バレーボールの早慶戦を応援で盛り上げてくれた應援指導部の方のコメントを掲載します!
※試合結果はこの後に掲載予定の戦評をご覧ください
7月30日に早稲田アリーナで行われた第86回早慶バレーボール定期戦には観客も人数制限なく入場でき、應援指導部も応援に駆け付けた。アリーナ1階には吹奏楽団員と、交代でチアリーディング部員が応援するとともに、2階の観客席でも應援指導部が応援をまとめていた。試合前やセット間、さらには慶大が1点取るたびに選手たちへ声援が送られた。
1階と2階の部員はトランシーバーを使い連携。アリーナ1階から拡声器を使い観客席へ呼びかけ、まさに観客と一体となった応援を作り出していた。
また女子戦と男子戦の間にはパフォーマンスが行われ選手たちにエールを送り、観客を魅了した。
閉会式では吹奏楽団による塾歌の演奏も行われた。
〈部員コメント〉
Kさん(応援企画責任者)
――今日の応援を振り返って
お客さんがいて、お客さんの近くで応援するのが久しぶりだったのでシステム的に難しいところがありましたが、一緒に声を出せたり動いたりできる応援席は楽しいと思いました。
――フルメンバーでの応援
応援に向かうメンタルはそんなに変わらないのですが、人数が多いほど規模が大きい応援が作れる分、一人一人の存在が薄くならないように工夫するのが難しいと感じました。
――選手たちにコメント
最後の最後まで素晴らしい試合を見せてもらい、純粋に応援させてもらえてうれしかったですし、この先も呼んでもらって応援することができたらと思いました。
――秋の野球の応援に向けて
秋こそは(野球部が)優勝して日本一になれるような手助けができるように、夏の期間を経て應援指導部もより一層パワーアップしたいと思っています!
Sさん(バレーボール応援担当)
――バレーボールの応援で工夫したこと
バレーボールは野球やサッカーと違って展開が非常に速いスポーツで、演奏もすぐに入ってすぐに止めないといけないので、誰が曲を決めて、決まった曲を誰が見るかなど明確に先に決めて、徹底的に練習をして臨みました。(展開の)速さに対応できるように工夫しました。
――今日の応援を振り返って
バレーボール部がすごくいい試合をしてくれて、こちらも楽しく応援できました!
――選手や観客に向けてコメント
選手には、最後の最後まで諦めないプレーを見せていただいて本当に応援している側が応援されて、こちらが元気をもらい「ありがとう」と伝えたいです。お客様は、我々の応援を見守っていただき感謝しかないです。
Aさん(バレーボール応援担当)
――バレーボールの応援の特徴は
他のスポーツに比べて点数が入るスピードが速く、それに追いつくのが最初は大変だったのですが、女子戦を経て男子戦と徐々に会場の応援席との一体感がでてきて良かったなと思っています。
――応援全体を振り返って
もう一押しできた部分はあったと思っているので、もう一押しができるような練習や準備をして、バレーボールに限らず色々な応援で「もう一押し」できるようにしたいと思います。
――フルメンバーでの応援の難しさ
人数が多いと、まとめたり指示を通したりするのが大変だったのでそこを意識しました。
――選手、観客へコメント
貴重な応援という機会の場に呼んでいただきすごくうれしく思っています。今後も精いっぱい頑張りますので呼んでいただけるとうれしいです!
Mさん(応援企画責任者)
――今日の応援を振り返って
吹奏楽団のみ(アリーナの)1階であとは2階にいましたが、遠いのですがそこの一体感をどう生むのかすごく難しかったです。
――一体感を出す工夫は
トランシーバーは使っているのですが、例えば上のブロックにいる一人一人が自主的にコールなどを観客の方に教えて、その方たちができるようになったりするなどして、点が入ったら手拍子をするというような慶應としての一体感をもたらせたと思っています。
――選手、観客に向けてコメント
早大は格上の相手で男子は早大が1部リーグ、慶大が2部リーグ(へ降格)、女子の場合も格上ですごく難しいという話を聞いていたのですが、実際見てみると特に男子戦は全く早大に負けていない数点差の試合だったので、すごく力をもらって「ありがとうございました」と思っています。観客の方々には色々な競技に来ていただきたいので、バレーボールが楽しかったら次はアイスホッケー、野球、サッカーなど何でも来ていただきたいです!
(取材:長沢美伸 写真:松田英人、五関優太)