【バレーボール】多くの選手が活躍し、チームで勝利をあげた!/秋季関東大学男子2部バレーボールリーグ戦 第9戦vs立大

バレー戦評

先週の国士館大戦で秋季リーグ戦初黒星を喫した慶大。敗戦を真摯に受け止め、切り替えて立大戦に向けハードな練習をしたという今週。第1セットはその練習の成果もあり、いつも通り自分たちのバレーで危なげなく先取する。メンバーを変えて臨んだ第2セットは思うような攻撃ができず、逆に相手に攻撃のチャンスを与えてしまうプレーが多く見られた。しかし、それでもセットを落とすことなく連取する。第3セットにおいても多くの選手が各々の持ち味で活躍し、ストレート勝利を飾った。

 

2022年10月8日(土)

秋季関東大学男子2部バレーボールリーグ戦

第9戦 慶大×立大

 

得点

慶大

セット

立大

25

15

27

25

25

18

 

 

出場選手(サーブ順)

ポジション

背番号

名前(学部学年・出身校)

   
   

MB

降小雨(商4・慶應)

S

高倉真古都(商4・慶應)

OH

18

安達龍一(環4・洲本)

MB

芳賀祐介(環2・札幌北)

OP

松本喜輝(環3・九州産業)

OH

島田航希(経3・慶應)

L

12

内田克弥(環2・松江高専)

途中出場

 

 

MB

27

下田悠生(経4・慶應湘南藤沢)

L

25

樋口太樹(経4・慶應)

R

山元康生(法1・慶應)

S

10

大槻晟己(総3・清風)

OH

渡邊大昭(商2・慶應)

R

17

平山一之心(商1・甲南)

 

高倉主将のセットアップ

第1セット、自分たちのバレーを見せつけたい慶大。まずはエースの松本喜輝(環3・九州産業)が1点目をあげるとその後も安達龍一(環4・洲本)・芳賀祐介(環2・札幌北)がスパイクで次々と点を奪っていく。また、攻めの姿勢だけではなく守りの面でも高い修正力を見せつける。序盤で相手の速攻が決まるも、慶大はその後の速攻をカバー。自分たちの攻撃につなげて10ー6とし、相手にタイムアウトを取らせる。タイムアウト明けの1点を取られ、その後も松本のスパイクが相手の1枚ブロックに止められるなど競り合ったものの、セッター高倉真古都(商4・慶應)が安達の鋭いスパイク、芳賀の速攻を使い分けて13ー10でこのセットを折り返す。そしてセット後半も慶大が主導権を握り続ける。1点ずつ確実に積み重ねていき18ー12で、立大にタイムアウトを使い切らせる。終盤では松本のサーブで相手を封じ、見事25ー10で第1セットを終えた。

 

途中出場した山元(真ん中)を先輩たちが迎え入れる

ここでも大差をつけて勝ち取りたい第2セット、慶大は序盤に3連続得点と幸先良いスタートを切る。しかしここで相手も反撃を仕掛ける。5ー4の場面で相手のスパイクが決まり同点に。松本のスパイクで1点リードするも慶大側のドリブルで再び同点に。その後も松本にトスが上がるが決めきることができず7ー10となり、仕切り直したい慶大はここでタイムアウトをとる。タイム明けの1点を松本が奪うとその後は両者一歩も譲らぬ展開に。立大のセンター攻撃やネット際のプレーに苦しめられ同点に追いついてもリードすることができない。14ー16と2点ビハインドの場面で山元康生(法1・慶應)がコートに入り、チームに刺激を与える。セット後半の苦しい展開で活躍を見せたのは下田悠生(経4・慶應湘南藤沢)だった。下田のスパイク・レシーブで厳しい展開を切り抜けるも立大が先に20点台に乗せ、3点を追う慶大はここで2度目のタイムタウト。ここから慶大は見事な反撃を見せる。1点1点が長いラリー戦となった終盤だったが、粘り切った慶大が点を重ねて見事22ー22まで追いつくとそこからは相手にリードを許さず、27ー25で接戦を制した。

 

リーグ戦初出場の平山のサーブ

第3セットは安達と芳賀の二枚ブロックで先制点をあげる。高倉のディグでつないだボールを樋口太樹(経4・慶應)がアンダーでセットするとそれを安達が力強いスパイクで決めきり4-1と、4年生の連携プレーにコート内もベンチからも歓声が上がる。13-8と差をつけてセットを折り返すと、芳賀のAクイックや島田航希(経3・慶應)のバックアタックで得点を重ね15-9で、立大のタイムアウト。慶大はこのセット多くの選手を起用していく。平山一之心(商1・甲南)はリーグ戦初出場ながら堂々とサーブを打ち込み、ディグでも活躍。17-10と差を広げることに成功する。渡邊大昭(商2・慶應)、大槻晟己(総3・清風)が投入されると場はまた引き締まり、大槻のトスに島田がうまく合わせて前に落とし20-13と慶大が先に20点台に到達。その後、スパイクやサーブのミスも見られたが、相手の反則にも助けられ、最後は相手のスパイクがネットを越えず25-19で試合終了。慶大は今試合ストレートで勝ち切った。

 

(記事・写真:五関優太、田中瑠莉佳)

 

以下、コメント

 

星谷健太朗監督

――今日の試合を振り返って

春リーグの筑波大戦を思い出しましたけども、記念館で試合をさせていただけてとても幸せでした。ありがとうございました。

――内容の面ではいかがでしたか

特に2セット目、メンバーが変わったなかでどう自分たちで試合を作るかというところについては大きな課題が残ったかなと思います。一方で、そういったドタバタがありながらも結果として取り切れたということは良かったかなと思っています。

――第3セットは多くの選手を積極的に起用しましたが、どういった思いでしたか

やっぱり練習は何のためにやるかというと試合で活躍するためなんですよね。そういう意味で自分たちが練習しているものが、どのくらい身になっているかをそれぞれに発揮してもらいたかったです。それでうまくいったのであれば自信になるし、うまくいかなければ次練習でどうするかということが分かるので、そういう意味でたくさんの選手に出場してもらいました。

――リーグ終盤ですが、序盤と比べてチームが成長した点は?

それについてはどんな場面であれ自分たちのやりたい形・やるべきことをやるためにフォーカスする力というのがついてきているなと思います。

――次戦への意気込み

来週の青学戦。大一番・一敗同士というところで非常に楽しみな1日になると思うので、それに向けて変わらず自分たちの準備をして当日しっかりと楽しめるように皆で一丸となって頑張っていきたいと思います。

 

高倉真古都主将(商4・慶應)

――今日の試合を振り返って

(セットカウント)3-0で勝てたのは良かったんですけど、あまり良い内容ではなかったなと思います。

――良い内容ではなかったというのは第2セットでしょうか?

点数にあらわれたのは第2セットではあります。気負うことなくやっていたという面では良い点だと思うんですけど、逆にこの1点取りたいなという場面で相手の流れになってしまうところが第2セットだけではなく多かったなと思います。

――先週の敗戦からどのようなことを意識して練習してきましたか

対戦相手の対策はもちろん、星取表の勝敗が気になるところではあったんですが、今日の試合を入れてあと3戦ある中で、その3戦をどうするかという目線で練習していました。

――今日は多くの選手が起用されました

誰が出てもパフォーマンスが変わらないのが強いチームだとは思うんですけど、若干変わっちゃうなとは正直思いました。それでも結果としてストレートで勝ち切れたので、(試合に)出た人たちが頑張ってくれたなと思います。

――次戦への意気込み

青山学院大学さんと立正大学さんが残っていて、山場になるのは同じ勝率の青山学院大学さんだと思います。土日でまた連戦になるので、しっかり2戦とも勝ち切れるように練習するだけだと思います。

 

大槻晟己副将(総3・清風)

――今日の試合を振り返って

チームとしてはあんまり良い試合とは言えなかったかなと思っています。というのも立教大学さんは順位的には格下の相手で、徹底的に叩きつぶすような試合展開をできないと来週の青学戦を考えると厳しいと思うのですが、相手に反撃のチャンスを与えるような甘いプレーが出ていたというところは良くなかったかなと思います。

――今日はどういった気持ちでコートに入りましたか

さっき言った通りあんまり良い雰囲気じゃないというか、プレー的にもムード的にも良くなかったので、それを最後にちょっとだったのですが、挽回できるような感じで入れればいいなと思っていました。

――セッターとして考えていた戦略は

セッターとしてというよりも一選手として、まずは明るい雰囲気で入ってチームを少し盛り上げたいと考えていました。セッターとしては、今日ちょっとスパイク側が気持ちよく打っているところが無かったので打たせてあげたいなという気持ちで入ったのですが、なかなか後者の気持ちよくスパイクを打たせたいという方はキャッチがなかなか返ってこなかったこともあって、自分が入った時は少し不十分だったかなというのはありますね。

――どのようにして自分の持ち味を出そうとしましたか

レシーブというところは自分の強みだと思っているので、自分の場所に来たボールを落とさないという意識で臨んでいて、それは今日1本拾えたので良かったかなと思っています。あとはやっぱりクイックを通せるという部分はやっぱり真古都さん(高倉)と比べて自分の強みかなと思っているのでクイックを積極的に使うというところを頑張っていきたいなと思っています。

――次戦への意気込み

こういう言い方はちょっと良くないかもしれないですが青学戦はこのリーグで一番大事な試合かなと思うので、やっぱりそこに向けてあと1週間しっかりチームを作っていきたいなと思います。

 

平山一之心選手(商1・甲南)

――今日の試合を振り返って

先週の敗戦から、メニューも結構ハードにしてこの試合に向けて練習してきました。その過程の雰囲気は良かったんですけど、今日の試合の雰囲気としてはもっと良いものにできたんじゃないかと思います。先週と同じようにこの試合を糧にして、来週に向けてもっと頑張りたいと思いました。

――リーグ戦初出場でしたが、緊張はされましたか

はい、とんでもないミスを犯してしまって…。ローテミスで代わるべきところで代わらなくて、そこで少し集中力が切れてしまったんですけど、目の前の今できることをしっかり考えてできたのは良かったと思います。

――どういう気持ちでコートに入りましたか

自分に求められているのは攻めるサーブではないので、まずはしっかり入れようと思いました。どっちかっていうとレシーブメインで起用されている面が大きいので、レシーブで絶対つなごうと考えていました。

――セット間でサーブの練習もされていましたが、何か意識したことはありますか

練習でもずっと6割の力で入れ続けるというのを意識してやっていました。しっかり手にボールを当てて、相手の嫌なところに打とうと思っていました。

――次戦への意気込み

次も試合に出られるように、万全の準備をして迎えたいと思います!

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