【ラグビー】後半突き放す、正月越えへまず1勝/大学選手権第1戦 中大戦

対抗戦を4勝2敗1分の4位で終えた慶大。いよいよ日本一を懸けた大学選手権を迎えた。慶大は関東大学リーグ戦1位の流経大と同5位の中大、そして関西2位の京産大と同組のプールBに入った。1月2日の準決勝に進むのはこのうち1チームのみ。絶対に落とせない初戦の相手は中大だ。開始早々にトライを奪うも、その後は相手のディフェンスに押される苦しい展開に。一時は逆転を許したが前半終了間際、PR青木が相手をなぎ倒す気迫のランで同点トライを決める。ハーフタイムにブレイクダウンを修正した慶大は後半一気に流れをつかみ3トライを挙げ突き放した。これで慶大は勝ち点5に加え、4トライ以上奪ったチームへのボーナスポイント1を獲得。勝ち点を6とし、2年連続の正月越えへ貴重な1勝を確実に奪った。

 

51回全国大学ラグビーフットボール選手権大会 セカンドステージプールB vs中大

2014/12/14(日)1400K.O.@秩父宮ラグビー場

 

得点

慶大

 

中大

前半

後半

 

前半

後半

2

3

T

2

0

2

1

G

2

0

0

0

PG

0

0

0

1

DG

0

0

14

20

小計

14

0

34

合計

14

 

得点者(慶大のみ)

T=森川、青木2、神谷、古岡

G=矢川3

DG=矢川

 

ポジション

1.PR

青木周大(商4・慶應)

→16眞鍋泰明(経4・慶應)

2.HO

神谷哲平(総4・桐蔭学園)

3.PR

吉田貴宏(総4・本郷)

→17出口桂(商3・明善)

→18大塚健太(環3・國學院久我山)

4.LO

小山田潤平(経4・慶應)

5.LO

白子雄太郎(商4・慶應)

→19西出翼(経3・慶應NY)

6.FL

廣川翔也(環2・東福岡)

7.FL

木原健裕(総4・本郷)

→20古岡是道(法4・慶應)

8.No.8

森川翼(環4・桐蔭学園)

9.SH

宮澤尚人(法4・慶應)

→21南篤志(総3・清真学園)

10.SO

矢川智基(環3・清真学園)

11.WTB

服部祐一郎(総4・國學院久我山)

→22名頭薗泰輝(商4・慶應)

12.CTB

石橋拓也(環4・小倉)

13.CTB

川原健太朗(環4・小倉)

14.WTB

金澤徹(商1・慶應)

15.FB

浦野龍基(政4・慶應志木)

→23下川桂嗣(商4・修猷館)

 

大学選手権初戦の相手は中大。リーグ戦は5位で終えたが、4位の大東大に勝ち、1位の流経大相手にも終了間際までリードする試合をみせるなど手強い相手だ。中大の持ち味は強力なタックルを中心とした粘り強い守備と、攻撃面でのモールの押し込み。対する慶大は敵の持ち味を封じるべく、「とにかくエリアを取って」(SH宮澤)攻めることを意識して臨んだ。結果としてペナルティが少なく、SO矢川を中心に「キックが多くて固い試合」展開となった。

試合は前半4分に早くも動く。ハーフライン付近から矢川のロングキックで攻め込むと、さらに宮澤が左ライン際を駆け抜けビッグゲインに成功する。あと5mの地点に迫り、最後は相手の得意なモールを押し込めNO8森川が先制トライ。キックも成功し7-0となったことで、このまま慶大ペースで進むものと思われた。だがその後は徐々に中大のFW陣に苦戦し始める。スクラムからの素早い出足、さらに得意なモールを執拗に組む攻撃で慶大陣地に迫ってくる。ロングキックでリカバリーしていた慶大であったが、前半24分に22mライン上での長いモールの攻防から相手FLが抜け出す。ディフェンスの足りていない右サイドを突かれ、最後は11番に仕留められた。さらに難しい位置からのキックも決まり7-7の同点。その後もブレイクダウンでマイボールをキープできず押し込まれる。前半35分に自陣でのペナルティからやはりモールでずるずると押し込まれトライを献上。キックも加え7-14と逆転を許してしまった。この嫌な流れを一変したのがPR青木だ。前半終了間際、敵陣でのスクラムからBKで展開しWTB金澤が効果的にゲイン。さらに中央へ細かくフェーズを重ねていくと、ボールを受けた青木がインゴールまで約20mを突進。止めにかかる敵を次々となぎ倒し、ゴール中央へグラウディング。「とにかく前だけを向いて必死に走った」(青木)副将が意地を見せつけ、14-14の同点で折り返す起死回生のトライを奪った。

 

古岡(左)は自身初の大学選手権の舞台でトライを決めた

古岡(左)は自身初の大学選手権の舞台でトライを決めた

ハーフタイムに課題となったブレイクダウンの「 2人目の寄りのところ」(和田監督)、サポートの早さを確認し迎えた後半。そのブレイクダウンは前半から大きく改善され、ハイパントからマイボールを保持する時間が長くなる。こうした高い修正能力が今年の慶大の強みだろう。また多用していたキックに加え、「縦に切り裂いていけば」(CTB石橋)と自慢のBKによるシンプルな縦へのランがはまり出す。試合を優勢に進めると後半12分、ラインアウトからゴール前へモールで持ち込みそのまま再び青木がグラウディング。明大戦からなかなか破れずにいたゴール前でのあと一歩の押し込み…。明大戦や早大戦での悔しさを晴らすトライで流れは完全に慶大に傾く。後半19分にPR吉田貴の意外性のあるキックに反応した金澤が抜け出すと、ラインアウトから再びモールで持ち込みHO神谷がトライ。相手のお株を奪う力強いモールで24-14とリードを広げた。さらに後半23分、ここまでコンバージョンを2度ポストに阻まれる不運のあった矢川が、モールからの折り返しを受け、ゴールど真ん中へ美しいDGを蹴りこんだ。「一回スコアを取って落ち着かせよう」(矢川)という冷静な判断で27-14と突き放す。後半35分には自陣でターンオーバーに成功すると絶好調の青木が抜け出し、そこから受けた金澤が快足を飛ばしさらにキックで大きく前へ。WTB金澤は早大戦から3試合連続スタメン、1年生ながら「自分のプレーが出来た」と思い切ったプレーが光っている。主将・FL木原に代わって入ったFL古岡がキック処理のこぼれ球をインゴールへ持ち込んだ。ゴールも決まり34-14。その後も危なげなく試合を閉め、終わってみれば20点の大差で快勝した。

 

今日の試合でターニングポイントになったのはやはり青木のトライだろう。今年のメンバーの大半は4年生が占めるが、石橋以外は卒業後第一線から退く。「負けたら引退がほぼ決まってしまう」(青木)厳しい戦いに挑む、4年生の覚悟が表れた気迫のプレーだった。また前半ブレイクダウンで返される場面が目立ったが、選手同士で問題点を共有し見事に立て直した。だが試合後には今後に向け「サポートをもっと早くして、球をきれいに出して、どんどんテンポをよくして」(LO白子)と、更なる成長を誓う声も多く聞かれた。強豪相手に得点を奪うには、ブレイクダウンの争奪でマイボールを失わずフェーズを細かく重ねることが重要になる。矢川をはじめとしたキックが起点の攻撃に加え、慶大にはFW・BK問わず走力のある選手が多い。タレントの揃うBKを中心にキックやランで「縦に切り裂き」(石橋)続けるためにも、より確実にマイボールをキープするブレイクダウンの進化に期待したい。1週間おきに試合をこなす厳しい日程となるが、全員が一体となるラグビーを展開し必ずやお正月の晴れ舞台に進んでみせる。

 

止めにかかる相手をはねのけビッグゲインを見せた

止めにかかる相手をはねのけビッグゲインを見せた

【ケイスポ的MOM】敵をなぎ倒す小さな努力家 PR青木周大

今日の試合で一際輝きを放った青木。和田監督も「みんな頑張ったけども、今日はお前のおかげで勝った試合のようだな」と絶賛した。慶大の最前線で常に敵と対峙し、果敢な突破で何度もディフェンスのわずかな隙間をこじ開けてきた。168cm・107kgの体格に目が行きがちであるが、彼の武器はその体格を持ってして縦にラン突破できるところにある。「入学当初は走れない選手だった」(和田監督)が、人一倍のトレーニングと肉体改造で現在の武器をつかんだ「非常に慶應らしい努力家」(和田監督)だ。今日の試合でも青木の低く重く速いゲインに、中大ディフェンスは全く歯が立っていなかった。日頃から「全国の小さな子に勇気を与えたい」と話している青木。小さくてもPRとして戦い、努力によって慶大の1番を背負い続けることができる―。その明るい性格と闘争心でファンのみならず選手からも愛され、尊敬されてきた。副将として木原主将からの信頼も厚い。彼が挑む最後の大学選手権。努力でつかめないものはない。高校時代から誇りを持ってきたタイガージャージーをまとい、青木が日本一の称号へ突き進む。

 

(記事 砂川昌輝)

 

コメント

和田康二監督

(今日の試合に臨むにあたって)今日は選手権の初戦ということでした。中大さんはリーグ戦の流経大戦でも非常に競ったいいゲームをされていますし、大東大に勝利を収めています。非常に粘り強いモールを中心としたチームということで、私たちは受けて立つというよりもチャレンジ精神を持ってどんなチームにも挑もうといことをまず伝えました。また1つ負けるとベスト4への道が閉ざされる可能性が高くなりますので、トーナメントのつもりでこの一戦必勝ということで準備してきました。課題もありますが、選手たちが頑張ってくれてまず確実に勝利を収められたことを嬉しく思いますし、次に切り替えて来週の京産大戦に向けて今から準備しようということです。(後半はどのような点を修正したのか)一番はやはりブレイクダウンのところです。あとはFW、BKで小さなところを話し合っただけで、特にはないです。ブレイクダウンでは2人目の寄りのところでしっかりボールを出せばよくなるということです。(今日の試合では青木選手の2トライが効いていた)非常にインパクトのある168cmの体ですね、非常に慶應らしい本当に努力を積み重ねてフィジカルを鍛えた選手です。入学当初は走れない選手だったんですが、肉体改造をして3年生から出始めたと。非常に努力家でして、そういった日々の4年間の積み重ねがあの場面でチームの嫌なムードを打開するようなプレーにつながったのかなと。青木には「みんな頑張ったけども、今日はお前のおかげで勝った試合のようだな」とさっき話したところです。(けがをしている選手の状態は)佐藤耀(総3・本郷)というHOのリザーブの選手は確かに大きなけがをしているんですが、それ以外では我々のメンバリングの中では特にけが人はないですね。(選手起用については)中大が非常にキッキングチームということで、経験値の高い浦野や後半から出した下川しかり、キックの処理に強い選手を起用しました。試合の流れや相手に応じて、特に11番、14番、15番はチーム内の競争が非常に激しいポジションですので、次に誰が出るかは分からない状況にあると思います。

 

木原健裕主将

(今日の試合をふりかえって)まず今日の試合では中大に対してしっかり敵陣に入って戦おうということで臨みました。最初にいい形でトライをとれたんですが、途中からミスやブレイクダウンのところで相手に何度もペナルティを取られてしまって、相手の得意なモールを自陣でやられてしまったのが悪かったところです。なんとか青木のトライで前半を引き分けで折り返すことができて、後半からは攻めていこうと自分たちのやってきたことを発揮できました。あとはブレイクダウンも改善できて、このような試合になったと思います。(本日大活躍の青木選手について)青木は副将として今日の試合でも自分が引っ張っていくと言っていました。あとは敵陣で戦うことにフォーカスしてやってきたので、キックが多い試合になったと思うんですが、その中でキックだけではないアタックの意識を青木自身から「俺がやってやる」と試合中にも感じました。彼はふだんから積極的に声を出してチームを引っ張って、本当に泥臭いプレーを練習中からやってくれています。

 

青木周大副将

(選手権の初戦、どんな気持ちで臨みましたか)負けたら引退がほぼ決まってしまうんで、絶対勝つんだという強い気持ちとチャレンジャーの気持ちを持って臨みました。ですが前半はあまりよくなかったですね、後半はどっちがどれだけ必死にやるかで勝敗が決まると思ったので、その強い気持ちで臨めたのは良かったと思います。(前半はビハインドの時間帯もあった)慶大が圧勝できる試合なんてほとんどないので、選手権はどこもこんな時間はあるよという気持ちは共有していて、ここからどれだけ自分たちが愚直にいけるかがカギだったので、それが点につながって逆転できたので良かったです。(前半最後のプレーで見事なトライ)ああいう形の綺麗なトライはめったにないので(笑)石橋も凄いいいタイミングで放ってくれましたし、前が空いていたのでとにかく前だけを向いて必死に走った感じですね。(後半はブレイクダインでキープもできた)相手より早くリアクションしていいところを取る、絶対余裕のプレーなんてないので、一個一個必死にとり続ける、ということをハーフタイムに確認して後半いい感じに球を受けられました。でもまだまだなので、来週しっかり頑張ります。(中大はモールで攻めてきた)スカウティング通りといえばそうだったんですけど、本当に練習しているんだなという印象を受けました。強かったので、一人じゃ無理なので、束になって組織でどれだけ止められるかが重要でした。今日はいかれてしまった部分もあったのですが、後半は抑え込めていたと思うのでちょっとずつまた成長できたのかなと思います。(次週に向けて)4年生でラグビーをトップレベルでできるのは最後のチャンスなので、一日一日できることをちゃんとやって、優勝目指して積み重ねていきたいと思います。

 

宮澤尚人副将

(今日の試合までの取り組みは)2週間あったんでしっかり分析、準備しました。とにかく最初はエリアをとっていこうと話していて、アタックは基本敵陣から、順目順目にテンポを上げて攻めていこうと準備していました。(宮澤選手自身、前半にトライにつながるビックゲイン、またキックも多用しエリアを取る意識が高かった)そうですね。前半はとにかくエリアを取っていこうと。ただもうちょっと攻めてもいいかなと。意識としてはとにかくエリアを取ってというのがありました。(前半の終盤、マイボールの時間が減り苦しくなった。後半への修正は)後半は前半よりも敵陣の前のところでよりアグレッシブにチャレンジしていこうと。途中から慶應のリズムが出てきたのかなと思いますね。あとは自陣でのミスと、自分を含めて判断ミスの部分を改善していければと思います。(次戦に向けて)本当に負けられない試合が続くんですが、1週ずつ慶應がどんどん成長していくしかないんで、いい準備をして京産戦にしっかり臨んで次につなげられればと思います。

 

吉田貴宏

(今日の試合を振り返って)要所で受けてしまい中大のペースになってしまって、その中で自分たちがやってきたことをやるということで、自分たちのペースになるまで我慢できたので良かったです。(けがからの復帰になったが)いつもより自分のやることが絞れていたので、自分の仕事をするだけでした。(相手はモールを多用してきたが)厄介でしたが、そこを封じれば相手を止めることができると思っていて、やられる場面もありましたが、最終的にそこを止められたのは良かったです。(自身のプレーを振り返って)最初けがの部分を庇ってしまいましたが、時間がたつにつれておもいっきりプレーができました。(次に向けて)精度が低い場面もあったので、そこを詰めていって勝ちにいきたいです。

 

白子雄太郎

(初戦を終えて感想は)まずは初戦を勝ててほっとしています。(チームとしてどのような準備をしてきたか)今回はFWに特化すると、アタック面では、相手から逃げず、まっすぐ縦にスピードをもって相手に向かっていくという話でした。(それは達成できたか)個人的にはできたんですけど、ブレイクダウンでのプレッシャーをすごい相手から受けていたので、なかなか良い球出しができなくて、良いテンポで自分たちが攻撃出来なったのがちょっと反省点かなと思います。(個人的な目標は何かあったか)やっぱりLOなので、今日はラインアウトをミスしない。特に自分の付近で自分があげたとき、自分がジャンパーとしてとるとき、絶対ミスしないということと、今日のテーマだった、相手に向かって思い切りよく走るというところが出来たかなと思っています。(次戦に向けての修正点は)走り込みよく相手のディフェンスラインに向かっていくことは出来たんですけど、球の出が悪かったりしたので、しっかりブレイクダウンでの寄りのところ、サポートをもっと早くして、球をきれいに出して、どんどんテンポをよくしてもっと良い攻撃をしたいなと思います。

 

廣川翔也

(今日の試合を振り返って) 今日は前半で結構うまくいかなかったんですが後半持ちこたえて課題もありいい所もありという感じでした。(ご自身の出来は) 大学選手権初戦ということもあり、それから中央もリーグ戦という今まで戦ってきた相手とは異なり、前半ちょっと緊張して何もできなかったと思っていました。青木さんとかのトライも見せられて徐々に動けるようになったんですけど、そこは課題だったかなと思います。(課題をなくすためには) 結構緊張するものなんでリラックスして、他人任せというか誰かがやってくれるだろうみたいな積極的でなく消極的になっていたので積極的に自分からボールもらったりアタックして、ディフェンスでもひたすらタックルして起き上がってやっていけたらと思います。(来週の試合に向けて) 来週は京都産業大なんですけど、まずは日吉帰って自分が出られるかまだ決まってないのでとにかく練習から入ります。もし出られたら京都産業も強くて結構ハイパントとか使ってくるので、そういう所を意識します。僕はディフェンスからなので、今日は青木さんに助けてもらったのを次は僕からディフェンスで奮闘して流れをもってこられるようにしていきたいと思います。

 

森川翼

(試合を振り返って)エリアを取ってFWでモールとかでトライを何本も取ろうという話でした。対抗戦ではモールでトライというのができていないことが多かったので今回2本取れたことは進歩だったかなと思います。(収穫や課題は)課題は敵陣での攻め方です。エリアとって攻めるということだったんですけど、ボールを持って攻めるときにペナルティなどで相手にチャンスを与えてしまって前半流れを渡してしまったと思うので、マネジメントのところとペナルティ、相手が2つでうちが7つだったということでそんなにペナルティしてたら勝てないので規律のところを正していきたいと思います。(ボーナスポイントも取れ結果としては良かった)そうですね。僕らはボーナスポイント取って勝たないと上がれる可能性が低くなるので取りたかったですし、前半はヒヤッとしたんですけど結果的には5トライ取れて次につながる試合だったんじゃないかなと思います。(京産大戦に向けて)FWが結構来るチームと聞いているので、今日のようにFWから流れをつくってモールでもトライをしたいですし、FWが勝てればチームも勝てると思うのでFWから勢いをつけていきたいと思います。

 

矢川智基

(今日の試合を振り返って)前半は相手のリモールが武器ということで、テリトリーをしっかり取って相手に得意なプレーをさせないということを意識していました。だからキックが多くて固い試合になったと思います。結果的に勝てて良かったです。(ご自身のプレーについて)今日はキックしかしてないのであまり言うことはないですけど(笑)。もっとキックの精度を上げていかないといけないですね。(DGを決めたシーンについて)相手陣に入ったところで停滞したので一回スコアを取って落ち着かせようという狙いでした。正面だったので思い切って蹴りました。(次の相手である京産大の対策は)まずは初戦の対策からやっていこうと思っていたのでまだまだしていないので、また来週から力を入れたいと思います。(意気込みは)大学選手権のグループリーグを突破するためには負けられない試合なので4年生のためにもしっかりプレーしたいと思います。

 

石橋拓也

(今日を振り返って一言)とりあえず、勝ててよかったです。(中大の感触は)ブレイクダウンで圧力をかけられて思うようなアタックが出来ませんでした。(前半押されていたが)そういうこともあり得ると予想していたので、焦りはしませんでしたが、最後は同点に追いついて折り返すことができたので、後半いい入りができたと思います。(石橋選手自身も後半の動きがよかったが)前半相手とのコンタクトが少なかったですが、後半進むにつれて相手のコンタクトが分かってきて、自分で進めるところもあるなと感じたので、それ以後ガンガン行こうと思いました。(チームとしての戦略は)中大は出てくるディフェンスなので、縦に切り裂いていけば相手のディフェンスも追いつけないだろうと考えていて、今回、チームとしては「縦に行こう」というのをテーマに挑みました。その上で、自分自身も縦に進んでチームに勢いを与えられたのでよかったなと思っています。(これからの選手権に向けて)次の2校も強豪ですが、しっかり自分たちのラグビーをやっていけたらと思います。

 

川原健太朗

(試合を振り返って)初戦だったので勝てて良かったです。(この試合への意気込みは)負けたらシーズン終わっちゃうという気持ちで勝ちだけにこだわってやったので、勝利という結果が出てさらにボーナスポイントもとれて良かったかなと思います。(課題は)ブレイクダウンの寄りのところで、2枚目が絡まれてそのままボールに絡まれてしまうところがあったので、そこはしっかり次には修正したいと思います。(次戦に向けて)次も、負けたら終わりですし一試合一試合勝っていくしかないので、地道に頑張っていきたいと思います。

 

金澤徹

(今日の試合を振り返って)前半あまり調子が良くなかった中、最後に追いついて、後半は乗っていけて最終的には勝てたので良かったです。(初の大学選手権の試合ということで立ち上がり苦労する点はあったか)やはり初めてということで少し緊張してしまったんですけど後半では自分のプレーが出来たと思います。(後半は点数を重ねたが、ハーフタイムに何かチームとして作戦を練ったのか)前半の最後に追いつけたので、チームとしてその流れを大事にして後半入ろうということでした。(次戦に向けて)トライを決めたいです。

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