見えない敵との闘いも少しずつ収まり、今年の神宮はグラウンドとスタンドが一体となり、歓喜と熱気の渦が巻くことだろう。慶應スポーツでは、悲願の優勝に向けて日々挑戦し続ける体育会野球部の選手たちにインタビューを行いました!
第2回は、今季大ブレイクが期待される右腕コンビ、浮橋幸太投手(総3・富岡西)、外丸東眞投手(環2・前橋育英)です!
――まずは他己紹介をお願いします
浮橋:外丸は、練習は一生懸命やっています。でもめっちゃ生意気です(笑)。
外丸:だめ!使えない!(笑)浮橋幸太です。ピッチャーです。普段は結構のんびりしていてのほほんと生きているんですけど、いざマウンドに立つと普段からは想像つかないような強気なピッチングを見せてくれるかっこいい先輩です!
浮橋:絶対思ってないやろ!(笑)
――プライベートでの関わりは
浮橋:よくマリオカートとかやりますね。
外丸:まあゲームとか。あとよくいじめられてます(笑)
――お互いに尊敬するところは
浮橋:去年、下級生から結構リーグ戦で投げていて、肝も据わっているのでそういうところは尊敬します。
外丸:何かあってもマウンドで動揺しないし表情とかにも出ないところは凄いなって思います。
――鹿児島キャンプでの課題や取り組んできたことは
浮橋:僕は結構変化球とかを上手く使うタイプのピッチャーなので、ストレートと同じような軌道で変化球が曲がるようなボールのキレとかを意識して取り組んでいました。
外丸:僕は鹿児島では試合の中でどう抑えていくかってところで、一試合通して序盤はこういう攻め方をしてとか、中盤から攻め方を変えてみたいな。どうバッターを打ち取るかっていうのを課題としてやっていました。
――リーグ戦開幕まで残りわずか、現在のご自身の調子は
浮橋:まあまあ順調な方だとは思っています。もう少しストレートに強さが出てくればもっと良いピッチングになるかなとは思っています。
外丸:僕は鹿児島の時よりは良くなってはいるんですけど、もう少しリーグ戦までに調子を上げて、リーグ戦長いので、一試合一試合重ねながら成長できればいいなと思います。
――チームの仕上がりを点数で表すと
浮橋:僕は75点ぐらいだと思います。攻撃においても守備においても前より成長しているところは凄くあるんですけど、逆にまだまだ物足りないと感じる部分もあるので、そういうところはリーグ戦通して成長していこうと思います。
外丸:60、70点ぐらいですかね。オープン戦通して結構課題は出ていて、細かいところを潰していかないと優勝は目指せないと思うので、チーム全体としてもう一、二段階成長しないといけないのかなと思います。
――この春対戦したい他大の打者は
浮橋:法政の浦(和博、キャリア4・鳴門)選手は小学校からずっと知り合いで、高校のときもかなり打ち込まれていたので大学ではしっかり抑えたいですね。
外丸:僕は明治の瀬千皓(経営2・天理)でお願いします。結構プライベートでも連絡取り合ったりするんですけど、僕のこと舐めているので三振取りたいです(笑)。
――春季リーグの慶大のキーマンは
浮橋:ピッチャーだと、谷村然(環4・桐光学園)。バッターだと、廣瀬(隆太、商4・慶應)かなと思います。多分先発で行くとは思うんですけど、やっぱり谷村の活躍が優勝に大きく関わってくるのではないかと僕は踏んでいます。廣瀬は他大がかなり警戒してくると思うんですけど、そこで一発打ってくれるとチームとして凄く大きいと思うので、僕はこの二人です。
外丸:僕は宮崎(恭輔、環4・國學院久我山)さんです。キャッチャーとしてピッチャーをリードするところはもちろん、バッティング面で廣瀬さんと宮崎さんが打っていくことでチームが勢いに乗っていくかなと思っています。
――試合で注目してほしいところは
浮橋:マウンドさばきというか、マウンドで落ち着いたピッチングをしているところを見ていただけるとありがたいです。
外丸:なんだろう…。コントロールでお願いします!コントロールはずっと磨いてきているので、そこを出せるように頑張りたいです。
――個人としての今季の目標や意気込み
浮橋:今季は多分中継ぎでのリーグ戦出場になると思うんですけど、シーズン通して防御率0点台を目指して頑張りたいと思います。
外丸:僕は、最優秀防御率とリーグ戦5勝以上という結構高い目標を立てて頑張ります。
――最後に、ケイスポ読者の方々にメッセージをお願いします!
外丸:去年悔しい思いをしたので、今年は最後早慶戦に勝って優勝できるように頑張ります。応援のほどよろしくお願いします!
浮橋:次取材を受けるときはリーグ戦で優勝した後にするので、応援よろしくお願いします!
――お忙しい中、ありがとうございました!
(取材:愛宕百華)