慶應スポーツ新聞会

【アイスホッケー】早慶戦 実力差を見せつけられ悔しい敗戦

フェイスオフで相手と対峙する似鳥

多くの観客が詰めかける中、第56回早慶アイスホッケー定期戦が新横浜スケートセンターで行われた。先月の秩父宮杯トーナメントで5位と躍進を見せた慶大は33年ぶりの早慶戦勝利を目指したが、1-5で敗戦。結果的には早大との実力差を見せつけられる試合となってしまった。

第56回早慶アイスホッケー定期戦

2010/5/22(土)17:30 FO@新横浜スケートセンター

慶應義塾大学1-5早稲田大学

{得点者 慶大のみ} 松山

先制ゴールを決めた松山

第1ピリオド、序盤から激しいプレーを見せる慶大は7分、右サイドでボールを奪ったFW小坂(商2)が粘ってDF齋藤義(商4)にパス。齋藤の戻したパックを小坂がゴール前に持って行きシュート。そしてこのシュートのこぼれ球に反応したFW松山(商3)が押し込みゴール。慶大が待望の先制点を挙げる。この後も先制の勢いそのままに激しいプレッシャーで早大を苦しめる慶大であったが11分、杉澤のシュートがGK長嶋(経4)の股を抜き同点にされてしまう。しかしその後は早大相手に慶大も引けを取らないプレーを見せ、1-1の同点で第1ピリオドを終える。

迎えた第2ピリオド、開始36秒でペナルティを与えた慶大は、セットプレーからゴールを決められ逆転を許してしまう。出鼻をくじかれてしまった慶大は2分にも追加点を許しビハインドを2点に広げられる。その後も攻める早大は11分にもチャンスを作るが長嶋がなんとかセーブ。しかしこのプレーで早慶両チームが一人ずつペナルティを取られ2分間の退場。そして続く12分にもペナルティを取られた慶大は2人少なくなり劣勢を強いられる。しかしその数的優位の2分間で追加点を取れなかった早大は同数になった直後の15分にペナルティを取られ一人少なくなる。このチャンスを活かしたい慶大は松山がゴール前でシュートを放つもGKにブロックされ、チャンスを逸してしまう。しかしここで落とし穴があった慶大。数的有利で前がかりになったところをつかれGKと1対1に。これを冷静に決められ、悪夢の第2ピリオドを終了する。

敵陣に攻め入る児玉副将

3点差をつけられ後がない慶大は第3ピリオド、1点を取りに行こうと攻勢を仕掛ける。そんな中、8分にはユニバーチャレンジカップ日本代表にも選出されたFW似鳥(環3)がトップスピードで切り込みシュート。しかしこれはGK正面を突いてしまい決めきれない。一方の早大も7分、11分とチャンスを作るが、ここはDF小川(環2)、DF白木(経2)を中心に身体を張ったディフェンスでなんとかしのぐ。そんな一進一退の攻防の中迎えた12分、FW荒谷(経3)から今季からDFに転向した氏橋(法4)とつなぎ、チャンスを迎えるも、早大DFに止められてしまう。その直後、ペナルティを取られ一人少なくなった慶大は防戦一方の展開を強いられるがなんとか2分間守り抜く。残り5分、同数になった慶大は攻めに出ようとするが、逆に19分にゴール前で岩浅に詰められ万事休す。そして4点ビハインドのまま試合終了。無念の敗戦となってしまった。

試合後、「3ピリ通して慶應のホッケーが出来なかったことが敗因」と語った氏橋主将。格上早大相手といえども、自分たちのホッケーができないまま敗戦を喫してしまったことは悔しい結果だろう。しかし第1ピリオドでは早大を相手に互角の戦いを見せた。この戦いを60分間続けるために。そしてグループAという厳しい舞台を戦い抜くために。夏のトレーニングを通してさらなる飛躍を期待したい。

By Daiki Yamamoto

コメント

氏橋主将

(試合を振り返って)まず3ピリ通して慶應のホッケーが出来なかったことが敗因だと思う。最初からシンプルにプレーして、一つ一つの勝負に負けないで60分間通して最終的には勝つ。そういったホッケーを慶應ではなくむしろ早稲田にやられてしまったことが大きな敗因だと考えている。(強豪早大相手に先制点を挙げたが)相手のDF陣から何点も取るということはとても難しくて、その中で取った1点というのをまず守り切るという意識が欠けていた。それが欠けていたためにすぐに(点を)取られてしまって、そしてそれが2ピリでの3失点につながってしまった。その1点取ったゴールを守り切るという意識が今日は全体で共有できなかった。(先制点を取った後、守りに入ったのか、それとも追加点を取りにいったのか)追加点ということは考えてなくて、守るべきところは守るというセーフティーなプレーを常に心掛けているが、それができなくて守るという意識ができなかった。結局守りにいこうか攻めようかということであれば攻める方に意識が傾いてしまったと思う。(今後に向けて)秋もう一戦(早慶戦が)あるので、そこまでに今ある実力差を詰めて、その上でまた相手の研究をして、絶対秋は勝って33年ぶりの勝利をもたらしたい。

白木

(試合を振り返って)早稲田との実力が明確に見えた試合だった。細かいパス回しが早稲田はつながっていて、慶應はパス回しが雑で、その分ペースを早稲田に握られてしまった。(5失点喫してしまったが)ルーズパックへのプレーシャーが早稲田は速くて、DFがパスラインを見つける時間がなかったというか早稲田の速い寄せに焦っていつものプレーが出来なかった。(今後に向けて)秋の早慶戦は部の中でも本気で勝ちに行くので今後も応援よろしくお願いします。

小守谷

(試合を振り返って)今シーズン入ってから徐々に続けてきたことが出来ていたと思っていたが、気持ちの部分で早稲田に負けていたと思っていて、あと技術的に劣っているのに気持ちで勝てなかったというのが敗因だと思う。(先制点を挙げたが)序盤、1ピリの最初は結構みんなも気持ちが入っていたし、それで先制点取ったには取ったが、先制点取ったことによって今日は行けるんじゃないかとみんなが慢心してしまったところが、その後の2ピリでの中だるみにつながったのかなと思う。(先制後は攻撃よりも守りに重点に置いていたのか)早稲田は今年、守りの強いチームですし、僕らも攻撃力というよりは守備で勝とうというのがコンセプトだったので、やっぱり守備の方が大切かなというのはあった。(今後に向けて)秋もまだ早慶戦があるので、これからだと思うので、6月、7月、8月と陸トレをしっかりこなして基礎体力をつけて秋に向けて頑張りたい。

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