【ソッカー男子】第10節(延期分) 攻守に安定感!強豪筑波大を撃破 筑波大戦

見事逆転勝利を収めた慶大イレブン

見事逆転勝利を収めた慶大イレブン

日本一を目指していたチームがこの順位にいることは決して本意ではない。他のチームより1試合少ないとはいえ暫定の順位では勝ち点13で最下位に沈んでいた。しかしここ2試合では、守備ではしっかりとリトリートする体制をとり、速いカウンターを仕掛けるサッカーをやり始めたことで状態は上り調子。前節、敗れはしたが王者専大を最後の最後まで追いつめた。そんな中、未消化分の第10節筑波大戦が行われた。筑波大には約1か月前に0-3と完敗。そんな相手に新たなスタイルが通用するかに注目が集まった。試合は前半に不運な形で1点を失うものの、後半にサイド攻撃から2点を奪い、鮮やかな逆転勝利。慶大ファンか多く駆けつけた「Home」で見事なサッカーを見せ、残留に向けて価値ある勝ち点3を手にした。 JR東日本カップ2013 第87回関東大学サッカーリーグ戦 1部リーグ 第10節(延期分) 筑波大戦 

2013/10/23(水)13:50KO@慶應義塾大G 

慶應義塾大学 2-1 筑波大学

【得点者(アシスト者)】 〔慶〕:松下純土(59分=溝渕雄志)、平戸奨眞(68分=武藤嘉紀) 〔筑〕:茸本啓太(26分=PK

◆以下慶大出場選手

GK 福本晋也(商4・暁星高)
DF 溝渕雄志(環1・流通経済大学付属柏高)
DF 望月大知(環1・静岡学園高)
DF 久保飛翔(環2・済美高)
DF 増田湧介 (環3・清水東高)
MF 端山豪(総2・東京Vユース)
MF 松下純土(総4・國学院久我山高)
MF 岩田修平(総4・名古屋グランパスU-18)→90+1保田隆介(法3・横浜F・マリノスユース)
MF 川田悠介(環3・桐蔭学園高) →HT 平戸奨眞(法3・暁星高)
FW 長尾賢太郎(総3・ヴィッセル神戸U-18)→HT 山本哲平(政1・國學院久我山高)
FW 武藤嘉紀(経3・FC東京U-18

強靭な肉体で相手FWを跳ね返していく久保

強靭な肉体で相手FWを跳ね返していく久保

スタメンは前節と全く同じ。筑波大のパスサッカーを慶大DF陣がどう対処するかが鍵となった。慶大は前半、2トップの武藤嘉紀(経3・FC東京U-18)と長尾賢太郎(総3・ヴィッセル神戸U-18)を前線に残し、残りのフィールドプレーヤー8人が自陣でブロックを作るリトリートから素早いカウンターというサッカーを展開する。4分、慶大はセンターサークル付近でFKを得ると、武藤が素早いリスタートでDFラインの裏に抜け出した長尾にパスを送る。GKと1対1のチャンスを迎えるも飛び出してきたGKが何とかセーブ。得点にはならなかったものの、手数をかけない攻撃からチャンスを生み出した。しかしその後は、パスサッカーを得意とする筑波大にボールを支配される展開となる。しっかりとブロックを形成することで相手にシュートチャンスを与えることはなかったが、「縦パスだったりバイタルエリアで強く行くことができ」(松下純土主将、総4・國學院久我山高)ずに、虎視眈々と狙っていたカウンターへとつなぐことができなかった。じりじりとした試合展開の中、26分、DFラインの裏に抜け出した筑波大・中野がGK福本と交錯しPKのチャンスを得る。これを茸本に落ち着いて決められ1点のリードを許す。その後も筑波大にペースを握られる時間が続き、慶大はチャンスらしいチャンスを作れないまま1点のビハインドで前半を折り返す。

「サイドハーフの2人が疲れているというのと、守備にだけに専念してて攻撃のところで絡めなかった」(須田芳正監督)ことで、後半の頭からFWの平戸奨眞(法3・暁星高)と山本哲平(政1・國學院久我山高)を投入し攻撃の活性化をはかる。前線にフレッシュな選手が入ったことによって、前線からのプレスが機能。これまである程度自由にボールを保持できていた筑波大のビルドアップが乱れ始める。自陣でボールを失うことを恐れ、筑波大がロングボールで打開しようとするも、久保飛翔(環2・済美高)や望月大知(環1・静岡学園高)らが身体を張って跳ね返し、松下や端山豪(総2・東京Vユース)といった中盤の選手がボールを回収。さらにトップの位置で先発していた武藤が左サイドハーフへとポジションを変えたことで、武藤に対する厳しいマークが弱くなり、前を向いてボールを持てるシーンが増える。流れは徐々に慶大へと移っていった。

後半から出場し攻撃を活性化させた山本

後半から出場し攻撃を活性化させた山本

迎えた59分、バイタルエリアでボールを持った端山が右サイドを駆け上がった溝渕雄志(環1・流通経済大学付属柏高)にピンポイントのスルーパスを通す。溝渕がワンタッチでクロスを上げると待ち構えていた松下主将が頭で合わせる。GKの手をかすめて、ゴール右に決まり慶大が同点に追いついた。その後も攻撃の手を緩めない慶大。得点の3分後には、ペナルティエリア手前で武藤、平戸とパスをつなぎ、最後は山本がシュートを放つもポスト直撃。さらにその5分後、敵陣でボールを奪いショートカウンターを仕掛ける。山本が落としたパスを岩田が豪快に右足を振りぬくも、これはわずかにゴール上に外れる。得点への期待感が最高潮に高まった68分、ついに慶大は逆転ゴールをあげる。左サイドでボールを受けた武藤がDFとの1対1を制し、「武藤と目が合っていた」という平戸へと低くて速いクロスをゴール前にあげる。相手ディフェンダーより一歩先にボールに触れ、「気持ちで押し込んだ」シュートが筑波大ゴールへ決まり、慶大は待望の勝ち越しゴールをあげた。その後も果敢に筑波大ゴールを目指して攻撃を続ける慶大だったが、勝利を決定づける3点目を奪うことはできない。逆に何とか追いつきたい筑波大は、センターバックとして出場していた谷口主将が慶大ゴール前まで上がる場面が増えてくる。しかし、慶大DF陣も身体を張った守備で同点ゴールは許さない。終盤、筑波大の猛攻が続くも、3分間のロスタイムもしのぎ切り2‐1で勝利。残留に向けて貴重な勝ち点3をゲットした。

前々節、そして前節は完全に引いてカウンターを狙うサッカーをしていた慶大。しかしこの日の慶大は、前半こそリトリート重視の戦術を採用したものの、後半は前戦からのチェイシングで主導権を握るサッカーで相手を圧倒した。「引くところと出せるところはしっかり出していく」(松下主将)形が上手くはまり、相手の攻撃を封じることに成功。今後、このサッカーを続けていくかどうかは分からないが、守備に関して新たなオプションを得たことは、これから続く残留に目指した戦いにおいて有利に働くだろう。残留ラインとは勝ち点差1で残り5試合。調子を落としている残留を争うライバルたちを一気に追い抜きたい。そして次節は今季最後の早慶戦。昨季からリーグ戦、定期戦合わせて5連敗している難敵ワセダとの決戦だ。目指しているものは違うにせよ、今節以上の熱い戦いが見られるに違いない。残留に向け、こののぼり調子を続けることができるか。 (記事 青山直樹)

以下、慶應義塾大のコメント

●須田芳正監督

(今日の試合を振り返っていかがですか)

うちらは崖っぷちで勝つしかなかったんで良いゲームだったと思います。

(リトリートするところとチェックに行くところの区別がはっきりとしていたが)

前半はリトリートという形でハーフウェイラインからという感じで、後半は負けているという状況だったので、ラインをもうちょっと上げて、後半の10分すぎからは前からプレスをかけるという形で支持しました。

(選手交代の意図はなんですか)

サイドハーフの2人が疲れているというのと、守備にだけに専念してて攻撃のところで絡めなかったんで、フレッシュな2人を入れました。

(中3日というハードな日程だったが)

それは相手も同じなんでね。それは理由になんないし同じ状況なんでね。問題ないですね。

(次節は早慶戦です)

うちらは早慶戦というよりリーグ戦で勝たないといけない試合ですし、勝利しなければいけないと。コンディションを整えて勝利目指して頑張りたいです。

●松下純土主将(総4・國學院久我山高)

(今日の試合を振り返っていかがですか)

前半はボールに当たれないというシーンが多くて結構取られるということは僕たちも予想通りだったんですけど、それにしても縦パスだったりバイタルエリアて強く行くことができなくて、よく1点だけで抑えたなと。逆に後半はしっかりと自分たちで縦パスをつないだり。負けてるということもあったんで強く行けてそれがうまくはまったので、戦術をうまくできたことが2点取れたことに繋がったと思います。

(リトリートというよりも前線から守備に行く形だったが)

前半は引くところと出せるところはしっかり出していくということをやっていたんですけど、引くところで中盤が相手にがっつり行けてなかったんで、それが後半しっかりできたので、うまくはまった結果2点取れたんじゃないかなと思います。

(自身の得点についてはどうですか)

溝渕が良いボールをあげてくれて、最後ぶっちゃけボール見てなくて、当たるかなという感じだったんですけど、うまく当たってくれて入ったんで本当に溝渕のクロスが良かったなという感じです。

(ハーフタイムの監督の指示はなんですか)

後半の最初は前半と同じようにやろうと。0-1で負けてたんで15分くらいたってからは前から行って僕らが主導権を奪い返そうということでやってそれがしっかりできて、僕らも運動量あげてやれたので、そこがうまくはまったポイントなのかなと思います。

(ホームでの試合でした)

完全に僕らが有利というかいつもやってるグラウンドですし、関係者も多く観に来てくれましたし、そういった中で絶対に勝利が必要でチーム状況もそうですし支えてくれる人たちのためにも勝ててよかったです。

(次節は早慶戦です)

個人的には最後の早慶戦で、やっぱり違った思いもありますし、去年から5連敗中なので、そろそろ連敗を止めないといけないですし、次もみんな観に来てくれると思うので、そういう応援してくれる人たちのためにも必ず勝利したいと思います。

●増田湧介副将(環3・清水東高)

(今のお気持ちはどうでしょう)

今日勝てたことは本当に良かったんですけど、まだまだ降格圏内なので、また気持ちを切り替えて気を引き締めてやっていきたいです。

(筑波大は1か月前に大敗させられた相手でしたが、今回の印象は)

相手はすごくいいチームだったので、僕らはチーム全員でしっかり守って全員で攻めるというかたちでやって、今日はしっかり結果が出たので良かったです。

(後半は流れが慶大に傾いていきましたが)

前半0-1で折り返して、このままだともうダメだということをチーム一人一人が感じて、気を引き締め直して後半に臨めたことが後半の追い上げにつながったのだと思います。

(逆転した後は、ひやりとする場面も何度かありました)

2-1になって守りに入るという考えもあったと思うんですけど、そこでもう1点取りにいきたいということもありました。そこのバランスというのが紙一重なので、そこでひやりとするシーンもありましたけど、こっちのチャンスもありましたし、しっかり守れたというのが今日の勝利につながったのだと思います。

(ホームグラウンドでの試合でした)

いつもやっているグラウンドですし、皆がグラウンドのすぐそばで応援してくれたり、他の部活の人が応援してくれたり、そういった部分で慶應のつながりというか一体感を感じることができたので、力に変えてプレーできたと思います。

(次節の早慶戦に向けて意気込みをお願いします)

早稲田にはここ最近全く勝てていませんし、自分たちの順位という面でも本当に負けられない試合なので、準備をする時間は短いですけどしっかり回復して、日曜の試合に向けて頑張っていきたいと思います。

●福本晋也(商4・暁星高)

(試合を振り返っていかがですか)

出場していないメンバーを含めて、4年生全員負けたら引退だという気持ちで迎えた試合だったので、気持ちはすごく入っていました。

(PKを与えて失点してしまいました)

判定に対しては何も異議はないですし、しょうがないという気持ちです。

(試合を通しての自身の出来はいかがですか)

失点してしまったのは反省しなきゃいけないですし、今日はフィールドプレイヤーのみんなのおかげで勝てた試合だったと思います。

(今後の試合に向けて意気込みをお願いします)

目標が残留というのに変わって、今はそれに向かって一体感を持ってやっている。まだ降格圏内にいることに変わりはないので、気を抜かずにやっていこうと再確認しました。

(次戦の相手は早大ですが)

出場ができたら、4年間通じてピッチで早慶戦を迎えるのが初めてになるので、最後という意味もこめて楽しんでいきたいです。

●武藤嘉紀(経3・FC東京U-18

(今日の試合を振り返っていかがですか)

最初は先制点を与えてしまいましたが、後半あきらめずに追いつくことができて、最終的には逆転できてよかったです。

(チームとしての出来についてはいかがですか)

自分たちは失点が多いということで、下がって守り切ってカウンターというプランでしたが、前半早くに失点していたので、後半は前から行こうという指示を監督から受けました。

(後半に平戸選手が投入されてからポジションが変わりました)

平戸は前でしっかりと勝てるので、自分たちがその周りにパスコースを作っていくことができ、攻撃に厚みが出たのかなと思います。

(筑波大の印象はいかがですか)

主力メンバーがずいぶん抜けていたのでここでしっかり勝たないといけないと思っていました。1人1人のパスや個人の技術もうまく、苦戦しました。

(印象的だったシーンはありますか)

同点打と逆転打は、チームとして点を取ろうという気持ちのこもったプレーだったなと思います。

(下田での試合だったことについてはいかがですか)

部員や他の部の人たちも応援しに来てくれて、その人たちの気持ちを背負って今日は絶対勝たないといけないと思いました。いい応援のおかげで気持ち良く戦えました。

(週末はいよいよ早慶戦になります)

前期、定期戦で負けているのでしっかりと借りを返したいと思います。

●平戸奨眞(法3・暁星高)

(今日の試合を振り返っていかがですか)

残留に向けてまた一歩進んだっていう感じです。

(ハーフタイムにはどのような指示がありましたか)

今週ずっとそうやって、プレスかけていくのを哲平(山本)と入ったときやっていて、結果的にそれがうまくはまって良かったです。

(2点目のゴールを決めたシーンについてはいかがですか)

完全に武藤と目が合っていてタイミングもバッチリ合って、気持ちで押し込んだ感じでした。

(相手の筑波大の印象はどうでしたか)

個々の技術が高かったのですが、今日は主力選手が何人か抜けていてそのおかげかもしれないですけど勝ててよかったです。

(プレー中良かった点悪かった点はどこでしたか)

ヘディング競り勝てたことや点決められたことは良かったです。チーム全体でみると3点目取れてたらもっと楽だったので改善していきたいと思います。

(次節に向けて意気込みをお願いします)

4年生にとっては本当に最後の早慶戦になるので僕たち3年から盛り上げて花をもたせてあげたいと、そして残留へもう一歩進めさせたいと思います。

●久保飛翔(環2・済美高)

(今日の試合を振り返っていかがですか)

今日はなるべく安定した守備ができたんじゃないかな、と思います。いつもどおり動けた、というイメージがあります。

(今日の相手は前回敗戦した筑波大でした)

前回負けている相手だったので勝ちたいという気持ちで試合に臨みました。残留を意識したら、こういう試合で勝ち点3を奪えないとこれから厳しくなっていくので、試合内容は置いといて、とにかく勝つということだけを頭において闘いました。

(守備がうまく機能しているように見受けられます)

全体的に守備のコンセプトとしてリトリートというのが挙げられていて、そこで全員の意識統一ができているのでうまく機能しているんだと思います。

(チームの雰囲気は今どうですか)

こうやって残留を目指している中で日体大と筑波大相手に2試合続けて勝ち点が取れたということはすごく良いことだと思いますし、これを機に流れに乗れたらいいな、と思います。

(次の早慶戦に向けての意気込みは)

僕が入学してから早慶戦で一度も勝ったことがないので、とにかく勝ちたいです。

●端山豪(総2・東京Vユース)

(今日の試合を振り返っていかがですか)

結果が求められている中で結果を出すことが出来た点では良かったなと思います。

(勝因はどこでしょうか)

出ている選手はもちろんなんですけど横で応援してくれていた選手の分もピッチにいる人が責任感を持って球際だったり最後まで走ることだったり、そういうところで出ていない選手の応援を力にすることが出来たことが勝因かなと思います。

(前半PKで失点しましたが後半の初めから勝負をかけるゲームプランだったのですか)

できれば0-0でいって点とれた方が良かったと思うんですけど、まあ失点することもあるしその中でみんなが気持ちを切らさずにプレー出来たので後半ああいう風に勝負を仕掛けられるメンタルを保つことが出来たのかなと思います。

(次は早慶戦です)

自分達が負けられない状況にいることに変わりはないし、その中で相手が早稲田ということで。より一層負けられない試合になると思うんですけど今日のことは今日のことで切り替えて、次に向けて準備していきたいと思います。

●溝渕雄志(環1・流通経済大学付属柏高)

(今日の試合を振り返っていかがですか)

今日もこの前みたいに引いた守りで入りました。そこまで崩されてはいませんでしたが、不意な縦パスからPKを与えてしまい先制を許しました。それでもその後いい形こそ作れませんでしたが、追加点を許しませんでした。そして後半気持ちを入れ替えて取りたいところで点を取れて逆転できて良かったです。

(筑波大の印象はいかがでしょう)

ショートパスで繋いでくるチームなので引いてブロックをしっかり作って相手を潰してカウンターを意識しました。やりにくい印象はありませんでしたし、あちらにも主力に出場停止が出ていたので勝てる自信はありました。

(中3日での試合となりました)

試合の終盤には疲労もありましたが、仲間があれだけ応援してくれていますし、勝ちたい一心で気持ちでなんとかしました

(自身のプレーを振り返っていかがですか)

前半は引いて守備に専念して、後半攻めるときにしっかりオーバーラップしてアシストもできました。いい形で前線にも絡めましたし、守備も安定していたので手応えのあるプレーができました。

(そのアシストシーンを振り返ってどうですか)

中央で端山さんや武藤さんがタメを作れるので、前のスペースに自分が出ることは意識しました。あの場面は松下主将以外にも3人くらいいたのであとはピンポイントでボールを供給するだけでした。

(サイドをワイドに使っていたのが印象的でした)

前の岩田副将が中に入る選手なので、彼が中に入った時にうまく自分が出ていくことは練習から意識しました。

(早慶戦は出場停止になってしまいました)

不用意なイエローカードをもらい早慶戦に出られないことは反省しないといけないですが、今はチームが勝つことだけなので自分ができることをやってチームをサポートして大きな1勝ちを掴みたいと思います。

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