慶應スポーツ新聞会

【女子ラクロス】 劇的勝利で1位通過決める! /対明大戦

 

喜びを爆発させる戸花主将とMD谷北副将(環4)

爽やかな秋晴れの下、関東学生女子ラクロスリーグ第5戦となる明治大戦が行われた。前節の東海大相手の完勝で、FIANL4進出を決めた慶大。リーグ1位通過をかけた試合は序盤に奪ったリードを守りきれない厳しい展開となったが、最後に意地を見せ逆転に成功。6-5と接戦をものにして、FINAL4へと弾みをつけた。

関東学生女子ラクロスリーグ1部 VS明治大

2011/10/8(水)9:30ドロー@大井ふ頭中央海浜公園第二球技場

チーム
前半
後半
合計
慶大



明大



 

この日絶好調だった佐藤副将

試合は序盤慶大が猛攻を仕掛ける。1分にAT佐藤副将(法3)が1人で持ち込みそのまま得点し、先制に成功。さらに3分にはクリース前での流れるようなパスからMD出原(政2)が、続く5分には再びAT佐藤副将が得点を奪い、スコアを3-0とする。3点のリードを奪った慶大だが、なおも攻撃の手を緩めない。パスを着実に繋ぎ、ゆったりとしたアタックで敵陣での攻撃時間を増やしていく。すると、12分にMD谷山副将(経3)が左サイドから切れ込んでいき、追加点を奪う。これで4点差とした慶大だが、15分に出原の得点が無効になったのを機に徐々に明大にペースが傾き、「我慢する時間帯」(大久保コーチ)に入っていく。相手ディフェンスがマンマークからゾーンへと変えられ、「シュートまでの攻めを繋ぎ切ることが出来なくなってしまう」(佐藤副将)。20分にゴール前でのチャンスから明大にミドルシュートをきっちりと決められると、続く22分にはフリーシュートを沈められてしまう。さらに前半終了間際にも1点を追加され、4-3で前半を折り返す。

数々のピンチをゴーリーセーブで救った中曽根

流れを引き戻したい慶大だったが、悪い流れは変わらない。「決めるべきところで決められなかった」(戸花主将)という通り後半序盤の決定機をものにできないでいると、グランドボールを拾い始めた明大に徐々に押し込められていく。G中曽根(商3)がゴーリーセーブを連発しピンチをことごとく防ぐも、その後の自陣クリース前のルーズボールを相手にキープされてしまい明大のアタックの時間が続いてしまう。すると、15分にクリース正面でのチャンスを冷静に決められ同点とされると、18分に追加点を奪われ4-5としついに逆転を許してしまう。この苦しい流れの中でチームを救ったのは、戸花主将だった。逆転された直後、戸花主将は自陣から一人で持ち込みそのままゴールを奪うと、続く23分には谷山副将との連携から得点し、逆転することに成功する。終了間際にはG中曽根(商3)のスーパーセーブも再び飛び出し、そのままリードを守り切った慶大は6-5で試合を終えた。

厳しい試合展開となりながらも逆転に成功した慶大。これで史上2度目のブロック1位通過が決まったが、「内容的には3、40点」(大久保コーチ)と語るようにまだまだ満足はしていない。次はいよいよFINAL4。昨年、一昨年と涙を飲んできた舞台であるだけに雪辱に燃える選手たちも多い。ピッチ上で彼女たちの「涙ではなくて笑顔」(戸花主将)が見られることを期待したい。

                                ByDaiki Ishizuka,Kazuhiro Takai

 

 

大久保コーチ 

(今日の試合を振り返って)正直あまりいい試合ではなかったです。(1位通過を決めましたが)結果は良かったけど、内容的には30点、40点です。頭から4点順調に取れて、その後5点目6点目というのがラクロスこういうスポーツだと難しいんですよ、逆に。少し点を取るモチベーションが下がるというか、そういったときにしっかりと5点目6点目を取ってゲームを決めないといけないんですけど、そこで決めることが出来ずディフェンス時間も長くなって、1点取られてしまいました。そこまではいいんですけど2点目、3点目の失点がシュートを決めきれない、クリア失敗するという悪い流れの中での失点だったので、その辺を我慢する時間帯と呼んでるんですけど、そうした時間帯での戦い方が我慢しきれていないと思います。(FINAL4進出が決まり、この試合へのモチベーチョンは)慢心は怖くて、2位以上は決まってるから負けても構わないっていうのがあり、それは練習中から注意してきたことで、その分練習中からハードルをどこに持って行ったのかというと、この試合で明治相手に競っているようでは、準決勝、決勝でやられてしまうよという設定で練習を進めてきたので、選手たちも1点差で勝ってうれしいことはうれしいんですけど、そういう風に練習中から言ってきたので心底喜べない、そういった感じのゲームでした。(試合にはFINAL4進出を決めた慢心が出ていたのか)それはないと思うんですが、途中で悪い時間帯に相手の良いところを出された、明治はグラウンドボールが一番の武器だということを意識してやっていたので、それで途中グラウンドボールを取られまくって、完全に明治の流れにさせてしまったのが戦いとしては、完全にマイナスでした。(サイドを崩されていた印象だったが)ミスさせたグラウンドボール処理っていうのが、一番の鍵だったんですが、そこが崩されていく原因となったのではないかと思います。(FINAL4への意気込みは)今日のゲームで本当は力を見せつけるというか、自身をもって次に臨めるということをハードルにしていたんですが、それが出来なかった分厳しいゲームに逆転して勝ついうことが出来たので、準決勝は必ずそういう厳しいゲームになります。それは断言できます。1点差を争うことになるので、そういったゲームで戦えるように1か月あるのでしっかりと準備して臨みたいと思います。

戸花主将

(前後半で今日の試合を振り返ると)前半は試合の入りに強くプレーすることができて、4-0までもっていくことができたんですけど、少し気の緩みが出てしまって、プレーの強さとか決定すべき所が弱くなってしまって、4-3まで持ち越されてしまいました。後半は最初の時間帯も自分達の決めるべき所で決めきれなかったりですとか、取りきれるグランドボールを取りきれなかったりですとか、ファールが増えてしまったことで、その結果逆転されてしまったんですけど、しっかり決めきるですとか、攻め方の共有をしていくことができて、逆転することが出来ました。(すでにFINAL4進出が決まっていましたが)学生優勝ということを目標にやっているので、そのためには圧勝して次に進まなきゃいけないという意識でやっていたので、別の意味で自分たちのメンタルを上げていければと思ってやっていました。(見つかった課題は)チームに関しては最後のシュートの決定率。個人に関してはやはりシュートの決定率という所と、プレーの判断力という所だと思います。(次戦へ向けて)史上二回目のブロック一位通過なんですけど、そういうことに関係なく、去年と一昨年負けているFINAL4という舞台に私は立っていたので、そこで先輩の涙を見てきて、今年は後輩が頑張ってくれている分、涙ではなく笑顔を見れるように頑張りたいと思います。

佐藤副将

勝ててリーグ1位通過になれたことはすごいよかったと思うんですが、目標は競って勝つのではなくて圧勝してその勢いで(FINAL4へ)というところを目標にしていた。課題はたくさん見つかった試合だと思います。(初めは良い流れで4点先制したが)そのあとに相手にディフェンスの戦術を変えられて、それに対応し切れなかった。それと4点差ついたところで、そのペースで突き進む勢いというものを失ってしまったかなと。油断が出てしまったかなと思います。(ディフェンスはどのように変わりましたか)マンマークからゾーンに変わりました。(ゾーンに)苦手意識は無いんですが、シュートまでの攻めを繋ぎ切ることが出来なかった。そういう点で改善が必要だなと思いました。(後半の粘りについて)あの時は絶対に戸花さんが決めてくれると思っていた。頼りになる人がたくさんいるチームなので、粘りという部分では絶対に負けないと思います。(個人として)ゴールに強く向かえたのは良かったところかなと。ただクリアの繋いだ後の判断がまだ遅かったりだとか個人としても課題は見つかりました。(グランドボールに対する反応について)明治もグランドボールを強みとしているチームで、そこに負けないくらいグランドボールも意識してこれまで練習に取り組んできていた。今日は間の慶應の点数が入らない30分くらいはグランドボールで明治に負けてしまっていたのかなと思います。(ゴール前のグランドボールを明大に拾われがちだった)ディフェンスが中を意識して守っているので、その時の外へのこぼれ玉を明治に先に反応されてしまったのかなと思います。(FINAL4に向けての抱負)私は去年もFINAL4の舞台にたっていて、負けの瞬間をフィールドで味わってしまった。絶対にそういう気持ちにはなりたくないし、皆にもさせたくないので集中して後1ヶ月練習していきたいと思っています。

中曽根

(今日の試合を振り返って)最初いい流れに乗れて、そのあとなかなかシュートが決まらなくて、アタックからいいリズムがつくれなかったんですけど、ディフェンス全体で我慢して粘っていこうっていう声かけが出来て最後まで粘れたことがディフェンス全体で成長できた点かなと思います。(明大に対して対策はしていたか)明治はなかにどんどんパスを入れてくるチームだったのでクロスのあげ方とか、フィーダーに対してのプレッシャーのかけ方とか細かい部分に特にこだわって練習してました。(今日相手のシュートを結構止めてましたが自身の出来は)中にカットで入ってくるシュートに対して、もっと精度を上げていこうと感じたことと、大事なところでシュートを止められたことは自分にとってよかったところだと思います。(1位通過を決めましたが)今日1位通過2位通過ってことはあまり頭になくてただ目の前の相手に勝つっていうことを気にしてやっていたので、結果勝つことができてよかったです。(次の試合に向けて)次の試合もあまりプレッシャーがない状態でシュートを打たれる場面が多いと思うので、しっかりセーブの精度を上げていくってことと、もっとディフェンスとのコミュニケーションを強めていって、ディフェンス全体の組織力を上げていこうと思います。

小川

(試合を振り返って)最初に4点先制できたんですけど、やっぱりチームとしても気の緩みとかがあって3点連続失点ということで、そこで流れを断ち切れなかったです。私はディフェンスなので、もう少し粘りを見せられたら良かったっていうのはあります。(ディフェンス全体としての出来は)今日は5戦目で今までの課題は修正してやることは出来たんですけど、やっぱり相手に対応出来なくて同じやられ方をしてしまったので、そこはFINAL4で直していければと思います。(グラウンドボールの競り合いは)相手に押されているときはグラウンドボールも気が引けて出られなかったりというのが、気持ちの部分でも多いので今まで明治戦に向けてはグラウンドボールの練習をたくさんやって来て、そこで絶対明治には負けないようにしようとやっていたので、やっぱりグラウンドボールが鍵だったと思います。もっともっとグラウンドボールから自分たちのプレーが出来たらいいと思います。(自身のプレーの課題は)サイドディフェンスで裏へのプレッシャーをかけられるようにやって来たんですけど、まだまだやれるなというのはあるので、このあとの練習に繋げていきたいと思います。(FINAL4での目標は)チームとしては一年生とか下級生とか出ているので、ちゃんと引っ張っていけるような存在になりたいと思いますし、FAINAL4でも圧勝出来るような力をこれからつけていきたいと思います。

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