【ラグビー】敗れるも好ゲームで秩父宮を沸かす/オール早慶明チャリティーマッチ早大戦

攻守ともに活躍をみせた竹本

 チャリティーマッチ2戦目の相手は全早大。全慶大は序盤にリードを許してしまい、40分1本勝負では追いつくことが出来ずに12-17で敗れたものの、が早慶両校の持ち味を出した好ゲームとなった。

 

オール早慶明三大学ラグビー東日本大震災復興支援チャリティーマッチ

VSオール早大

4月15日(日)14時40分K.O@秩父宮ラグビー場

 

 

得点
オール慶大 チーム オール早大
前半 後半 VS 前半 後半
2   T 3  
1   G 1  
0   PG 0  
0   DG 0  
12   小計 17  
12 合計 17
 

 

スタメン  
ポジション 名前(所属)
1,PR 小田 基貴(商4)
2.HO 神谷 哲平(総2)
3.PR 山田 亮介(環4)
4.LO 須長 尚之(ホンダヒート)
5.LO 遠藤 洋介(環4)
6.FL 石橋 拓也(環2)
7.FL 小田村 淳平(政4)
8.NO8 竹本 隼太郎(サントリー)
9.SH 宮澤 尚人(法2)
10.SO 川本 祐輝(NTTコミュニケーション)
11.WTB 瓜生 靖治(キャノン)
12.CTB 甲斐 鑑(理4)
13.CTB 増田 慶介(東芝)
14.WTB 鈴木 貴裕(経4)
15.FB 小田 龍司(サントリー)
 

得点者【慶大のみ】

T=鈴木貴裕、竹本

G=小田

 

トライを挙げた鈴木貴裕

キックオフ後まず主導権を握ったのは全早大。全慶大は5分にペナルティで自陣深くのラインアウトを与えると、全早大のモールトライで先取点を奪われてしまう。さらに12分には自陣でのBKS陣のパスミスを突かれ、0-12とリードを広げられてしまう。反撃したい全慶大は17分、CTB増田(環卒)がCTB甲斐(理4)へとつなぎ、甲斐からのボールを受けたWTB鈴木貴裕(経4)がビッグゲイン。敵陣深くまで攻め込むと、そこからフェーズを重ね最後は早大のペナルティをクイックリスタートし、大外にいた鈴木貴裕がトライ。5-12と点差を詰める。しかし、この後流れは再び全早大へ。25分にトライを許しリードを広げられてしまう。意地を見せたい全慶大は36分、全早大のペナルティにより敵陣深くまで攻め込むも残り5メートルの地点でノックオン。チャンスを逸したかに思えたが、全早大ボールスクラムでプレッシャーをかけ、マイボールにするとNO8竹本(環卒・サントリー)が押し込みトライ。慶大の意地を見せつけた。

試合は結局その後動かずに12-17で終了。敗れはしたものの、見どころの多い試合となった。

(文・中島 裕幾)

 

コメント

 

WTB鈴木貴裕

 

(試合を振り返って)40分という短い時間しかできなかったですが、その中で吸収できるものはしようと思っていました。また自分の精一杯のプレーをしようと思っていました。(主将の茂木選手が不在で現役選手を引っ張る立場だったが)試合中の声のかけ方やソンザイカンという点でOBの方から見習うことがたくさんありましたので、とても良い経験になりました。 (試合でひとつトライを決めたが)自分の力で取れたトライではないので、自分の力で強みを生かしたトライができるように精進したいです。(今日の経験を生かして今後どんなプレーをしたいか)WTBなのでトライを取って、それから副将という立場なので自分のプレーでチームを盛り上げて、勝つための原動力になりたいと思います。

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