【バレーボール】慶大のバレーにもちこめず敗戦 日体大戦

連勝を重ねることはできなかった

連勝を重ねることはできなかった

 

先週、ホームの日吉記念館での2連勝を果たし、調子づいてきた慶大。今週の相手はリーグ戦上位の日体大、東海大と今後を占う正念場を迎えた。3連勝を狙う第7戦の相手は日体大。しかし相手のサーブにうまく対応できず、最高の慶大の力が出し切れない形でストレートでの敗戦となった。

 

5月10日(土)春季関東大学男子1部バレーボールリーグ第7戦 慶大×日体大@日本体育大学 健志台米本記念体育館

 

得点    
慶大 セット 日体大
22 25
14 25
22 25
 

 

流れを引き寄せる丸谷⑥

流れを引き寄せる丸谷⑥

 

 

序盤の滑り出しは順調であった。第1セットは丸谷(環4)のスパイクやブロック、佐藤(環3)の好サーブなどの攻めで、4-1とリードを奪う。その後もブロックを主とした守りで、相手のミスにもつけこみリードを保ったままセット中盤に。ここで日体大は峯村にボールを集める攻撃を見せ、ついに11-11と同点にされてしまう。慶大のタイムアウト後ネット際の激しい攻防があったりと、どちらも一歩も引かない戦いとなり、1点以上差が開くことなく終盤の大事な局面を迎える。20-20と同点となったところで日体大はピンチサーブに4年生の小林を起用し、一気に勝負をかけた。これが慶大にとって大きな痛手となり、サービスエースを含める致命的な3連続得点を許してしまう。ここからの反撃はならず最初のセットを22-25で落としてしまう。

 

 

この流れを断ち切ることはできなかった。「2セット目がすこし崩壊した」(宗雲監督)というように、2セット目開始直後からサーブレシーブが崩壊してしまう。5-11と大きな差が開いてしまうまでの慶大の5得点は、いずれも相手のサーブミスによるものでなかなか攻めにもっていくことができなかった。この状況を打開するためにも佐藤にかえ黒田(環1)を投入するものの、その後も日体大の多彩なサーブに対応することができず差は広がっていってしまった。黒田、柳田(環4)、丸谷(環4)の3人にボールを散らしていくものの、やはり日体大の守りは固い。最終的に14-25となり追い詰められてしまう。

しかし第3セット、慶大の切り替えがうまくいった。「もう一回自分たちのチームスタイルを見失わないように」(宗雲監督)再び佐藤がコートに入るとサーブレシーブが安定し、同時に守りが固まった。柳田のスパイクや稲田(環4)のクイックがうまく決まり、一時は7-2と5点差にまでリードを広げ試合を進めていく。しかし日体大も山田の攻守における活躍で追いすがる。ツーアタックといった多様な攻めをする日体大に、こちらもクイックを織り交ぜる攻めで対抗するものの山田を止めることができない。終盤に20-21と逆転されるとそのまま流れをつかまれ、22-25とストレートで敗戦となった。

 

 

守りからリズムをつかむ

守りからリズムをつかむ

結果的にはストレートでの敗戦となったが、敗因は自分たちのバレーが崩れた場面があったことで、決して力の差が大きかったわけではない。実際第1セットと第3セットではサーブカットやブロック、レシーブといった守備が機能し、攻撃につなげていくという場面が何度も見られていた。これは慶大が開幕前から目指していたチームスタイルであり、今の慶大にとって理想の戦い方である。この戦い方がどんな場面においても通用するようになったとき、その時慶大の力は計り知れないものとなるだろう。

 

 

(記事 中田健太)

 

監督・選手コメント

宗雲監督

(今日の試合を振り返って)サーブに少し押されてしまって、サーブレシーブがすごく悪くなってしまって、それと自分たちのサーブで1セット目の最初しか押せなくて、まったく後は向こうの堅い守りに阻まれて好きなようにコンビネーションをされてしまって、ブロックが右往左往してしまって全く対応できなかったです。完敗ですね。(2セット目ではレシーブが崩れ、攻めにもっていけない場面もありましたが)そうですね。正直守備力として日体大さんと慶大では大学生と高校生くらいの差があるので、なおかつ強いサーブまたは散らすサーブを入れられてきて、まず自分たちが何をしないといけないのかが多すぎて優先順位が無くなってしまったというか、色々なことをしないといけないということで慌ててしまったと思います。(2セット目と3セット目で選手の入れ替えがありましたが)2セット目がすこし崩壊したので、黒田選手は1年生でのびのびやってくれていいんですけど、まずもう一回自分たちのチームスタイルを見失わないように、もう一回サーブレシーブをたててやり直すというのを、そういうことを意思表示するためにも佐藤選手を戻しました。途中までうまくいったんですけど要所のところで3連続失点とかあって、あの辺で少しもう少し攻撃の、誰に打たせるかというのを考えようという話をしたので、その辺は明日の課題ですね。(明日はチーム一丸で戦う東海大ですが)日体大と同じように守備も固いし、サイドの選手も良く打つので一つ一つ粘りながら、今日も第1セットと第3セットでは紙一重な部分もあったので、そういうセットを明日はものにしながらどんな形でもいいので3つ先にセットを取りたいと思います。

 

柳田将洋 主将

(今日の試合を振り返って)正直勝てる試合だったんですけど、それを結果的に落としてしまって非常に悔しい思いをするゲームだったと思います。(相手のジャンプサーブへの対策は)サーブが強いのはだいたい分かっていたので、崩れたときの自分達の攻撃の組み立て方とかはだいたいは練習していたんですけれど、それがあまり形にはまらなくてなかなか点に結びつけることが出来なかったです。(前の試合から一週間空きましたが)一週空いたことによる影響は特になくて、逆に僕らは一週空いてチームの形を固めることができたのかなって思っていたつもりです。(明日の東海大戦にむけて) 今日の負けは完全に忘れて、明日の東海大戦は新しい気持ちで挑んでいきたいです。

 

出場選手

サイド 柳田将洋(環4・東洋高)  
セッター 野口剛志郎(環4・東福岡高)  
センター 上田悠貴(総3・生野高)  
サイド 佐藤凜太郎(環3・東北高)  
サイド 丸谷将大(環4・東筑高)  
センター 稲田聡典(環4・日向学院高)  
リベロ 野瀬将平(環3・東福岡高)  
途中出場 諸橋泰良(理3・慶應高)  
  上野素希(文2・甲陽学院高)  
  池田裕哉(環2・北嵯峨高)  

 

黒田彪斗(環1・富山一高)

 

第8戦は5月11日(日)、日体大健志台キャンパスにて第二試合、相手は東海大との戦いになります。当日はTwitterでの速報に加え、ケイスポのWeb上に記事を公開いたしますのでご期待ください!

コメント

タイトルとURLをコピーしました