の試合を振り返っていかがでしたか?

2ゴールしか決められず悔しかったです。

 

――今日の試合に向けて攻撃面ではどのような対策をして臨みましたか?

チーム全体でやることを決めて、それを意識して臨みました。

 

――次戦への意気込みをお願いいたします。

さらに得点ができるよう頑張ります。

 

 

 

陶山知佳選手

 

――サークル内深くまで攻め込むシーンが目立ちましたが、ご自身のプレーを振り返っていかがでしたか?

サークル内でのラストパスが合わずに得点チャンスを逃してしまうシーンが多くあったため、次の試合では味方がより良い状態で受けられるパスを心がけたいと思います。

 

――ご自身のゴールを振り返っていかがですか?

相手のDFと味方のFWの位置を見た上で自分でドリブルするという判断をしたので、冷静に決め切ることができて嬉しいです。

 

――次戦への意気込みをお願いいたします。

次は順位決定戦となりますが、チーム全員で守り切った上でしっかりと得点を重ね、良い形で春リーグを締めくくりたいと思います。

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